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板橋区のラーメン店
道頓堀どうとんぼり
【所在地】東京都板橋区成増2-17-2 【お店の地図】
【電話】03-3939-6367
【定休日】水・木曜日
【営業時間】11:00〜14:30/17:00〜20:30
【最寄駅】
○東武東上線 成増駅 徒歩3分
○東京メトロ有楽町線 地下鉄成増駅 徒歩2分

【メニュー】
○中華そば580円、ちゃあしゅうめん800円、特製中華そば850円
○塩らーめん600円、塩ちゃあしゅうめん820円
○つけめん630円、ちゃあしゅうつけめん850円、特製つけめん900円
□味付け玉子50円、焼き餃子430円、水餃子500円、ねぎみそちゃあしゅうめし250円


【系統】鶏魚介系東京ラーメン

【お店について】
 1984年10月創業。閑静な住宅街に突如現れる行列。駅から離れた目立たない場所という立地にも拘らず、噂を聞きつけ訪れるファンが多いお店。このお店のご主人は「らあめんべあ@原宿・閉店」出身。屋号は「道頓堀」とあるが、大阪とは関係がない。
 正式名は「中華めん処 道頓堀」。成増1丁目の閑静な住宅地にあった店舗から、こちらの川越街道沿いに2003年11月に移転。駅から7〜8分かかった場所から、2〜3分となり、ずっと近くなった。赤地に黒のレリーフ文字の看板と電飾看板、それに麻布の白い暖簾が目印。壁にかけられた中華鍋に営業時間が書かれている。外の行列に並び、暫くして店内に入る。これで客席へ、と思ったら、なんと2階(スタッフルーム)へと続く階段にも待ち客がいる。階段を上り最後尾につく。階段で待つのは、心理的にちょっと不安。店内は奥行きがあり、大正レトロ調を意識した木の温かみのある内装。カウンター上の40ワットのブラケットライトの照明が落ち着いた雰囲気を出している。カウンター10席、テーブル席8席、席幅はゆとりがある。厨房では「成増道頓堀」というロゴ入りのTシャツを着た4人の男性スタッフ、ホールには世話好きで饒舌な女性スタッフが一人いる。
中華そば+味付玉子・道頓堀
 本日は「中華そば」+味付け玉子。シンプルな中華そばに見えるが、豊かで味わい深いスープ。口の中に含むと醤油味と芳醇な魚介の香りが心地よい。円やかで深みがあり、味わうほどにコクと旨みが広がる。スープは味の安定を図るため、呼び戻し(前日のダシに、新たに素材を加えてダシを摂る)の手法を取り入れている。麺は中太平打ちのストレート自家製麺。小麦粉がギュッと詰まったような力強さのある麺で、スープとの一体感もあり美味しい。チャーシューはモモ肉が2枚ついている。締まったものではなく、柔らかさのあるふっくらとした仕上がりとなっている。味付け玉子は適度に味の滲みた白身、トロリとした液状の黄身。価格がなんと50円とは嬉しい限り。海苔は厚手で風味あり。メンマはコリコリとした食感、味付も程よく美味しい。他の具はナルトとネギ。
【掲載】2006年7月 【行列】14人 【らーめんの王様】★★★★★

道頓堀@成増・らーめん自由区
 本日は「特製中華そば」。ゲンコツ・豚足・鶏ガラの動物系、煮干・宗田節・鰹節などの魚介系、それと香味野菜をブレンドしたスープ。醤油ダレには関東産と山形産の醤油をブレンドしたものを使用している。あっさりとしていながらもダシの厚みがあり、後を引く味。最初は穏やかに感じるスープも、千葉県白子産の煮干の香りが前面に出て心地よい。塩梅も丁度良く、思わず飲み進んでしまう味わい。このバランスの良いスープに平打ち太麺が良く合う。開店当初から「大栄食品」製の麺を使用していたが、2002年9月より、自家製麺に変えた。表面が滑らかで、啜り込む際の舌触りは申し分がない。厚めに切られたモモチャーシューも絶品。柔らかくとてもジューシー。コーンと鳴門産のワカメは個々に食べると美味しいが、麺とスープに対して、必ずしも適した具とは思わない。
 立地条件は良くないものの、知る人ぞ知るのお店。完成度の高さと良心的な価格で満足ができる。
※旧店舗時代の訪問記事。
【掲載】2003年 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★★
手打つけ麺 欣家きんや
【所在地】東京都板橋区高島平1-62-6-101 【お店の地図】
【電話】03-3934-3016
【定休日】日曜
【営業時間】11:00-15:00/17:00-21:00
【最寄り駅】都営三田線 西台駅 徒歩7分
【メニュー】
○きんやらあめん580円、竹の子入りらあめん680円、キムチ入りらあめん750円、肉入りらあめん850円、スペシャルらあめん930円
○きんやつけめん580円、竹の子入りつけめん680円、ほらふきざる2200円

【系統】和風だし系東京ラーメン
【お店について】
 2000年10月創業。西台駅周辺には大きな都営団地と公団住宅がある。その割りには人影が少ない住宅街にあるお店。店内に入るとそこはカウンター10席、テーブル席8席の清潔感溢れるゆったりとした空間。近所の人で賑わいを見せる。カウンターの上には高知産の乾燥ゆず粉が置いてある。
欣家@西台・らーめん自由区
 本日は「きんやらあめん」。ゲンコツ、鶏ガラの動物系をベースに、昆布、椎茸、煮干、鯖節、鰹節、アゴ、そして、目光(メヒカリ)を使用した和風スープ。目光とは学名「アオメエソ」。名前の通り目がキラキラ輝き、寒流と暖流が交わる潮目の深海で獲れる魚。店主の出身地、福島県小名浜港で水揚げされたものを一夜干しにして炙ったものを使用している。白身だが適度に脂がのっており、酒の肴として重宝されている。東京ではあまり馴染みがない。一口飲むと魚介の旨味が広がる。煮干などの魚特有の臭みがなく、力強く引き寄せられるというよりは、ついつい飲んでしまう調和の取れた滋味深い味だ。麺は自家製麺で、大勝軒@東池袋と同じ製麺機を使用している。ラーメンには180gの中太縮れ麺、つけめんには250gの太麺を使用している。コシを出すため一晩寝かせている。確かにコシが強くツルツルとした口当たりでスープがよく絡み美味しい。肩ロースのチャーシューは厚めで柔らかくジューシー。適度に歯応えのあるメンマが多めに入っているのが嬉しい。
 このお店の名物として1500gの麺(5〜6人前)を使用した「ほらふきざる」というつけめんのメニューがある。もちろん、つけダレも人数分提供してくれるので、美味しい麺をグループで楽しむことが出来る。店主曰く、開店時間より1時間後がスープのベストコンディションだそうで、それを目安に行くのも良い。
【掲載】2005年3月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★★
菜な笑ななえ
【所在地】東京都板橋区小豆沢3-5-4 【お店の地図】
【定休日】火曜
【営業時間】11:00〜22:30/17:00〜20:30
【最寄り駅】都営三田線 志村坂上駅 徒歩3分
【メニュー】
○らーめん550円、みそらーめん650円、ワンタンめん700円、ネギらーめん750円、タンタンめん800円
○つけめん650円

【系統】中華レストラン系東京ラーメン
【お店について】
 可般消防ポンプのトップメーカーであり、船外機等も扱う「トーハツ興産株式会社」が経営するお店。隣接するイタリア料理店「プチアーナ」も同じ経営。元々「ラーメンあずま」であったが、店長の独立を契機に「大成食品」の開業支援を受け「麺彩房@沼袋」のノウハウを生かしたラーメン専門店を2003年11月に開店。店名を「菜な笑」とする。その後、2004年6月にリニューアルし、中華料理・定食を出すお店に路線変更をした。
 板橋総合病院前にあり、ブラウン調の板材を使ったシックな外装とエメラルドグリーンで書かれた店名の文字が目印。カウンター11席、テーブル席8席で、曲線状のカウンターと配置が変わっている。地元の家族連れが多いようだ。
菜な笑@志村坂上・らーめん自由区
 本日は「らーめん」。スープはゲンコツ、背骨、豚足、モミジ、大山鶏の胴ガラ等の動物系と野菜、昆布、ウルメイワシ、鯖、鰹節、煮干の出汁を併せたもの。醤油ダレは焼き豚の漬け汁に、ナンプラー、味醂等を入れて寝かせたものを使用。適度な油と醤油ダレの風味を感じるあっさりとした味だ。出汁の風味や旨味は探りに行かないと判りにくい。やや平板か。中細の縮れ麺は大成食品製で加水率50%の多加水麺。深ザルで湯切をし、スープに入れた後に麺をほぐしておらず固まりのままだ。麺同士がくっついており食べ辛い。チャーシューは肩ロース肉の煮豚で炙ってある。やや臭みが残り肉質が硬め。味玉は味付薄めのゼリー状。メンマは台湾産で適度な味付で柔らかい。
 「麺彩房」のスタイルや味、そのアレンジを期待すると当てが外れる。ファミリーレストランと同様に、家族連れで中華を楽しむ、或いは定食を食べる向きには良い。
【掲載】2005年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
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