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目黒区のラーメン店
れん
【所在地】東京都目黒区中目黒2-7-14 【お店の地図】
【定休日】月曜、火曜の夜 祝日は営業(翌日休み)
【営業時間】11:30-14:30/18:00-翌1:00
【最寄駅】東急東横線 中目黒駅 徒歩15分

【メニュー】
○らーめん600円、らーめん(小盛り)500円、らーめん中盛り700円、味玉らーめん700円、チャーシューらーめん800円、特製らーめん900円
○麻辣担々麺800円
○つけめん750円
○海南鶏飯300円、他

【系統】家系ライク系豚骨醤油ラーメン

【お店について】
 2005年5月創業。正式名「らーめん蓮(れん)」。このお店のご主人は「誠屋@八幡山・杉並区」の出身。「誠屋」は「百麺(ぱいめん)」の流れを汲むお店で、「百麺@農大前本店・中目黒店・板橋店」の運営はWeb及び外食事業を専門とする会社なので、家系との繋がりはない。
 中目黒と目黒駅の中間に位置するこのお店、駅からは山手通りをひたすら歩き、そろそろかなと思いつつ、なかなか辿り着けない場所にある。山手通り沿いの目黒警察署の並びにある。バスを利用して警察署前で降りる手段もある。板材に黒のレリーフ文字の店名、大きめの置き看板が目印。店内は、ウッディな内装で落ち着く雰囲気。カウンター11席。カウンターを照らすのは裸電球。客席の後ろ側は余裕がある。
味玉らーめん・蓮@中目黒
 本日は「味玉らーめん」。ビジュアル的には家系スタイル。先ほども述べたとおり、横浜の家系とは繋がりはない。言わば、家系ライクに属する。
 スープの表面には鶏の油が多めに浮き、温度が下がると縮緬皺が寄る。ダシは豚骨、背ガラ、豚頭、鶏ガラに昆布や野菜を加えたもの。家系を少しマイルドにした感じ。鶏のダシが強めに効いている。旨み成分は強めで、塩分も強い。しょっぱさと旨みとが同時に舌を刺激する。そして飲み進むと甘みも口の中に広がってくる。この強い味は、人により壷にはまる味かもしれない。

 麺は「田中製麺」製の中太麺のストレート。多加水率で、ムチッと詰まった感じのする麺。ややウエーブがあり、家系のモッチリした麺に比べるとがっしりとした印象。チャーシューは肩ロースで、2枚載っている。味付けがしっかりとついており、柔らかくて美味しい。小松菜はシャキとしていて、コッテリ感のあるスープに対して、サッパリ感があり相性の良い具。味玉は白身の味付が薄めで、黄身がゼリー状。サイドメニューには、シンガポールやマレーシアの名物料理のチキンライス「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」がある。もちろん本格的なものというよりは、ミニ丼にまとめた海南鶏飯風。スタッフの女性がシンガポールに6年滞在したことがあり、その要望により加えられたメニューで評判も良い。

 家系スタイルを取り入れたラーメン。インスパイアとか亜流と呼ぶかは別として、ラーメンのスタイルとして認知され、今後も廃れることのないもの。近隣に同様の味のお店がなければ、迷わずこのお店に通う人は多いと思う。
【掲載】2006年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
八の坊はちのぼう
【所在地】東京都目黒区中根1-1-10 【お店の地図】
【定休日】水曜
【営業時間】11:30-15:00/18:00-翌1:30 (日祝)〜23:30
【最寄駅】東急東横線 都立大学駅 徒歩2分

【メニュー】
○とんこつ醤油ら〜めん650円
○スープやきそば850円
○チャーシューご飯250円
◆味付け玉子+100円、のり増し+100円、ほうれん草+150円、チャーシュー増し+200円、他

【系統】豚骨醤油系スープやきそばラーメン

【お店について】
2006年1月創業。正式名は「麺家八の坊」。白い長めの麻の暖簾、白字に黒で書かれた店名の電飾看板が目印。以前は、天麩羅屋さんだったそうで、その雰囲気が残った外観。最近では珍しいサッシではない昔風の引き戸。黒を基調とした店内はこじんまりとした空間で、V字型カウンター7席。客席の後ろ側が狭いため、スタッフが後片付けをする際には、通用口から一旦外に出て、入り口に回らなければならない。メニューを見ると「とんこつ醤油ラーメン」と「スープやきそば」の2本立て。肩ロースのチャーシュー・ネギ・青菜・大判の海苔がのったオーソドックスなものと焼きそばを醤油スープにいれたもの、後はトッピング類。「とんこつ醤油ラーメン」はアッサリ味にもできる。BGMはJAZZ。
 このお店を特徴付けるメニューはなんといっても「スープやきそば」。世の中にカレーラーメンがあるぐらいなので、「何か新しいラーメンを開発しよう」と考えた場合、思いつくものの、実際作ってみようとすら思わない組み合わせ。ところが、実際には探せばあるもの。栃木県那須塩原地方の隠れた名物となっているのが「スープ入り焼そば」。知られているお店は「食堂釜彦」と「こばや食堂」の2件。但し、これらのお店との繋がりはなく、その再現でもない。独自の着想を基に編み出したメニューのようだ。
スープやきそば@麺家八の坊
 本日は「スープやきそば」。制作プロセス(過程)は、平打ち中太麺を固めに茹で、水で締める。サラダ油を絡めて1時間程寝かす。中華鍋で、白菜、キャベツ、もやしを炒め、ウスターソースで軽く味付けをする。それをスープに投入。チャーシューと紅生姜をのせて完成!。どんぶりはやや小ぶり。スープの一口目は背脂の甘みとウスターソースの酸味がやや感じられる。焼きそばの炒め油の匂いと香ばしさも追って香ってくる。しつこさはなく面白い味。スープそのものはライトな豚骨で後味は良い。最初は、焼きそばを食べているような錯覚を起こすが、食べ進むとやはりラーメン。

 中太平ストレート麺は、少し焦げ目の入った麺。麺を炒めているので、詰まった感じのするやや硬め。スープとの馴染みは弱いが、食べ進むと丁度良くなる。シャキシャキとしたもやしとキャベツの食感も効果的。刻んだ肩ロースチャーシューが6枚入っていて、適度な硬さで美味しい。他の具は紅生姜。

 野菜と麺を炒めた際の油の香りが焼きそばを感じさせる。ミスマッチではなく、むしろ新感覚のラーメンとして受け入れられる。万人に受け入れられるかどうかは別として、食べ物としてはなかなか面白い。まさにオンリーワン。怖いものみたさと話題性で訪れる価値はある。
【掲載】2006年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
かづ屋かづや
【所在地】東京都目黒区下目黒3-6-1 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜24:00
【最寄り駅】
○JR山手線 目黒駅 徒歩13分
○東急目黒線 不動前駅 徒歩11分

【メニュー】
支那そば630円、ワンタンメン890円、叉焼メン950円、チャーシューワンタンメン1200円
つけそば730円、他

【系統】たんたん亭系東京ラーメン

【お店について】
 杉並区浜田山の名店「たんたん亭」で修行をし、独立後の1989年6月に開店。店名は店主である「数家」氏の苗字に因んでつけたもの。カウンター5席、テーブル席20席でゆったりとした空間。地元のリピーターが多く訪れ賑わっている。
かづ屋@目黒・東京ラーメン
 本日は「ワンタンメン」。丸鶏・豚骨・牛スジ・テール等を煮込んだ動物系と野菜類、そして昆布・鰹節・鯖節・煮干で摂る魚介系のスープをブレンド。澄み切った透明感のあるスープはたっぷりと入っている。他のたんたん系列のお店よりもよりあっさりとした味わいだ。淡くパンチ力が弱めだが、塩分が控えめな分、飽きがこず最後の一滴まで飲み干せる優しい味わいだ。卓上には揚げネギがあり、これを入れると味の深みが増して更に美味しくなる。もちろん味が変化してしまうので中盤入れて味わうと良い。
 中細の手もみ縮れ麺は、カンスイ少なめの自家製麺。スルスルと滑りがよくスープの絡みも良い。チャーシューは外側に焼き目がついた焼き豚。タレに浸けた後にオーブンを使って焼き、蜂蜜ダレに浸けて仕上げており手間がかかっている。小ぶりだが噛み心地の良い逸品。メンマは味付けは程よく歯応えは柔らかめ。ワンタンはてるてる坊主のような皮がピラピラで具沢山。生姜の微かな風味のする肉がたくさん入ったジューシーな味わい。他の具の量が少なめのたんたん亭系のお店では、ワンタンメンを頼むのが定石。

 お腹が満たされたところで、帰りには近くにある貴重な標本を展示した「目黒寄生虫館」や多くの羅漢像を展示した「羅漢寺」に立ち寄ると良い。但し、行く順序は間違えないように、あくまで食後に。
【掲載】2005年5月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★☆ 目黒区のラーメン店リスト
海新山かいしんざん
【所在地】東京都目黒区五本木2-53-8 【お店の地図】
【定休日】水曜
【営業時間】12:00〜15:00/18:30〜22:00
【最寄り駅】東急東横線 学芸大学駅 徒歩7分
【メニュー】
スペシャルラーメン(醤油・味噌・塩)1000円、スペシャルワンタンメン1100円、上々ラーメン1500円(醤油・味噌・塩)、他

【系統】中国料理系東京ラーメン

【お店について】
 駅より代官山方面へ線路沿いに歩いて、五本木交番近くの路地にあるお店。創業は1967年9月。このお店のご主人は自称「宇宙一のコック」と豪語し、料理理論(薀蓄)を客に語りだしたら止まらないことで知られている。店の前に立つとビニール製の庇に店名、その下の填めガラスに「古代中国料理」とある。やっている雰囲気はないが、営業中の札が掛かっている。内心、薀蓄(うんちく)をえんえんと語られたらどうしようかと思いつつ戦々恐々としながら入店。
 名物主人はおらず女性が厨房に立つ。カウンターではお孫さん(?)が丁度食事中。何を食べているか気になったが詮索するのはやめた。店内はカウンター3席、円卓7席とこじんまりとしている。横に続く座敷は団体専用にも思えるが私的スペースという感じで私物が山積みとなっている。カウンター横の冷水機には「NASA開発の水」という張り紙が貼られている。うーん謎だ。静寂が漂う室内に座っていると、お店の中にいるというより、初めて訪問した他所様の食卓にお邪魔しているというような錯覚にとらわれる。メニューを見るとオムライス、チャーハン、焼そば、餃子などがある。

海新山@学芸大学・らーめん自由区
 本日は「スペシャルラーメン」。値段もスペシャル。煮干やスルメ、蜆などのダシがベース、それに甲殻類・海藻類を粉末状にしたものや動物類を煮出した際に出てくるコラーゲン、漢方食材など60種類以上の素材を加えてスープを作っている。一口飲むと複雑でスパイシーな味が口の中に広がる。漢方というと香りが強いイメージ、しかし、クセは僅かにあるが食べやすい味に仕上がっている。中細縮れ麺はスルスルと口に収まる。具としては小ぶりのチャーシュー2枚、メンマ、海苔、ほうれん草、ネギ、三つ葉がのっている。
 医食同源をコンセプトにしたご主人の海新(会心)の薬膳ラーメン。その老舗でもあり、美肌効果で知られるコラーゲンを特化したラーメンということでは貴重だ。一食では効果は現れないので、効果を得たい方はリピーターになるしかない。
【掲載】2005年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
麺左エ門・閉店めんざえもん
【所在地】東京都目黒区鷹番2-20-19
【定休日】月曜
【営業時間】11:30〜15:00頃
【最寄り駅】東急東横線 学芸大学駅 徒歩3分

【メニュー】
○らーめん700円、味玉らーめん800円、特製らーめん900円
○つけ麺750円
◆のり+100円、メンマ+100円、チャーシュー+300円、他

【系統】青葉インスパイア系東京ラーメン

【お店について】
 2004年9月創業。学芸大学駅東口を出て賑やかな商店街を直進し、人通りの少ない路地に入って暫らく歩くと、手書きで書かれた看板が見える。個性的、味のある字というよりは単に上手くないだけ、その分目立つ。店名が右肩上がりに書かれているので、商売もこのように上昇していくことを暗示しているかのようだ。店内に入るとコザッパリとした感じで清潔感が漂う。コの字型のカウンター10席は横のゆとりがあるので落ち着いて食事が出来る。ここのご主人は近所で焼き鳥屋も経営している。

麺左エ門@学芸大学・らーめん自由区
 本日は「味玉らーめん」。パッと見て「青葉@中野」を連想させる青葉インスパイア系。あさつき以外は見た目が酷似している。高めの値段設定は原価率が高いことによるものと思われる。乳化した豚骨、鶏がらスープに魚介だし、鯖節や鰹節、煮干の香りが立ち上り美味しいスープだ。節系のえぐみもなく、コクがあるのにキレもある後味の良いスッキリとした味わい。温度は熱いというよりは温かい、当然ながら後半はややぬるさを感じてしまう。中太の縮れ麺はもちもちとしていている。粗挽き胡椒がかかった肩ロースのチャーシューはホロホロと崩れるような柔らかさで味わい深い。メンマは太めでコリコリとした食感とやや酸味のある味が良い。味付玉子は程よい味付で黄味がトロリと流れ出す。
 魚介の風味を飛ばさず且つ温度が熱めであれば、奥深い味わいは更に食欲中枢を刺激する絶品となるであろう。
【掲載】2005年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
時源しぅおん
【所在地】東京都目黒区鷹番2-8-22 【お店の地図】
【定休日】月曜
【営業時間】11:30〜翌2:00 (日曜)〜21:00
【最寄り駅】東急東横線 学芸大学駅 徒歩3分

【メニュー】
塩らーめん650円、醤油らーめん650円、味噌らーめん750円、地鶏らーめん750円、葉月特らぁめん950円
つけめん(醤油・塩)750円、塩つけ麺800円
【トッピング】
味玉、コーン、バター、海苔各100円、ネギ200円、チャーシュー350円、他

【系統】中華そば系東京ラーメン

【お店について】
 駅より東商店街をまっすぐ進んで右側にある。ゼピア色地に白で書かれた店名のロゴが目印。2004年2月に開店。「喜輪味」、「ラーメン隊」が元あった場所。店名の「時源」は「じげん」ではなく、「しぅおん」と読む。韓国(朝鮮)語の読み方だそうだ。カウンター8席とテーブル席4席の清潔感あふれる店内でまだ真新しい。ご主人は元蕎麦職人。
時源(しぅおん)@学芸大学・らーめん自由区
 本日は「醤油ラーメン」。大山地鶏(鳥取)の丸鶏と豚、魚介、野菜、果物、漢方等で摂られたスープは琥珀色の正しく清湯スープ。極めて淡くすっきりとした味わいで後味が良い。ダシの旨味が前面に押し出るというよりは、探りにいってジワジワと伝わってくる感じ。いくら飲んでも飽きがこず全部飲み干せる。麺は「大黒屋製麺」製の中細縮れ麺で、細麺と太麺から選べる。頼んだのは細麺、適度にコシがあり、プリプリとしていて啜るとスルスルと口に収まる。チャーシューはバラ肉で柔らかく、脂はやや多い。メンマは味付がしっかりとしたやわらかいもの。その他、海苔、ネギ、ほうれん草が載っている。
 流行を追わず、澄み切ったスープに潜む旨味は中国料理のラーメンに近い。油が少なめで年配の人でも安心して楽しめる一杯。
【掲載】2004年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
嚆矢こうし
【所在地】東京都目黒区駒場2-4-6 【お店の地図】
【定休日】水、木曜
【営業時間】11:30〜14:00/17:00〜21:00
【最寄り駅】井の頭線 駒場東大前駅 徒歩3分

【メニュー】
 しなそば700円、わんたん700円、香麺900円、わんたんめん1000円、ちゃあしゅうめん1000円、とりそば1000円、ちゃあしゅうわんたんめん1250円、煮込み玉子100円他

【系統】たんたん亭系東京ラーメン

【お店について】
 近頃、店名も個性化の時代。辞書がないと読めない漢字や店名の由来は何であろうかと思わせるものも多い。「嚆矢」とは別名「鏑矢(かぶらや)」。矢の先に穴のあいた木の実のようなものがついており、これを射ると「ビューン」という音が鳴る。昔の中国の合戦の時に戦闘の合図としてこの矢を最初に放ったそうである。
 涼しげな模様の暖簾をくぐり店内へ。このお店のご主人は「はるばる亭@経堂」の出身で2004年5月に開店。「はるばる亭」といえば「たんたん亭@浜田山」仕込みのラーメン、そして長居をする先客のために待たされることで知られているお店である。それは具材を肴に酒を飲む常連客が多いため。「はるばる亭」よりも広いカウンター14席程に先客4人が昼下がりに酒盛りをして盛り上がっている。そのスタイルは踏襲されているようだ。中高生には特別サービスとして「同料金で麺大盛りor100円分のトッピングをサービス」と謳われているが常連さんがいる時には寄り付けそうも無い。

嚆矢@駒場東大前・東京ラーメン
 本日は「わんたんめん」。動物系と魚介系が融合されたスープは淡麗な味わいで、味を探るように飲み進むうちにその旨味とコクが舌にジワジワ伝わってくる。穏やかな鶏のダシと海産物のダシが上手にブレンドされていることを感じさせる。麺は中細の縮れ麺。かん水少なめで加水率の低い大栄食品製。最初はボソボソとした感じだがスープを吸い適度なコシもあり、スルスルと口の中にに納まる。わんたんは大ぶりの肉が入っており食べ応え充分。味付けは胡麻油と胡椒と分かりやすい味で、胡麻油の風味がスープに移りやすいので、お店お薦め通りの食べ方で別添えの唐辛子味噌をつけて単独で頂くと良いかと思う。チャーシューはローストされた焼き豚で肉の旨味が閉じ込められた秀逸の品。
 日本蕎麦屋でダシ巻きや蕎麦掻で一杯やりながら最後にもり蕎麦でシメるというスタイルがあるので、ラーメン屋でもこのスタイルがあっても良いかと思う。居酒屋感覚で利用してみてもまた一味違った楽しみ方を発見できるかもしれない。
【掲載】2004年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 目黒区のラーメン店リスト
中華蕎麦ぷかぷか
【所在地】東京都目黒区上目黒 2-6-9 【お店の地図】
【定休日】日曜
【営業時間】11:00〜14:00/17:00〜21:00
【最寄り駅】東急東横線 中目黒駅 徒歩2分

【メニュー】
 ラーメン700円(塩・醤油)、味玉ラーメン(塩・醤油)800円、チャーシューメン1000円(塩・醤油)、味玉チャーシューメン1100円、つけ麺700円、味玉つけ麺800円、チャーシューつけ麺1000円、他

【系統】和風だし系東京ラーメン

【お店について】
 渡辺樹庵氏プロデュースのお店。ビルの奥まったところにある。店内はカウンターのみ10席。茶色の帽子に赤いエプロン姿の若いスタッフが厨房に立つ。ちなみに看板は店主の手づくりだそうである。
ぷかぷか@中目黒・東京ラーメン
 本日は「味玉ラーメン」の醤油。構成としてはニンニク油入りの塩と鶏油入りの醤油の2種類の味。スープは鳥取産の丸鶏ベースに「福来純」のみりんや「本膳」の醤油を使用。スープはあっさりしながらも鶏の旨味が出て、柔らかくキレのある味。魚介系はやや控えめで味付けは濃い目。麺は三河屋製麺製で中細ストレート麺。スープとの相性も良い。チャーシューはホロホロとした柔らかさで美味しい。メンマは太めで歯応えのある食感。味玉は味の染みたトロリとしたもの。
 渡辺系列の中では魚介よりも鶏の旨味を前面に出した違った味わい。印象度からすれば強烈なものはないが、トータルバランスの取れた一杯と言えよう。
【掲載】2004年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
いちばんや
【所在地】東京都目黒区自由が丘 1-12-3 B1 【お店の地図】
【電話】03-5701-5138
【定休日】月曜
【営業時間】11:00〜スープ終了まで
【最寄り駅】東急東横線 自由が丘駅 徒歩3分

【メニュー】
 三年熟成醤油ラーメン800円、三年熟成醤油三種入り980円、しろ醤油ラーメン800円、しろ醤油三種入り980円、深煎り胡麻コクラーメン800円、深煎り胡麻コク三種入り980円、とうがらし香油ラーメン880円、他

【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
 お洒落な街に登場した、お洒落なラーメン屋さん。狭い階段を下った地下一階にあるお店だが、地下から地上までの階段には行列が出来ている。食べ終わった客が出てくる度に階段の待ち客は壁に張り付いてつぶれたカエルになる。仕事が丁寧なためか回転は速くない。
 店内にたどり着くと別世界が広がる。L字型のカウンター15席のみだが、落ち着きのある広々とした空間だ。入口から始まる空間設計がしっかりしており、インテリアも凝っていてセンスの良さを感じさせる。
いちばんや@自由が丘・東京ラーメン
 本日は「厳選三種入りラーメン」。価格設定は高めだが、吟味された素材を使用していることを考えると妥当なのかもしれない。スープは豚骨・丸鶏・昆布・鰹節・鯖節・煮干・炒り大豆と数種の熟成醤油を使う。また、鰹節の10倍ものグルタミン酸等の旨味成分があるという鮭節を使用している。素材同士が喧嘩せず、突出せずマイルドで優しい味である。オーストラリア産プライムハードという小麦を使用した中細ストレート麺は無カン水で小麦の味がして美味しい。伸びやすいため表面が卵白でコーティングされている。具材として珍しいのはマグロの香味焼き、粗挽き胡椒が刺激的だ。
 お店のコンセプトが明確に打ち出されいて洗練されている。女性客に好まれそうで自由が丘という場所に適したお店。
【掲載】2003年 【行列】16人 【らーめんの王様】★★★★☆ 目黒区のラーメン店リスト
支那そば 勝丸かつまる
【所在地】東京都目黒区目黒2-8-10アーバン目黒ビル 【お店の地図】
【電話】03-5434-5320
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌4:00(L..O3:30)
【最寄り駅】JR山手線 目黒駅 徒歩10分
【メニュー】
○支那そば正油650円、支那そば塩650円、ミックス(正油+塩)650円、支那そば味噌700円、屋台物語700円、中太背脂麺700円、和風鶏白湯750円、ネギラーメン750円、みそバターラーメン800円、ワンタンラーメン850円、特上焼豚麺1000円
○正油つけめん850円、みそつけめん900円、他

【系統】中華そば系東京ラーメン

【お店について】
 このお店のご主人は青森県津軽市出身。タクシードライバーをしつつ、ラーメン店を開くことを目指す。1971年にトラック屋台でラーメン店を始め、1984年に港区白金台にお店を開業。1991年に移転し、この場所にお店を構える。横浜ラーメン博物館にも出店し一躍有名店となる。厨房に立つのは50代のおじさん達。客もサラリーマンのおじさん達ばかりということで男の東京ラーメンという硬派の感じのするお店。カウンター14席。
勝丸@目黒・東京ラーメン
 本日は「正油ラーメン」。ゲンコツ、背脂、煮干、昆布で摂ったスープはあっさりしているようでガツンと来るしっかりとした味。中太の縮れ平打ち麺は卵白を使った特注麺。スープと絡み、旨さを引き立てる。スープの種類も選べるのが嬉しい。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
麺 たま川・閉店
【所在地】東京都目黒区目黒1-6-15
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】11:30〜15:00/18:00〜23:00
【最寄り駅】JR山手線 目黒駅 徒歩4分
【メニュー】しょうゆらー麺550円、たまちゃん麺700円、ちゃーしゅう麺850円、たまちゃーしゅう麺950円、他

【系統】豚骨醤油系東京ラーメン

麺たま川@目黒・東京ラーメン
 左右に喫煙席と禁煙席を設ける分煙の店。嫌煙家に受動喫煙になるのではないかと怒られそうだが…。具が増量のたまちゃん麺を注文。とろとろの半熟玉子、柔らかいチャーシュー、たっぷり目のもやしが嬉しい。しつこくないマイルドな味わいの豚骨醤油のスープはなかなか良い。中太の縮れ麺は熟成された感じの透明感がある。麺そのものに味わいがあり、こしがあり旨い。茨城県の八溝山の水を使った特注だそうだ。名店が多い目黒にあって、知名度ほどには今一つの店もある。この店は完成度の高い一杯を提供する。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 目黒区のラーメン店リスト
らーめん田丸たまる
【所在地】東京都目黒区下目黒1-5-20 【お店の地図】
【電話】03-3493-3978
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-21:00
【最寄り駅】JR山手線 目黒駅 徒歩5分

【メニュー】 ラーメン600円、大盛ラーメン750円、ワンタンメン750円、チャーシューメン800円、大盛チャーシューメン900円、チャーシューワンタンメン900円、他

【系統】中華そば系東京ラーメン

【お店について】
 1945年(昭和20年)。戦後直後に開店という老舗。権之助坂の途中にあり、黄色い看板が目印。店内はカウンターのみ12席。スタッフは全員浅めのコック帽とマスクをしている。衛生管理がしっかりとしている。チャーシューメンはカレー皿で出ることで知られている。
 本日は「ラーメン」。豚ガラ、背脂、チャーシューの煮汁で摂るスープは透明な醤油ラーメン。麺の量は170gで、中太の縮れ麺。モチモチとした食感とスープとの相性も良い。煮キャベツが具として載るところが特徴。チャーシューは味つけがややしょっぱい。出汁というより醤油ダレの味が勝るラーメン。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 目黒区のラーメン店リスト
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