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大田区のラーメン店
和風らぁめん 葉月はづき
【所在地】東京都大田区雪谷大塚町11-8 【お店の地図】
【定休日】月、第2・4火曜
【営業時間】11:30-14:30/17:30-23:30 (土・日)11:30-21:00
【最寄り駅】東急池上線 雪が谷大塚駅 徒歩3分
【メニュー】
○醤油らぁめん700円、味玉らぁめん800円、エビ塩らぁめん700円、塩バターらぁめん850円、辛子麺850円、辛担麺900円、チャーシュー麺1000円、葉月特らぁめん1000円
○つけめん(醤油・塩)750円、味玉つけめん(醤油・塩)850円、辛子つけめん900円、辛担つけめん950円、チャーシューつけめん1050円、葉月特つけめん1050円
□辛子ごはん、にんにくごはん、ねぎめし、チャーシューごはん各300円、チャーハン(中)400円、オムめし500円
〈季節限定〉水そば750円、レモンそば800円


【系統】和風だし系東京ラーメン

【お店について】
 中原街道沿いに2003年3月開店。店内はうなぎの寝床のように細長いカウンターのみの10席。行列こそできないものの、お客の出入りは多く、地元の人気店であることが伺える。

和風らぁめん葉月@雪谷大塚
 本日は「味玉らぁめん」。骨類を使わず、牛の挽肉、丸鶏の動物系と煮干、鯵干し、鰹節、昆布などの魚介系から摂ったスープは正に日本蕎麦のつゆに近い。サラリとしていて脂分は少ない。しっかりとした節系の風味と動物系の旨味が混在し面白いスープである。揚げネギがアクセントになっている。逆にコッテリとしたラーメンが好きな人には拍子抜けする味かもしれない。自家製のストレートの太麺は、全拉粉を含む6種類の小麦粉とタピオカ粉、2割の蕎麦粉を練り込み、2日間寝かせたもの。硬めの茹で加減でコシがある。蕎麦の風味は然程強くはない。同様の麺を出すお店では「一二三@吉祥寺」、「旅人の木@吉祥寺」などがあるが、中華麺に近いこれらの店に対してこちらはほぼ蕎麦に近いといってよい。チャーシューは肩ロースを沖縄の塩でスモーク焼したもので香ばしい。味付玉子は味付はやや控えめだがトロリとした黄味が美味しく、出す直前に温め直すという配慮がなされている。特筆すべきは極太メンマ、都内で一番太いのではないのであろうか。繊維質がしっかりとしていて、味付は濃からず薄からず、穂先メンマとは対極的な味わい。
 日本蕎麦とラーメンの融合、好みは分かれるかもしれないが、ご主人の創意が輝く異彩を放つ一杯といえよう。
【掲載】2004年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 大田区のラーメン店リスト
上弦の月じょうげんのつき
【所在地】東京都大田区西蒲田7-63-9 【お店の地図】
【定休日】木・日曜・祝日
【営業時間】17:30〜23:30
【最寄り駅】JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩4分
【メニュー】
○らーめん450円、チャーシューメン550円、
◆麺大盛50円、麺ダブル100円、半熟煮玉子50円


【系統】鶏だし系東京ラーメン

【お店について】
 JR蒲田駅西口より少し歩くと東急蒲田駅があり、その東急池上線の線路沿いにある。アーケード街から外れたガード下の両脇の道には飲み屋さんが続いている。黄色い看板と赤い提灯が目印。店内はカウンター7席、テーブル6席の広いとは言えない空間に厨房より威勢の良い女性店主の声が響き渡る。接客は年配の女性が担当。看板の文字が「豚骨醤油」から「熟成鶏醤油」に代わり、麺の仕入先も替えた。レシピも200回以上も改善したというからたいしたものだ。以前は「営業していると思ったらやっていなかった。」という『幻の店』と言われていたが今は安定している。
上弦の月@蒲田・東京ラーメン
 本日は「チャーシューメン+半熟煮玉子」。驚きのコストパフォーマンス。このボリュームでこの料金は嬉しい。大山地鶏のモミジと比内地鶏の皮、ニンニク等を使用したスープ。タレには丸大豆醤油に羅臼昆布、鰹、鯖、宗田の本枯れ節、粟国の塩が使用されている。表面には鶏脂が浮き、かなりコッテリしているが後味はスッキリ。まろやかな甘味が口に広がり、鶏ダシの旨味がジワジワと伝わる。切り刃14番の極太ストレート麺はスープとよく絡み滑らかな舌ざわりだ。コシもあり美味しい。モモ肉のチャーシューは下味が濃い目でしっかりとした食感。煮玉子は味が染み込んだゼリー状。ほうれん草はダシで煮ているので柔らかい。
 店名「上弦の月」とはどこかロマンチックなイメージを抱かせるが、実は「ラーメンの上限を目指す」という意味合いで名付けたそうだ。大衆的で力強いラーメンは更なる無限の飛躍を予感させる。
【掲載】2004年5月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★★ 大田区のラーメン店リスト
秋葉家・閉店あきばけ
【所在地】東京都大田区山王3-1-10
【定休日】月曜
【営業時間】11:30〜20:00頃
【最寄り駅】JR京浜東北線 大森駅西口 徒歩5分
【メニュー】和風らぁめん700円、つけめん850円他

【系統】和風だし系東京ラーメン

【お店について】
 大森駅西口から線路伝いに蒲田方面へ行くと商店街がありその並びにある。純和風の渋い店構えで、暖簾を潜り足元を見ると玉砂利が敷かれている。下駄を履いていたらずっこけるかもしれない。カウンター13席で趣を感じさせる店内の雰囲気。店主は噂の通り仙人風の風貌。ガスの火力では天然素材の旨味が引き出されないというこだわりから、スサキ備長炭と薪の火力でスープを煮出す。メニューは自信の2品のみ。
秋葉家@大森・らーめん自由区
 本日は「和風らぁめん」。粗切りの葱の上に絹さやと柚子が盛られている。ビジュアル的には美しい。ファーストインパクトとして香りの強さが支配してしまうので脇役に徹底させた方が良いのではないだろうか。スープは豚骨の脂は質が悪いということで徹底して抜いてしまっている。巷では旨味や扱くを出すためにラードや背脂、鶏油を添加するがその逆パターンをいく。塩分控えめで鯖節の味が強めで、胡椒で味を引き締める。ザラザラとした魚粉が混濁しているがくどさを感じさない。インパクトの点では物足りなさを感じる人もいるだろうが奥ゆかしさを感じさせる。麺はコラーゲンを練り込んだ中細のストレート。コシがありスルリと口に入る。厚めのチャーシューは肉の繊維を感じさせるホロホロと砕ける感じの食感。
 独自のスタイルを確立していて好感がもてる。味の追求という点から試行錯誤し模索をしているなという感じが伝わる。今後更に味の飛躍がありそうな予感がする一杯。
【掲載日】2004年2月 【行列】0人 【ラーメンの王様】★★★☆☆ 大田区のラーメン店リスト
醤屋・閉店じゃんや
【所在地】東京都大田区南馬込1-10-5
【定休日】月・第3火定休
【営業時間】11:00〜14:00/18:00〜22:00
【最寄り駅】都営浅草線 馬込駅 徒歩4分
【メニュー】
○白らーめん650円、紫らーめん650円、黒らーめん650円、チャーシューめん890円、ざるつけめん750円
○お子様らーめん・ドリンク付き550円、豚めし250円、杏仁豆腐250円


【系統】魚介醤油系東京ラーメン

【お店について】
 醤油だけで3種類の異なる味を提供する店。四国産の醤油とフランス・ブルターニュ地方の自然海水塩を使用してタレを作る。白は白醤油、紫は非加熱生醤油、黒は溜まり醤油。薬味も柚子、焦がし葱、揚げにんにくと使い分ける。
 交通量の多い環七沿いであるが、店内に入ると木の温かみを感じる空間が待っている。家族連れでもゆったりとした間隔で落ち着く雰囲気。

醤屋@馬込・東京ラーメン
 本日は「紫らーめん」。丸鶏とゲンコツ、鰹節、ムロ鯵、昆布、海老がベースとなったスープは、濃い目の色をしているが意外とあっさりしている。醤油のタレの味が突出せず、スープと調和し茗荷が味を引き締めている。白は白醤油の甘味とダシの旨味、黒は醤油の個性を、紫は中庸的な位置付けのようだ。麺は中細ストレートで加水率が低いためややボソっとした感じ。エシャロットの刻みがのるのも珍しい。平豚バラ肉のチャーシューとメンマは存在感があり味わいがある。醤油ダレの濃さを想像したが、意外にもマイルドであった。
【掲載】2003年11月 【行列】0人 【ラーメンの王様】★★☆☆☆ 大田区のラーメン店リスト
インディアン・閉店
【所在地】東京都大田区西蒲田7-16-1 【お店の地図】
【電話】03-3738-1902
【定休日】日曜
【営業時間】11:00-19:00頃 (土・祝日)11:00-16:00頃
【最寄り駅】東急池上線 蓮沼駅 徒歩1分

【メニュー】
○支那そば600円、焼豚そば(3枚入り)700円、焼豚そば(5枚入り)800円
○支那そばと半カレー1000円、支那そばとカレー1150円、焼豚そば(3枚入り)と半カレー1150円
○カレーライス950円


【系統】支那そば系塩ラーメン

【お店について】
 1950年3月創業。正式名称は「武田流古式カレーと支那そばの店 インディアン」。当初洋食屋としてスタートしただけに外観は昭和の洋食屋さんの店構え。店内もタイル張りとモルタルの壁、古びた机と椅子。とてもレトロな雰囲気でノスタルジックな気分にさせられる。カウンター3席、テーブル16席。この店の特徴は支那そばとカレーの2枚看板。セットものを頼む人が多い。カレーライスの米にはコシヒカリの新米を使っている。箸は屋久杉を使ったもの。

インディアン@蓮沼・東京ラーメン
 本日は「焼豚そば(3枚入り)」。玉葱、セロリ、ニンニク等の野菜と果物、鰹節、焼アゴ、干し貝柱、昆布等の魚介系のスープ。ガラは使わない。スープには硬度30度のアルカリイオン水を使用。麺は無カンスイの玉子中細縮れ麺(菅野製麺製)。透き通るスープに焦がし葱と葱油が浮く。
 黄金色に輝く透明なスープは一口飲むと塩分が少なくダシのみを飲んだ感じ。二口目で味を探るようにして飲むと魚介系の淡い味が伝わってくる。ロース肉の焼豚は箸でつかむとホロホロと崩れる感じの柔らかさ。焼豚を食べてあることに気づく。濃いダレに漬けられた焼豚をスープの中で泳がせる。するとスープの味が際立ち光彩を放つ。同様にしながら麺を食べる。ピラピラ感のある麺はこのスープならではの相性。今、インパクトのある味を求めるむきも多いが、このような奥ゆかしい味に出会えるのも嬉しい限りだ。
【掲載】2003年 【行列】0人 【ラーメンの王様】★★★★☆ 大田区のラーメン店リスト
らーめん自由区大田区のラーメン店リスト>大田区のラーメン店
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