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世田谷区のラーメン店
ラーメン・キッチンあさの(閉店)
【所在地】東京都世田谷区北沢2-9-19
【定休日】水曜
【営業時間】11:30〜23:00
【最寄駅】小田急線・井の頭線 下北沢駅 徒歩4分

【メニュー】
 ○あさのらーめん(醤油)680円、チャーシューめん(醤油)950円
 ○海の旬菜麺(塩)780円、鶏そば(塩)780円、旬菜麺(塩)800円
 ○タイ風カレーらーめん900円、特製豆乳坦々めん1100円
 他
 ※「麺の大盛り(ランチサービス)」、「麦ごはんorかやくご飯(サービスは期間限定)」の有無をオーダー時に選択。
【系統】健康志向系オリジナルラーメン

【お店について】
 「(株)小林カツ代キッチンスタジオ」の関連会社、「(株)まるまる商店」が運営。FC展開を目指している。プロデュースは料理研究家「小林カツ代」。「家庭料理の視点に立った美味しくて健康に良いラーメン」がコンセプト。2004年1月開店。
 地中海やエーゲ海に面した国々の白い外観のカフェやバールを思わせる佇まい。店内は明るく清潔感溢れ、白と木目を基調としている。スタッフの大半は女性。女性の一人客も多い。カウンター7席、テーブル席は18席。道路側の8席のみが喫煙席となり分煙の配慮がなされている。

ラーメン・キッチンあさの@らーめん自由区
 本日は「旬菜麺」。水菜が大量に載り、彩り鮮やか。鶏ガラ、椎茸、干し貝柱、干し海老、昆布で摂ったスープは透明感のあるあっさりとしたもので塩分や油分も控えめ。雑味を極力取り除いたピュアな味わいだ。探りに行くとジワジワと旨味が表出する淡く滋味深い和風コンソメといった感じ。後半、卓上のピリ辛ネギ醤油を加え味を変えて楽しむこともできる。細縮れの玉子麺はコシが強く、伸びにくく、弾力性がある。多めのスープの中で泳ぎ、しなやかな食感が良い。味付け玉子は薄味で黄味がゼリー状。ロースの煮豚は薄切りのものが5枚、味付けは控えめで柔らかい。スープの量は多めでかなり残る。単独で飲み干すこともできるが、「かやくご飯」をお茶漬け風にして最後に食べるのが「あさの」流。
 健康志向の低カロリーのラーメンということで約320kcal。ちなみにインスタントラーメンが380〜450kcal、ラーメン屋さんにおいては醤油約440kcal、豚骨約450kcal、味噌約550kcal、チャーシュー麺約600kcal、五目そば約700kcal平均ということなのでかなりヘルシー。
【掲載】2005年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
やじるし(閉店)
【所在地】東京都世田谷区北沢2-28-7 【お店の地図】
【定休日】火曜
【営業時間】(平日)11:30〜23:00 (日祝)11:30〜20:00
【最寄り駅】井の頭線・小田急線 下北沢駅 徒歩5分

【メニュー】
 ○醤油らーめん600円、味玉らーめん700円、塩らーめん700円、ちゃーしゅーめん900円、塩ねぎらーめん900円
 ○つけめん700円、塩だれつけ麺700円
 □ちゃーしゅーご飯200円
 他
【系統】豚骨背脂醤油系東京ラーメン

【お店について】
 店名の「やじるし」とは、お店の立地が矢印がなければたどりつけない場所にあることから名付けたのであろうか。下北沢の繁華な場所から少し外れたところにあり、「ラーメン」の幟と小さな看板により存在を控えめにアッピールしている。通りに面したお好み焼き屋の脇の路地を入ると突き当たりにイタリアンの店がある。入り組んだマンションの通路を更に進むと奥にある。カウンター10席の店内には先客が数人。

らーめんやじるし@下北沢・東京ラーメン
 本日は「味玉らーめん」。鹿児島産の豚のゲンコツ、背脂、鶏ガラ、煮干、鯖節、宗田鰹等から摂ったスープはほのかな甘味と塩気が効いたキレのある味だ。例えれば「香月@恵比寿」に近い系統。麺は加水率38%の切り刃22番の自家製中細ストレート麺。季節によって使う小麦粉を変えているという。モチモチとした食感でスルスルと入る。シャープなスープに合う麺で美味しい。チャーシューは醤油で煮込んだ巻きバラ肉で炭火で炙ってある。厚みはないが大きくて柔らかい。味玉はゼリー状。
 下北沢駅周辺の賑わいとは一変して人が流れてこない通りにはあるが、ラーメン好きの人は何処へでも足を運ぶ。完成度やまとまりのある一杯なので、他店とは違うという個性なり特性が前面に出れば更に良いのかなと思う。
【掲載】2004年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
りきまる(閉店)
【旧・所在地】東京都世田谷区北沢2-9-17
【定休日】日・月曜
【営業時間】18:00〜1:30
【最寄り駅】小田急・井の頭線 下北沢駅 徒歩5分

【メニュー】正油らあめん700円、豚骨らあめん800円、チーズらあめん950円、角煮らあめん1100円他
【系統】オリジナル系熊本ラーメン

りきまる@下北沢・ラーメン
 個性的な店構えと創作的なな豚骨ラーメンを出す店として知られている。踏み切りの近くにあるこの店は一見小さな居酒屋風で夜間営業しかしない。ラーメンのスタイルは熊本風、ゲンコツを主体としているが豚骨臭がしないあっさりとしたもの。大豆を一緒に煮込むことで匂いを消し、滑らかな口当たりになっている。薬膳の食材5種を配合したパウダーが味を引き締める。平打ち太麺もモチモチ感がありスープとの絡みが良い。九州系というよりオリジナルといった方がよいかも知れない。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆

◆新店舗情報
【新・所在地】東京都世田谷区北沢2-9-3
【電話】03-3465-5525
【定休日】月曜(祝日の場合は、その翌日)
【営業時間】
(平日)17:30-24:00〈L.O23:30〉 (日・祝)12:00-15:00/17:30-24:00〈L.O23:30〉
【最寄り駅】小田急・井の頭線 下北沢駅 徒歩3分
【メニュー】
○正油らーめん700円、正油高菜らーめん850円、正油チーズらーめん900円、正油チャーシューめん1000円、正油角煮らーめん1000円
○りきまる豚骨らーめん800円、豚骨高菜ラーメン950円、豚骨チーズらーめん950円、豚骨チャーシューめん1000円、豚骨角煮らーめん1000円

世田谷区のラーメン店リスト
ら麺燕家 らの字(閉店)らめんえんや らのじ
【所在地】東京都世田谷区経堂1-19-2 【お店の地図】
【定休日】火、水曜
【営業時間】12:00〜14:00/18:00〜22:30
【最寄り駅】小田急線 経堂駅 徒歩3分
【メニュー】
○しょう油650円、味玉そば750円、メンマそば750円
○藻塩そば680円、藻塩味玉そば780円、焼き豚そば900円、豚玉そば1000円

【系統】和風だし系東京ラーメン
【お店について】
 「CHINESE家庭料理燕家(えんや)」という中国料理店が業態を変更し、ラーメン専門店として2005年3月リニューアルオープン。店名よりも「麺」の一文字を強調した看板と置き看板が目印。店内は客席の背後にもゆとりがある広々とした空間。カウンター8席とテーブル4席。テーブル席は普段は使われていない模様。スポットライトの間接照明の効果的もあり、カクテルでも飲みたい雰囲気。ご主人1人で切り盛りをしている。
らの字@経堂・東京ラーメン
 本日は「味玉そば」。陶器のドンブリを使うお店が増えている中、白の薄手の磁器はシンプル。醤油ダレには香川県の「かめびし醤油」の薄口と出雲の「井上天然醤油」二年醸造を使用。ダシはゲンコツと鶏を沸騰させず16時間ゆっくり煮出したものと鯵干し・アゴ焼干し・鰹節などの魚介系をブレンド。ほのかに香る魚介の風味、油を抑えた上品な味わい。口当たりよくあっさりとしていながらコクがあり、ダシの旨さが口の中でじっくりと広がっていく。化学調味料を使っていないだけに、最初は優しく食べ進むうちに醤油ダレやダシの複雑な味わいが折り重なって焦点化してくる。バランスの良さを感じさせる。中細のやや縮れのある多加水率の麺は、やや硬めに茹でられしっかりとしたコシがある。スープが多めなので麺が泳ぎすすりやすい。チャーシューはバラ肉の薄切りが3枚。薄いが肉の旨味は出ている。味付け玉子は味薄めで黄味がゼリー状。他の具はザク切りのネギ、シャキシャキとした食感の細切りのメンマ、水菜。
 閑静な住宅街が広がる経堂という場所に相応しいラーメン屋さん。肘と肘がぶつかり合うお店もたまには良いが、やはり落ち着いた雰囲気の中でラーメンとじっくり向き合って味わえるところが良い。
【掲載】2005年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
こましょう
【所在地】東京都世田谷区祖師谷1-9-14 【お店の地図】
【定休日】月・第1.3火曜
【営業時間】18:00〜00:00 (土日祝)17:00〜22:30
【最寄り駅】小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅 徒歩3分
【メニュー】
○中華そば680円(醤油・塩)、つけそば780円(醤油・塩)
◆チャーシュー+200円、メンマ+150円、味玉+100円
□チャーシューごはん350円

【系統】中華そば系東京ラーメン
【お店について】
 駅を挟んで南北に続く祖師谷通りは人の往来が激しいが、路地を曲がると一転して閑静な住宅街が広がる。隣の駅は良く知られている成城学園。改札口を出て北に少し歩き右折した路地にあるお店。夜間営業ということもあり今まで行く機会を逸していた。路地に入り数件目にあるが、意識していないと素通りをしてしまう板張りを基調とした渋めの店構え。ご主人は元「夢の遊眠社」出身の役者さんらしい。その小松正一氏の名前を縮めて「こましょう」という店名をつけたそうだ。
こましょう@祖師ヶ谷大蔵・ラーメン
 本日は「中華そば(醤油)」+味付玉子。レモン水を飲みつつ待つ。出されたラーメンは和風テイスト。煮干特有の若干の苦味を舌に感じるがクオリティーの高いスープでまとまりがある。醤油ダレが甘くない分、キレがある。脂はやや多目だが扱くを出す。何口飲んでも飽きがこない味。麺は加水率の低い硬めの中細ストレート。スープをよく持ち上げるタイプではないが相性は良いと思う。ロース肉の巻きチャーシュー、乾燥ものを使用したメンマ、味の染みた煮玉子等具材も丁寧な仕事がなされていて味わいがある。
 完成度があり、独学で極めた一杯ということでは素晴らしい。これをベースに他店とは違う特色とか差別化が図れれば更に飛躍する可能性を秘めている。
【掲載】2003年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
麺家 きやり(閉店)
【所在地】東京都世田谷区桜3-2-15
【定休日】木曜
【最寄り駅】小田急線 経堂駅 徒歩10分
【メニュー】
豚醤600円、まとい和風醤油600円、はしご和風塩600円、合わせ(600円)

【系統】和風だし系中華そば
きやり@経堂・ラーメン
 世田谷通り沿いにある。豚骨系と和風系の2種類のスープがあるので、どれを頼むか迷うが豚骨と和風醤油のミックスされた合わせプラス煮卵を頼む。デフォルトでも半玉ついていたので、卵が1.5個になってしまった。どんぶりは町の中華料理屋さんでもよくあるタイプ。スープはどんぶりの3分の2以下で少な目。私は丼が小さいとかスープが少ないとかということにこだわる。客が残しても良いから多めに出すことをポリシーにしている店が好きだ。肝心なるラーメンだが、生姜が効いてさっぱりとしていて後味が良い。逆に他の素材の味を打ち消す作用も働いているような気がする。ベーシックな感じのすんなりいける一杯。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
はるばるてい
【所在地】東京都世田谷区経堂2-15-15 【お店の地図】
【電話】03-3427-3242
【定休日】火・水曜
【営業時間】12:00-15:00/17:00-20:30
【最寄り駅】小田急線 経堂駅 徒歩3分
【メニュー】支那そば650円、ワンタンめん950円、トリそば1000円、香麺950円、チャーシューめん1000円、チャーシューワンタンめん1250円他
【系統】たんたん系支那そば
 手作りのエスニック調の暖簾が目印。カウンター8席のみと狭い店内だが、待てど暮らせど客が出てこない。やっとのことで入店。それもそのはず、オリジナルカクテルや酒もあり、常連客が店主と会話を弾ませていた。昼間なのにラーメンバーという感じ。少しムッとしたが、こういうスタイルも良いのかなと思いワンタンめんを頼む。ワンタンを別皿の幸椒という薬味につけて食べる。具が大きいワンタン、オーブンで焼いたチャーシューは秀逸した一品。ゲンコツ、鶏ガラ、魚介ダシを併せたスープはほのぼのと口の中に旨みが広がる。変わったスタイルで面白い店だが、一見さんには向いていない。
【掲載】2003年 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
室蘭ラーメン ろくあじ(閉店)
【所在地】東京都世田谷区宮坂2-19-1
【定休日】無休
【最寄り駅】小田急線 経堂駅 徒歩2分
【メニュー】しょうゆラーメン600円、和味ラーメン650円、辛味みそラーメン700円、香味しおラーメン650円他
【系統】室蘭系中華そば
 醤油、塩、味噌に2つのタレがあり、多種類の味が選べる。チャーシューもバラ、モモ、肩ロースから選べる。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
らあめん英ひで
【所在地】東京都世田谷区経堂2-8-7 【お店の地図】
【電話】03-5477-3707
【定休日】無休
【営業時間】11:30-21:00
【最寄り駅】小田急線 経堂駅 徒歩4分
【メニュー】 らぁめん600円、つけめん700円、角煮らぁめん900円、焼豚らぁめん900円他
【系統】九州系豚骨ラーメン
 すずらん通りにある本格的九州ラーメンが食べられる店。博多ラーメンというよりは、中部と南部の中間のような味わい。脂と水分が乳化したマイルドでダシの旨みが効いたラーメン。麺は博多直送でカルシウムが豊富でシコシコした麺。バランスの取れた一杯。
【掲載】2003年 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
日向屋(閉店)ひむかや
【所在地】東京都世田谷区砧2-15-10 【お店の地図】
【電話】03-3417-2237
【定休日】水曜
【営業時間】11:30-15:00/17:00-翌1:00
【最寄り駅】小田急線 千歳船橋駅 徒歩7分
【メニュー】ラーメン650円、釜炊塩ラーメン650円、熱みそラーメン700円、チャーシューメン850円、ブタめし300円他
【系統】宮崎系豚骨ラーメン
 環八にある宮崎ラーメンの店。今は都内に支店が広がりつつある。九州ラーメンの中で紹介されるのが一番遅かった。ゲンコツと背ガラだけを使用するが、下処理を丁寧にし10時間程煮込むため、豚骨臭や脂っこさがない。極めてマイルドな味である。中太ストレート麺はコシが強く弾力性がある。九州産の細くてしゃきしゃきとしたもやしがよく合う。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
九州一番 代田店きゅうしゅういちばん だいたてん
【所在地】東京都世田谷区代田4-7-15 【お店の地図】
【電話】03-5300-7100
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌4:00(日祝は翌3:00)
【最寄り駅】小田急線 世田谷代田駅 徒歩4分
【メニュー】長浜ラーメン600円、玉子ラーメン700円、明太子ラーメン950円、角煮ラーメン950円、チャーシューメン950円

【系統】博多系豚骨ラーメン
【お店について】
 環七沿いにある店。店内、小奇麗という感じではないが博多の雰囲気をなぜか感じさせる雰囲気。カウンター10席。

 本日は「長浜ラーメン」。麺もスープも麺も屋台味というオーソドックスなもの。九州出身者には懐かしの味という風に映るような一杯。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
米久らーめん(閉店)よねきゅうらーめん
【所在地】世田谷区池尻3-18-6
【定休日】日曜
【営業時間】11:30〜14:00/17:00〜22:00
【最寄り駅】東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩5分
【メニュー】
 ○米久ラーメン600円、鶏そば(塩)600円、鴨ねぎそば(塩)800円、軟骨ラーメン900円、チャーシューめん900円
 ■ランチセット-米久ラーメン+ライス+餃子3個
 他
【系統】あっさり醤油系東京ラーメン

【お店について】
 元々は精肉店「ミートショップ米久」として世田谷区の用賀で営業していたが、2000年頃から、夜になると店頭によしず張りをしてラーメン屋に変身。いわゆる二毛作で、マスコミに取り上げられて話題となる。その後、2005年2月に池尻大橋に移転し、ラーメン専門店として開業。
 赤いビニール製の庇に白抜きで書かれた店名の文字。外観からすれば、よく街中にある中華料理店という感じだ。人通りも少なく、「米久」そのものを知らなければ、素通りをしてしまうに違いない。店内に入るとカウンター5席、テーブル席8席、座敷8席と広くはないが、家庭的な雰囲気で和む感じ。真新しくないので、居抜きであろう。壁にはマスコミ関係者の色紙がずらりと貼られている。

米久らーめん@池尻大橋・東京ラーメン
 本日は「米久ラーメン+ライス+餃子3個(ランチセット)」。油の薄い膜が張った表面は透明感があり、下方はやや濁ったスープ。鶏肉の骨付きとくるぶし、豚のあばらの先の部分の軟骨から摂った出汁は、ゼラチン質の溶け出したコラーゲンたっぷりで、円やかなコクのある味わい。油の層が厚いので、一口目は出汁の伝わり方が弱いが、徐々に風味と旨味が浮上してくる。中太のやや縮れのあるストレート麺は加水率が低めで、茹で加減は柔らかめ。絡み具合は良い。肩ロースのチャーシューは温度計を使って低温でつくる煮豚。適度な肉の質感が残る柔らかさで秀逸。胡麻油で炒めたしめじは具としては珍しい。メンマは平たくシャキッとした食感。他の具はほうれん草、ネギ。餃子もなかなか美味しい。
 焼き肉店が牛骨ラーメン、鶏料理店が鶏出汁のラーメン、割烹のお店が魚のアラを使ったラーメンといった具合に、メニューに入れたり、母体となるお店以外に専門店を出すケースも増えてきた。このお店では、肉の扱いを熟知した職人の技を垣間見ることができ、他のメニューにも興味や関心が惹きつけられる。
【掲載】2005年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
豚そば家 大大(閉店)とんそばや だいだい
【所在地】東京都世田谷区奥沢5-26-4 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:30〜16:00/17:30〜24:00
【最寄り駅】東急東横線 自由が丘駅 徒歩2分

【メニュー】
 ○豚そば680円、味噌二刀麺800円、得豚そば930円、大大そば980円、煮干カレー300円
 他
【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
 地方から出てきた人が住んでみたい場所として人気の高いのが自由が丘。洗練された店とそうでない店が混在しているところが面白い街である。店先には既に行列が出来ているが列の長さの割りには待ち時間が長い。この店は駒沢大学駅にある魚介醤油系の「せたが屋」の2店舗目のお店。この「せたが屋」は夜間営業で昼の時間帯は同店舗でしお専門の「ひるがお」を営業する。そして、コンセプト・チェンジしたトンコツ専門のお店がここ。カウンター7席、小さな座席3席のシンプルな内装。食券制。

豚そば家大大@自由が丘・ラーメン
 本日は「大大そば」。陶器の器はやや小ぶり。12時間煮込んだ豚骨スープは乳化したマイルドな味わいで臭みももなく上品だ。滑らかで、スープ単独では淡白な感じもするが、仕上げにホタテの粉末と挽肉、ホタテ油を加えることで風味を出している。
 極細のストレート麺は硬めでスープとの相性が良い。砕けるような食感のチャーシュー、歯応えの良いキクラゲ、海苔、刻み葱等具材も丼の中で一体化している。
 店名からワイルドで濃厚な豚骨スープを予想したが、豚骨スープが苦手な人にも受け入れられる優しい味である。ボリューム的には物足りなさも。ホタテを使うという着想は面白い。
【掲載】2004年4月 【行列】16人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
中華厨房らんたなちゅうかちゅうぼう らんたな
【所在地】東京都世田谷区三軒茶屋1-20-7 【お店の地図】
【定休日】第1、3土曜
【営業時間】11:30〜14:30/17:00〜24:00
【最寄り駅】東急田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩8分

【メニュー】
 ○醤油ラーメン500円、塩ラーメン500円、味噌ラーメン700円、らんたなラーメン800円、坦々麺800円
 ◆ワンタン+250円
 ■麻婆ナスの定食750円、かに玉定食800円、中華丼800円
 他
【系統】中国料理系中華そば

【お店について】
 店名の通り、ラーメン専門店ではない。立地条件も悪く看板こそ新しいものの、居抜きである店内はカウンター6席と2卓のかなり狭い空間である。厨房もこれまた身動きするのがやっとの狭さである。しかし、厨房に立つご主人は22年間ホテルで広東料理を作っていた本格的な料理人であり、広東料理において広い裾野をもち、引出しも多い。そのギャップがこのお店の不思議さであり、魅力である。

らんたな@三軒茶屋・ラーメン
 本日は「醤油ラーメン」+ワンタン。中国広州の素麺=光麺をモデルとしたラーメンはゲンコツと鶏ガラをベースにした清湯スープとモンゴル産かん水を使用し、30番切り刃を使用して切った超極細麺が特徴だ。ラーメン専門店と比べれば力強さは無いもののラーメンの原点を感じさせる繊細な味わいである。コシのある麺、味の染み込んだメンマ、プリっとした食感の海老ワンタン等きめ細かな仕事がなされている。ラーメン以外のメニューもリーズナブルな価格で提供されているので嬉しい限りである。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
初代一国堂(閉店)しょだいいっこくどう
【所在地】東京都世田谷区上馬4-2-6 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜翌4:00
【最寄り駅】東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩5分

【メニュー】しお、みそ、しょうゆ各700円、じゃん辛らーめん800円、蝦ワンタン麺800円、焼豚麺900円、黒豚角煮焼豚麺1000円他
【系統】札幌ラーメン

【お店について】
 札幌中央区南2条西に本店がある人気店。全国にチェーン展開しているお店の都内初のフランチャイズ店。店内は居酒屋風のつくりで広々としている。しょうゆ、みそは豚骨を20時間強火で、しおは名古屋コーチンのガラを12時間弱火で煮る。

初代一国堂@駒沢大学・ラーメン
 本日は「角煮焼豚麺」。スープは茶濁豚骨醤油で背脂が軽めに浮く。見た目は味噌のような色で濃度が濃そうだがサラッとしている。塩分が少なめで二度、三度飲んでも風味や旨味が伝わってこない。むしろラードを感じさせる。
 麺は黄色の透明感のある多加水中太縮れ麺。札幌の特徴が備わったプリプリとした食感で、生麺タイプのインスタントラーメンの麺を連想した。角煮は食べ応えはあるが、焼豚の厚切りタイプ。知名度があるだけに期待は大きかったのだが…。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
まっち棒(閉店)まっちぼう
【所在地】東京都世田谷区池尻3-23-3 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:30〜4:00(日祝1:00)
【最寄り駅】東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩7分

【メニュー】中華そば(650円)、チャーシューそば(900円)、早寿司(150円)他
【系統】和歌山ラーメン

まっち棒@池尻大橋・ラーメン
 東京で紀州和歌山ラーメンの存在を広めた店。人気が広まる中、店舗の内装をカフェバーのようにお洒落な雰囲気にし、デートスポットのような雰囲気に変えた進取の気性に富んだ店。表面に皮膜が張る濃厚なスープ。細麺との相性も良い。サイドメニューも多く楽しめるが、ボリューム的にはおやつ感覚。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
らーめん せたが屋せたがや
【所在地】東京都世田谷区野沢2-1-2 【お店の地図】
【定休日】火曜
【営業時間】18:00〜1:30
【最寄り駅】東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩15分

【メニュー】らーめん(650円)、ひらつけめん(700円)他
せたが屋@駒沢大学・ラーメン

 環状線沿いは豚骨系、スタミナ系のラーメン屋さんが多い中、魚介ダシを前面に出して有名になった店。現在、昼間は店名を「ひるがお」とし塩ラーメンを専門とする店に変わる。豚骨と豚足、鶏ガラと土佐産の宗田節、煮干、鰹節、干しホタテを併せた和風ラーメン。出す直前にチャーシューをフライパンで炙って香ばしさを出す。
 麺は細打ち麺と平打ち麺の2種類があり選べるのが嬉しい。
【掲載】2003年 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
横濱ラーメン めんくいや(閉店)
【所在地】東京都世田谷区若林3-15-3 【お店の地図】
【定休日】日曜
【最寄り駅】世田谷線 松蔭神社前駅 徒歩5分

【メニュー】
 ○ラーメン600円、チャーシューメン800円、ネギラーメン800円他
【系統】家系インスパイア系豚骨醤油ラーメン

【お店について】
 世田谷通り沿いに一際目立つ店構えの店があった。横濱ラーメンと○○やという店名から家系のラーメンかと思い入店。客がまばらに座っているので空席の一つに座ろうとすると「只今、満席なのでお待ちください」と言われ唖然。4人がけのテーブルに一人ずつしか座っていないので相席でも構わないのにと思いつつ。落ち着いて店内を見ると黒塗りの壁一面にメニューやら吟遊詩人スタイルの詩が書かれてある。(「相田みつを」だったら読んだかもしれない。)

めんくいや@松蔭神社前・ラーメン
 本日はラーメンと味付け玉子。家系を思わせる店名とは裏腹に内容はまったく違ったもの。断面が長方形の極太縮れ麺は透明感のある多加水麺。硬目に茹でられているので、スープとの絡みはなくひたすら硬い。勿論、酒井製麺製ではない。スープは出汁の旨味を感じるよりも、塩分過多の味が舌に残った。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
来来来らいらいらい
【所在地】東京都世田谷区太子堂4-27-10 【お店の地図】
【定休日】水曜
【最寄り駅】東急田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩3分

【メニュー】
 ○ちゃんぽん750円、とりちゃんぽん750円、そぼろちゃんぽん950円他
 ○皿うどん750円

【系統】長崎チャンポン・皿うどん

 本日は「ちゃんぽん」。長崎で数回ちゃんぽんをたべているが、そのトップクラスの味を東京で味わえる。茶沢通りから少し路地に入ったところにあるので、その存在には気づきにくい。中華鍋の中にスープ、麺、野菜等を入れ強火で手際よく作る様が客席からも伺える。大量の野菜とシコシコとした麺、海産物と肉と野菜のエキスが出たスープは旨みが詰まっており毎日食べても飽きない美味しさ。
【掲載】2003年 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
豚濁和出汁ソバ バサノバとんだくわだしそば ばさのば
【所在地】東京都世田谷区羽根木1-4-18 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:30〜翌4:00
【最寄駅】井の頭線 新代田駅 徒歩3分

【メニュー】
 ○豚濁ソバ700円、豚濁和出汁ソバ700円、トムヤムソバ850円、豚濁チゲソバ850円、グリーンカレーソバ850円、肉ソバ950円
 ○豚濁和出汁つけ汁ソバ700円、トムヤムつけソバ900円、グリーンカレーつけソバ950円
 他
【系統】豚骨魚介系東京ラーメン

【お店について】
 「元祖原宿ばさらか1944@原宿」の支店で、創業は2001年。2003年10月に「BASARAKA−NARU」という店名から、「BASANOVA」に店名を変更し、「地雷源」のプロデュースのもと「地雷源」、「嗟哉」、「ばさらか」の3店舗共同による「コラボレーションヌードル」を出すようになった。筑豊ラーメンを謳う「ばさらか」の濃厚な豚骨スープに、「地雷源@方南町」の魚ダシスープを加えた「豚濁和出汁ソバ」、つけ麺には「嗟哉@初台」の自家製麺を採り入れている。
 環七沿いにあり、夜になって照明がつけば多少違うのであろうが、昼間は目立たないカフェ風の店構え。店内はカウンター14席、テーブル4席。ステンレス製のカウンターというのが珍しい。

バサノバ@新代田・らーめん自由区
 本日は「豚濁和出汁ソバ」。「ソバ」というところが「地雷源」を彷彿とさせる。茶濁色のスープは特注の大釜で煮出した豚骨ダシと12種類の天然素材を使った和風ダシをブレンドしたもの。さらに4種類の魚粉を投入し、表面には揚げネギが浮かぶ。スープを一口啜ると豚骨の濃度の濃さを感じさせる。それに負けじと魚介のダシも主張している。主張の強いもの同士ではあるが拮抗しているという感じでバランス面では良い。スープの量はもう少しほしいところ。魚粉のザラザラとした舌触り感と濃さを感じさせるものの、後味は良く、奥域感のある風味。
 麺は国産の小麦を使った「三河屋製麺」製の特注麺。極細ストレート麺で硬めの茹で加減。濃厚豚骨スープに照準を合わせたようなハリのある麺だ。チャーシューは厚みのあるバラ肉を使用。備長炭で焼き上げ、香ばしさが漂う。和出汁で煮込んだザックリとした食感のメンマはやや甘めの味付け。ネギにまぶした柚子はアクセントになっている。
 ラーメン店とカフェの融合というコンセプトをもつお店。お昼にはショコラやチーズケーキ、ティラミスなどのケーキ類、タイカレーや洋風カレーなども用意されている。
【掲載】2005年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
TRB BASARAKA・店名変更てぃあーるびー ばさらか
【所在地】世田谷区羽根木1-4-18
【定休日】無休
【最寄り駅】井の頭線 新代田駅 徒歩3分
【系統】九州系豚骨ラーメン
ばさらか@新代田・ラーメン
 原宿に本店を構える筑豊豚骨ラーメンの支店。店名が横文字、店構えもカフェ風でしゃれている。客は他にはいない。環七沿いは博多ラーメンを広めた「なんでんかんでん」があり、その他数店舗が夜間営業の店である。ということで場所柄夜は賑わうのでしょうか。この日はチャーシュー麺(850円)を頼んだ。ステンレス製のカウンターに置かれた丼はお子様風。チャーシューはバラ肉の歯ごたえのある薄切り。麺は115gの極細麺。豚頭を煮込んだ乳茶白濁スープはとろみがありぬるめ。古典的な豚骨ラーメンで、酔んだ後に小腹が減った時食べると良いかも。

現在、店名を「豚濁和出汁ソバ バサノバ」に変更し、メニューを一新して営業。「地雷源」「嗟哉」「ばさらか」3店共同によるコラボレーションヌードルの店になっている。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
斬 THE NN・閉店ざん
【所在地】東京都世田谷区上北沢5-45-13
【定休日】月曜
【営業時間】11:30〜22:00頃(スープ切れまで)
【最寄り駅】京王線 八幡山駅 徒歩7分

【メニュー】斬(スタンダード醤油)650円、素(スープと麺)400円、力(チャーシューメン)900円、菜(塩)750円、秘密のごはん280円、焼豚ご飯320円他
【系統】和だし系東京ラーメン

【お店について】
 環状八号線沿いのヤマダ電気の斜め前辺りにあるお店。一枚板を使用したカウンターと大きなテーブル席があり、店内は板材を活用した内装の広々とした空間。このお店の特徴は寸胴を直火で煮ないことである。特注のスチーム釜の中に寸胴を入れ蒸気の熱で温めスープを摂る。まさに名の通り斬(新)。

斬@八幡山・ラーメン
 本日は「力」。栃木産豚ガラ、九州産の鶏ガラ・もみじ、日高昆布、紋別のホタテ、長崎産の焼アゴを使用したスープ。鶏ダシが前面に出た濃厚な味で鶏脂のコッテリ感と胡椒のスパイシー感を舌に感じさせる。
 中細のストレート麺はコシがありスルスルと滑りが良い。小麦粉の味がし相性が良い。炭焼チャーシューはやや醤油ダレの味が濃いが肉質が柔らかく香ばしさもあり美味しい。他の具材はナルト、京菜、山くらげ、葱。最後までコッテリとした印象をもつのはもみじの影響か。
 魚介系を前面に出したラーメン店が増える中、濃厚な鶏のダシと醤油味を感じさせるラーメンはまた一味違う味わい。
【掲載】2004年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
中華そば 橙屋だいだいや
【所在地】東京都世田谷区千歳台5-7-7 【お店の地図】
【電話】03-3484-8188
【定休日】月曜・毎月9日
【営業時間】11:30-15:00/18:00-21:00
【最寄り駅】
 ○小田急線千歳船橋より 千歳烏山行きバス・塚戸小学校前下車1分
 ○京王線 芦花公園駅 徒歩20分

【メニュー】中華そば650円、橙そば800円、つけそば700円他
【系統】和だし系東京ラーメン

【お店について】
 何かのついでに寄るというのではなく、この店目当てで行くしかない場所にある。環八をひたすら歩く。途中で右折すると葡萄を栽培している畑がいくつかあり、昔ののどかであった世田谷の農村風景を思い描くことができる。祖師谷通りに出て南へ直進すると間口が狭い、地味な店構えのこの店にたどり着く。
 店内に入るとご主人がタイマーを見ながら、正確に麺あげをしている。客席より厨房の方が低いので仕事が良く見える。別鍋に移したスープが沸騰すると鰹の風味が店内を漂う。

中華そば橙屋@芦花公園・ラーメン
 本日は「橙そば」。ゲンコツ、丸鶏、羅臼昆布、宗田鰹を使用したWスープと濃口醤油を使用したタレは最近主流の繊細な和風だしと言うより、剛速球がど真ん中に入るような正統派東京ラーメンという感じの重厚な味だ。醤油を意識させながらダシの旨さがストレートに伝わってくる。
 黄色のやや縮れ中細麺はコシが強い。チャーシューはロールしていないロースばら肉。長時間タレに漬け込みオーブンで焼くベーコンスタイル。やや硬いが噛むほどに味わいが出てくる。煮玉子は白身に味が良く染みていてしっかりとしていながら黄身がトロトロと流れる完璧な出来だ。出来が悪いと捨ててしまう徹底さ。柔らかいメンマの量が多くてこれまた嬉しい。蛇足だが遠出したついでに近くにある蘆花恒春園で徳富蘆花の旧宅を訪れると良い。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
中華そば 榮じ えいじ
【所在地】東京都世田谷区南烏山5-17-11 【お店の地図】
【定休日】日曜
【営業時間】11:30〜2:00/6:00〜スープ終了まで
【最寄り駅】京王線 千歳烏山駅 徒歩1分

【メニュー】
 中華そば500円、(中)・(大)600円、つけ麺600円、(中)・(大)700円、わんたん麺700円、焼豚めん750円、味付玉子100円、杏仁豆腐200円他
【系統】和だし系東京ラーメン

【お店について】
 西口地下通路より出て直ぐ。通り沿いには面しておらず建物の奥まったところにあり、雑居ビル内の居酒屋という感じ。暖簾には「中華そば」、置き看板には「酒麺堂」と書かれてある。以前は中華風居酒屋といったスタイルだったようだが、ラーメン専門店にシフトしているようである。店内に入ると意外に広い空間、常連で席が埋まっている。カウンター上の壁面にはトタンが貼られ、2人がけの縁台の座席、落ち着いた雰囲気である。主人はたんたん亭系列のめでた屋@仙川からノウハウを教わり、独自に自分のスタイルを確立した。以前は大栄食品の麺を使用していたが、自家製麺に切り替えた。

榮じ@千歳烏山・ラーメン
 本日は「わんたん麺」。鶏ガラ、豚骨、海産物の等を使用したスープは節系の風味が強く、食欲がそそられる。オックステールを加えコクとまろやかさをアップさせている。カメリアラードを使用しているが、脂を余り感じさせない。アツアツのわんたんに比べスープの温度が低いのが残念。
 内モンゴル産のカン水を使用した多加水の中細のストレート麺は味わい、喉越しとも良く旨い。肉の旨味の詰まったわんたん、柔らかいチャーシュー、煮玉子等の具材もグー。値段もグー。隣の坂内の行列も何れこちらの店に変わるであろう。
【掲載】2003年 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★☆ 世田谷区のラーメン店リスト
ラーメン屋 OKAZAKI・閉店おかざき
【所在地】東京都世田谷区桜上水2-26-9 【お店の地図】
【定休日】火曜
【営業時間】12:00〜14:00/18:00〜24:00
【最寄り駅】京王線 桜上水駅 徒歩10分

【メニュー】柳麺600円、味噌柳麺650円、葱柳麺700円、焼豚麺800円、葱焼豚麺950円他
【系統】ちゃぶ屋系東京ラーメン

【お店について】
 以前、煮干ラーメン時代屋があった場所。居抜きであるが、カウンターの上部から葦ずがぶら下がり、絵葉書が貼られる等小道具により店独自の演出をしている。厨房に立つお店の方は洋食屋さん風のスタイル。左手を腰の後ろに回し右手で太い菜箸を使って麺をほぐしている。

OKAZAKI@桜上水・ラーメン
 本日は「焼豚麺」。出てきたらーめんはちゃぶ屋スタイル。焦がし葱の香ばしい香りと醤油ダレの甘い味。かすかに生姜の風味がして背脂独特の甘味も感じる。表面に浮くラードの層がやや厚いがギトギト感はない。
 中細平打ちストレート麺はシコシコとした歯ざわりがある。インパクトのある濃口の味にシャキシャキ感のあるもやしと万能葱がマッチしている。辺りに飲食店がほとんどない住宅街にできたこの店は近所の人にとっては嬉しいお店に違いない。また、日大文理学部や日大桜ヶ丘高校もあるので学生御用達になるであろう。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
ラーメン一伝家(閉店)いちでんや
【所在地】東京都世田谷区松原5-3-14 【お店の地図】
【電話】03-3321-8159
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-翌1:00
【最寄り駅】井の頭線 東松原駅 徒歩2分
【系統】背脂系東京豚骨ラーメン

【メニュー】
○ラーメン(塩とんこつ)650円、一伝小町ラーメン(しょうゆとんこつ)750円、チャーシューメン1000円
◆ゆでたまご50円、味玉120円


【お店について】
 化学調味料を使わず、10時間煮込んだスープが自慢。麺の固さ、味の濃さ、油の量を調整してもらえる。ドンブリは有田焼を使用。常連が多いこの店は、主人と客が話を弾ませる。

一伝家@東松原・ラーメン
 本日は「チャ−シューメン」。出されたラーメンは背脂が溶け込んだ東京豚骨。目当たらしさは感じられないが、20年ぐらい前からある例のあれね、と言う感じ。甘味のあるスープは見た目よりしつこさを感じない。野菜とか玉子などの具のバリエーションがほしいところ。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
なんでんかんでん・閉店
【所在地】東京都世田谷区羽根木1-8-7 山口ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3322-2539
【定休日】無休
【営業時間】18:00-翌3:30 (金・土・祝日前日)18:00-翌4:00
【最寄り駅】井の頭線 新代田駅 徒歩5分

【メニュー】ラーメン700円、たまごバカラーメン900円、チャーシューラーメン950円他
【系統】博多系豚骨ラーメン

【お店について】
 TVでもすっかり有名になってしまった川原ひろし氏の店。東京における博多ラーメンというのは白濁しているが淡白なスープ、テーブルに白ゴマと紅生姜、高菜が自由に入れられるスタイルが紹介されていた。1987年に開業し、本場のワイルドな豚骨ラーメンを提供したのが「なんでんかんでん」である。1990年代に博多ラーメンブームに火をつけたのがこの店といっても過言ではない。海苔にカルシウムの白でメッセージを書き入れたのもここのオリジナルで、その後広まった。店内に入ると強烈な豚骨臭が漂う。

 本日は「ラーメン」。豚骨の膠質の臭いが強い。骨を砕き隋が溶け込むまで強力な火力で炊いたスープは濃厚。好き嫌いがはっきりと分かれる味である。はまるとやみつきになる人も多いであろう。極細ストレート麺は固めのゆで加減で、啜り心地は良いが噛むと生っぽい食感。チャーシューは薄切り。価格設定は高めで、ワンコインならば納得できる。
【掲載】2003年 【行列】10人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
中華そばフーフー(閉店)
【所在地】東京都世田谷区上北沢3-17-8 【お店の地図】
【定休日】木曜
【営業時間】11:00-15:00/17:00-21:00
【最寄り駅】京王線 上北沢駅 徒歩2分

【メニュー】中華そば(しょうゆ・しお)580円、ジャンジャン麺680円、豚骨ラーメン680円、味噌ラーメン680円、ちゃーしゅーめん840円、ワンタンメン840円他
【系統】魚介系東京ラーメン
【お店について】
 カウンター12席、テーブル6席の家庭的な雰囲気。

 本日は「中華そば+煮玉子」。セットものがある店は、ラーメンの量が少なかったり、味に自信がないところが多い。期待はずれかなと思いきや、大きめの丼に注がれたスープの香り…。ラードの皮膜と魚の香り。トッピングの煮玉子は半熟。最後まで冷めなくて良いのだがラードの量は控えめの方が良いのでは。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 世田谷区のラーメン店リスト
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