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東久留米市のラーメン店
竹屋たけや
【所在地】東京都東久留米市前沢2-11-16 【お店の地図】
【電話】0424-75-8841
【定休日】水曜
【営業時間】11:30-14:30/17:30-21:30
【最寄駅】西武新宿線 花小金井駅 徒歩19分
【メニュー】
○らあめん630円、全部増しらあめん830円
○つけ麺680円、つけ麺(あつもり)680円、全部増しつけ麺880円
□味玉50円、チャーシュー120円、各大盛50円、各特盛120円


【系統】和風醤油系東京ラーメン
【お店について】
 創業2003年10月。正式名は「つけ麺・らあめん竹屋」。花小金井駅より15分程度という情報を基に歩いたが、結構ある。小金井街道をひたすら歩き、やっとの思いでたどり着く。竹をあしらったひさしにアクリル製の看板が目印。外壁にも竹を使っている。到着時に待ち客がいたが、列がなければパッと見では、風采があがらない小料理屋にも見える。店内に入ると天然木と竹を随所に使った内装。照明はやや暗く、感じからすれば居抜きであろうか。年季が入り渋めの雰囲気だが、磨きこまれ清潔感がある。カウンター8席。一枚板の天板で奥行きがない。どんぶりを置くと丁度ピッタリという長さ。着席すると水とおしぼりが差し出される。壁を見ると貼り紙があり、麺のゆで加減、味加減、油加減は注文できるようだ。また、苦手な具があれば、好みの具と交換してもらえる。更にカウンターには、「つけ麺の美味しい食べ方」なる説明書きもある。お店として、客の立場に立って、細かい部分においても配慮がなされていて好感がもてる。
らあめん・竹屋@花小金井
 本日は「らあめん」。豚骨・豚足・鶏がら、野菜などを14時間煮込んダシと鰹節・鯖節を併せたWスープ。豚骨ベースで、スープの色は茶色く濁っていて、表面はラードによる透明感がある。店内に豚骨臭が充満していたので、動物系が強そうなファストインプレッション。また、鰹節と鯖節の粉を投入しているので魚介系も強そうな感じもした。一口飲むと突出した個性というか、インパクトは然程強くはない。バランスの取れた味というべきであろうか。奇をてらわず、普通の素材で美味しいものを作ることを心がけているといった印象。麺は「見澤食品@埼玉県所沢市」製の中太のストレート麺。通常で240gとは嬉しい量。かん水はやや多めで舌触りの良い麺。プリプリとした弾力性のある食感でスープを絡め取る。バラ肉のロールチャーシュは薄切りで、2枚載っている。箸でつかむとホロホロと砕けるタイプ。チャーシューは内臓の部分に近い臭みのない部分を使用。肉の旨みが引き出されている。多めのメンマは柔らかく、シャキシャキ感がある。黄身がトロリとした半熟の味玉がデフォルトで半分入っている。トッピングの味玉が50円と安過ぎると思ったが、プラスすると合わせて1玉となるようである。それでも割安感はある。他の具は、海苔とネギ。
 接客態度も良く、何よりも価格とボリュームが良心的。細やかな配慮がなされ、地域密着型で人気が高いお店。個性は強いとはいえないが、コンスタントに食べても飽きが来ず、食べたという実感と満足感が得られる一杯。
【掲載】2006年7月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★☆☆
くにがみ屋(店名変更)→ (店名変更)種子島商店 くにがみ屋
【所在地】東京都東久留米市東本町1-6 【お店の地図】
【電話】0424-75-7003
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌1:30
【最寄り駅】西武池袋線 東久留米駅 徒歩1分
【メニュー】
○本鮪スープらーめん680円、創作クニガミ屋らーめん880円、九条ネギらーめん930円
○本鮪スープつけめん750円、炭火焼煮干味つけめん750円
□噴火味噌50円、甘露玉(味玉)100円、三陸鳴門ワカメ200円、京都九条ネギ250円、肉盛り300円、スペシャル500円

【系統】オリジナル・魚介系
【お店について】
 2001年10月創業。当初の店名は「鮪(maguro)ラーメン」、その後「国上屋」になり、2004年10月のリニューアルに伴い「くにがみ屋」となる。店名はご主人が3年間種子島で漁師をやっている時にお世話になった国上地区に由来する。余談だが、種子島といえば「鉄砲伝来」。ポルトガルより購入した火縄銃は一挺2000両、一両およそ4万円とすれば驚き、桃の木、山椒の木。
 北出張所バス停から直ぐ、駐車場(4台分)もあり、奥まった入口の手前に待ち客のための椅子が並んでいる。回転は然程速くなく暫し待つ。店内に入ると間仕切りされたテーブル8席、小上がりの8席で食堂といった感じの開放感溢れる空間だ。ミニギャラリー風に壁には「リトグラフ」や「シルクスクリーン」の現代作家の版画が飾られている。女性や年配のお客も多く地元の人気店。(移転前の大泉学園店の時の様子)

  大泉学園店を2005年2月に閉店し、こちらに移転。2005年3月新装開店。開店数週間後に訪れると「スープ改良のため」という主旨で休業中。ならば次は無駄足を踏まないために電話をして…と思ったら、「只今、つけめんのみで営業中」とのこと。ここにきてようやく軌道に乗ったようなので訪れることができた。
 北口より歩いて直ぐという立地条件の良さ。間口は狭いが、店内に入ると奥行きがあり厨房も広い。カウンターのみの14席はまだ真新しい。長い待合用の椅子が用意されてはいるが、まだ、行列待ちするほどには混雑はしていない。壁には大泉学園店の時のようなシルクスクリーンやリトグラフ等の版画ではなく、なぜか小学生のアブストラクト(抽象的)な絵と習字が貼られている。

くにがみ屋@東久留米・らーめん
 本日は「らーめん」と「甘露玉」。実は以前は「白」スープと「清」スープがあり、「清」スープを期待していたのだが、残念ながら「本鮪スープ(白)」のみに絞ったようである。スープは塩分が突出せず、鮪特有の臭みもなく穏やかでまろみのある味だ。飲む程に味わい深く、クリーミーな感じが増したようにも思う。揚げネギの風味も程よく効果を得ている。中太の縮れの強い麺はスープの絡みも良く、スープをよく持ち上げる。レモンスライスは味に影響を与えることもなく彩りであろうか。サイコロ状に切られたチャーシューは香ばしさを感じるが、やはりスライスしたものの方が好み。細めのメンマは存在感が薄い。甘露玉(味付け玉子)は適度な味付けで黄味がとろけ出る逸品。
 大泉学園での根強いファンに別れを告げての新天地、厨房も変わり色々苦労もあるようだ。しかし、移転して間もないが東久留米に根を張りつつあることを入れ替わり立ち代り訪れる客の姿を見て伺い知ることができる。
【掲載】2005年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
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