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稲城市のラーメン店
らーめん三歩さんぽ
【所在地】東京都稲城市大丸640-12 【お店の地図】
【電話】042-378-0661
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-14:00/17:30〜スープ切れまで
【最寄り駅】JR南武線 稲城長沼駅 徒歩8分
【メニュー】
《しょう油》らーめん630円、魚濃出汁しょうゆ麺740円、海老入りわんたん麺840円、ちゃーしゅー麺950円
《しお味》らーめん680円、魚濃出汁しお麺840円、海老入りわんたん麺890円、ちゃーしゅー麺990円
○特製あぶら麺740円、唐辛子あぶら麺740円
○つけ麺740円、青海苔ざるつけ麺890円、海老わんたんつけ麺950円、ちゃーしゅーつけ麺950円、合盛りつけ麺950円

【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
 2002年4月創業。川崎街道沿いにあり、板壁に丸窓が船のような印象を与える外装と一枚板に店名が書かれた看板が目印。ある種の勘と動物的嗅覚が働かなければ遠路遥々稲城市まで行くことはあるまい。単発的には紹介されることはあっても情報雑誌にはほとんど掲載されていない。このお店の特徴は10種類(全卵太麺・細麺・無卵・ハルユタカ・手打ち手もみ・唐辛子・青海苔・昆布・胡麻入り・ゆず)は用意できるという自家製麺。もちろん常時揃えている訳ではなくその時々によって異なるものを提供している。アトピーや卵アレルギーの人のために無卵麺も用意されている。カウンター6席、テーブル席6席の店内は家庭的で落ち着いた雰囲気。

三歩@稲城長沼
 本日は「海老入りわんたん麺のしょう油」。麺は太麺か細麺かを選べるので太麺。名古屋コーチンをベースにしたスープは旨味がジワーッと伝わり、魚介系の風味が食欲をそそる。魚介系の臭みもなく、攻撃的ではないのでその自然な味わいが、体中に優しく広がっていく感じがする。揚げネギや柚子の風味もアクセントを加え絶妙だ。別の雪平鍋で魚介スープを煮るため、油が少なめなのに適度な温度で美味しく食べられる。麺は中太の縮れ麺。プリプリとした食感でこしがあり、スープとの絡みも良い。わんたんんは皮がやや厚めで、餡がしっかりと入っているタイプ。旨味が詰まっていて味わい深い逸品。チャーシューは柔らかく肉の味がしっかり。ゼリー状の味玉ハーフ、山クラゲ、ニンニクの芽等他の具材の配置も見た目がよい。
 麺を始め、創作や季節限定メニュ−などラーメン作りに意欲旺盛な姿勢を保っている。2002年開店と言えども、ご主人はベテランの領域だ。過去の実績は知らないが、経験と引出しの多さを感じさせ、今後も楽しみなお店。
【掲載】2004年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
虎心房・閉店こしんぼう
【所在地】東京都稲城市矢野口310-1
【定休日】月・第3火曜 ※祝日の場合翌日休
【営業時間】
○11:30-14:30/17:30-22:00
○11:30-22:00(日曜)
【最寄り駅】JR南武線 矢野口駅 徒歩1分
【メニュー】
○《白湯三骨スープ(太or細麺)》虎心麺(塩)750円、紅い虎心麺(辛)850円、黒い虎心麺(醤油)650円
○《比内地鶏醤油スープ》らあめん550円、チャーシューめん750円、かに玉湯麺750円
○つけ麺(豆乳麺)750円、スパイシーキーマ加哩つけ麺900円、油そば(スープ付き)600円、本日の裏メニュー時価

【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
 平成11年にテレビ東京の番組「愛の貧乏脱出大作戦」に登場したお店。昼はラーメン屋、夜は居酒屋という二足のわらじで店を営んでいたが営業不振に陥っていた。そこで上野池之端にある中国福建省料理の名店「龍虎殿」で修業をし、店名、メニューも新たにラーメン専門店として再出発するというストーリー。
 南武線と鶴川街道が交差する場所に位置する。店内はカウンター12席のどちらかといえば居酒屋か定食屋という雰囲気で壁には色紙なども飾られている。自動車の往来の激しい街道沿いにあるものの席に腰を下ろすとゆったりとした気持ちになれる。決して新しいつくりとはいえないがカウンターや厨房は綺麗に磨きこまれていて清潔感が溢れている。

虎心房@矢野口・東京ラーメン
 本日は「虎心麺の細麺」。牛骨、豚頭、鶏がらを使用する白湯三骨スープは白濁していながらも臭みがないあっさりとした味わい。塩ダレには内モンゴル産の天日塩を使用。一口目は塩分を舌に感じさせるが隠し味の生クリーム、背脂のミンチ等が加わっており飲み進むと奥行きを感じさせる。クリ−ミーでありながらサラっとしていて独特な旨味とコクがある個性的なものといえる。更に別皿の薬味(一味・すり胡麻・揚げニンニク)を途中で加えると味の変化をもたらし楽しめる。スープの量がもう少し多ければ尚よろしい。縮れ細麺は玉子麺でスープの絡みも良く、プリッとした食感が美味しい。チャーシューは肩ロースでしっかりと味の付いたホロホロ砕ける柔らかいもの。味玉1/2はゼリー状。白髪ネギやザク切りのネギはアクセントとして良い。
 女性スタッフで切り盛りするこのお店は季節限定メニューや裏メニューで何かと話題にのぼるお店。誰しも人生において岐路に立たされる場面が数度訪れるが、番組出場というきっかけが大きな転機になったようだ。常に創造や工夫をしているという姿勢が伺える。新たなに加わるメニューは魅力や期待感を生み、再訪してみたいという気持ちにさせられる。

※町田市原町田4-1-1へ移転・改名。2005.5.17「胡心房」開店
【掲載】2004年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
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