らーめん自由区・東京ラーメンガイド東京多摩地区のラーメン店リスト>小金井市のラーメン店
小金井市のラーメン店
まんぼう亭
【所在地】東京都小金井市貫井南町2-7-11 【お店の地図】
【電話】0423-85-9977
【定休日】無休
【営業時間】
○11:00-20:00
○11:30-20:00(土日祝)
【最寄駅】
○JR中央線 武蔵小金井駅 徒歩17分
○JR中央線 武蔵小金井駅>京王バス「貫井坂下」下車30秒
【メニュー】
○らーめん650円、メンマらーめん800円、ネギらーめん850円、半バラらーめん850円、ちゃあしゅうめん950円、バラ肉らーめん1000円、ミックスらーめん1000円
○みそらーめん750円
○つけめん750円
□味付玉子100円

【系統】魚介醤油系東京ラーメン

【お店について】
 1985年創業。新小金井街道沿いにあるお店。マンションの建物の1階部分にあり、白い看板とえんじ地に白抜きの暖簾が目印。店内はこじんまりとはしているが、家庭的な雰囲気。熟練したラーメン職人といった感じのご主人が調理を担当し、奥さんが接客を担当している。コの字型のカウンター12席は地元のリピーターで賑わっている。BGMはラジオ。

まんぼう亭@武蔵小金井・東京ラーメン
 本日は「ミックスらーめん」。ミックスとはチャーシューとバラ肉の角煮の2種類をトッピングしたもの。ダシにはゲンコツ、サバ節・宗田鰹・アジの焼干し・干し椎茸・昆布・野菜類などを使用。タレには天然醸造の丸大豆醤油を使用。化学調味料は一切使用していない。油は表面には浮かずスープに混ざっていて、そのため温度はかなり熱め。ホワァーと立ち上る魚介風味が心地良い。醤油ダレ、動物系ダシ、魚介系ダシの何れも突出しておらずバランスが良い。食材の良さを上手に引き出しているといった感じ。一口飲むとダシのふくよかさが口の中に広がり、直ぐにスーっと引いていく。飲み進むと深みをジワジワと感じさせる優しい味わいだ。その反面、塩分はかなり控えめで、焦点化しきれない面もある。優しいダシの味わいを受け止めるための何かアクセントがほしいところ。中細の縮れ麺は180gと良心的な量で食事としては満足のいく量。茹で加減はかなり柔らかめ。スープがしっかりと絡み相性は良い。このお店の自慢であり名物はバラ肉の角煮。煮込んで一晩、味付けをしてさらに一晩寝かせ3日間かけて作る逸品。ブロック肉は余分な脂も抜け落ち、柔らかく、適度な肉の食感も残っている。豚バラ肉巻きチャーシューは5mm厚のものが3枚。角煮よりも柔らかく、味付けはブロックと同様に醤油ダレが染み込んでいて美味しい。メンマは太さ大きさともに立派、シャキシャキとした歯応えで量が多めで嬉しい。
 場所柄、客層は地元の人が中心であるが、多くの人に愛されているという印象。年齢層も幅広く、高齢の方も訪れている。安心素材のみを使用するというご主人のポリシーが反映されている。食べたときのインパクトは強くないものの、時間を経てまた食べたくなるような味、まさに「美味必淡(みょうみひったん)」というべき一杯。
【掲載】2005年11月 【行列】2人 【ラーメンの王様】★★★★☆
東京多摩地区のラーメン店リスト
無坊・閉店むぼう
【所在地】東京都小金井市前原町1-3-7 【お店の地図】
【電話】0423-80-7955
【定休日】火曜・第2水曜
【営業時間】11:00-15:00/17:00-22:00
【最寄駅】
○JR中央線 武蔵小金井駅>京王バス府中試験場行き(乗車時間10分)>代書前下車徒歩1分
【メニュー】
(塩味か醤油味をチョイス)
○無坊らーめん650円、味玉らーめん750円、叉焼らーめん850円、全部のせ900円

【系統】和風だし系東京ラーメン

【お店について】
 2002年4月創業。このお店のご主人は「紅虎餃子房」、「万豚記」等の店を手がけている「際コーポレーション株式会社」の出身。立川の「太陽堂」、東大和市の「狼煙屋」のご主人たちとは元同僚である。電車からバスに乗り換えてわざわざラーメンを食べに行くのは今回が初めてである。「わざわざそこまで行くかね」と周囲に言われても気になるものは気になる。車窓から「まんぼう亭」も発見し、多磨霊園の位置も確認できたので良しとしようと心の中で思った。カウンター8席のみの店内は既に先客で埋まっている。しばし待つことになった。

無坊@武蔵小金井・東京ラーメン
 本日は「味玉らーめん(醤油)」。鶏ガラベースのスープと鰹節、鯖節などの和風だしを合わせたスープ、タレには干し貝柱、干し海老を使用している。仕上げにはラードと鶏油を熱したものをかけて熱さを保たせる工夫がなされている。動物系のしっかりとしたダシの旨味の後に節系のヘビーな味が伝わってくる。油っこいとかタレの味の濃さは人によって好き嫌いが分かれそうだが重厚な味は脳裏に焼きつく。自家製の加水率の高い中太ストレート麺はしなやかでコシがあり、スープとよく絡み相性が良い。つけ麺のみ極太麺を使用している。叉焼は約6mmの肉厚でジューシーで美味しい。柔らかい部分と肉質がしっかりとした部分が混ざり合っている。具の山クラゲのコリコリとした食感がバランスとしてマッチしている。半熟玉子はゼリー状。
 あっさりとした淡麗なラーメンが好きな人には向いていないが、濃厚な魚介風味のラーメンが好きな人にはたまらない一杯であろう。

※2010年2月21日をもって閉店。
【掲載】2004年7月 【行列】1人 【ラーメンの王様】★★★★☆
東京多摩地区のラーメン店リスト
麺屋 こたろう
【所在地】東京都小金井市貫井北町3-31-20 【お店の地図】
【電話】042-325-3031
【定休日】金曜
【営業時間】11:30-14:30/18:00-24:00
【最寄駅】
○JR中央線 武蔵小金井駅>京王バス>「中央大附属高校前」下車 徒歩1分
【メニュー】
○こたろうらーめん650円、ワンタン麺750円、青じそめ麺750円
○みそらーめん700円、夏みそらーめん800円、辛みそらーめん800円

【系統】背脂豚骨醤油ラーメン

【お店について】
 2003年7月創業。新小金井街道沿いにあるお店。この街道沿いにはラーメン屋さんが点在し、別名「ラーメン街道」とも呼ばれている。あまり知られていないお店が多い。このお店の店主は近くにある「旭川らあめん こもり」系列の「まるしゅう」で修業をし独立。フレンチやイタリアンでの経験もある。
 青い看板に昔の円筒形の郵便ポストが目印。店内はカウンター9席で、動物系スープの匂いが充満している。BGMはビートルズ。
麺屋こたろう@武蔵小金井・東京ラーメン
 本日は「ワンタン麺」。麺は平打ち太麺と中細縮れ麺から選べる。タレは塩と味噌の2種で醤油はない。旭川ラーメンというよりはオリジナルに近い。豚頭や豚足をベースにした甘味のあるスープ。豚骨臭もなくあっさりとしていて、飲み進むと旨味やコクが後から伝わる。麺は黄色味と縮れが強く、スープの味を吸い込みやすいもの。スープの量が少ないため麺が泳がない。ワンタンはコンパクトに包み込まれた一口サイズ。所謂、皮のピラピラ感はない。
 近くに学芸大学や中大附属高校があり、学生にとって小腹が減った時には立ち寄りたいお店ではないであろうか。一体感やインパクトはないが、ゼラチン質の多いコラーゲンたっぷりのスープは女性に人気が出そうな一杯であった。
【掲載】2004年5月 【行列】0人 【ラーメンの王様】★☆☆☆☆
東京多摩地区のラーメン店リスト
らーめん自由区東京多摩地区のラーメン店リスト>小金井市のラーメン店
inserted by FC2 system