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台東区のラーメン店
中華そば専門 哲学堂・閉店
てつがくどう
【所在地】東京都台東区根岸1-6-12 トーカンマンション鶯谷 【お店の地図】
【電話】03-3873-3688
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】11:30-14:10/18:00-23:10
【最寄り駅】JR山手線・京浜東北線 鶯谷駅 徒歩3分

【メニュー】
 ○ラーメン600円、マー油ラーメン(正油・塩)650円、塩ラーメン650円、味噌ラーメン850円、メンマラーメン750円、ワンタンメン850円、青ネギラーメン850円、チャーシューメン1000円、角煮ラーメン1000円、角玉ラーメン1000円
 ○ニンニクラーメン800円、ニンニク玉子ラーメン900円、トマトラーメン750円、ガーリックトマトラーメン850円
 ○つけめん650円、玉子つけめん750円、ニンニクつけめん850円、ガーリックトマトつけめん900円、チャーシューつけめん1050円、辛ソバ650円、他

【系統】秋田十文字系中華そば

【お店について】
 言問通り沿いにあるお店。秋田で家の店を手伝っていたご主人が、独立してこちらで開業した。「体にいいものをお客様に出したい。」というラーメン哲学をもって作ることが、この屋号の由来。秋田県産のニンニク漬けを使用したニンニクラーメンが看板メニュー。店内はやや薄暗く、年季が入っている。テーブルの真ん中を仕切ったカウンター席8席と壁に向かったカウンター4席。マンガ本が置かれており、食べ終わった後に居座る人もいそう。BGMはTV。スタッフは店主と店長の2名。真心を込めて調理をしていることが伝わる地元密着型のお店。
にんにく玉子ラーメン@哲学堂
 本日は「ニンニク玉子ラーメン」。スープの色はダークブラウンの濃い色。しょっぱそうに見えるが、飲むと意外にもあっさりとしている。醤油が立った感じもせず、塩梅も程よい。焼き干しや昆布が効いた穏やかな味わい。麺は中細の平打ち麺。ピラピラとした舌触りと噛むとプリプリとした食感が美味しい。スープの絡みはやや弱いが、食感の面白さを楽しめる。味玉はよく味が滲みていて、黄味がトロリと流れる美味しさ。チャーシューはバラ肉のロールが2枚。箸でつかむとホロホロと崩れてしまい食べた実感は湧かない。メンマは細切りでコリコリとした食感。スープの味を吸い込んだ麩が楽しめる。色の濃いニンニク漬けは酢、蜂蜜などに1年間漬け込んだもので、ニンニク臭くもなく、しょっぱくもない。家に帰った後に周りの人間に臭いと言われたが、食べた本人には自覚がない。他の具は海苔とねぎ。
【掲載】2007年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆

哲学堂@鶯谷
 本日は「角玉ラーメン」。豚ガラ、鶏がら、鯖節、鰹節、焼き干しと野菜を煮込んだダシ。見た目は黒い色をしているが塩辛くなく、焼き干しが効いた円やかな醤油味。奥底ににんにくの風味が結構効いており濃口でパンチ力がある。麺は中細の無かん水の縮れ麺。珍しいところでは、秋田ラーメンの特徴でもあるお麩が入っていること。スープがしみ込んでいて、美味しい。大きめの角煮はジューシー。玉子は半熟の黄味がトロトロ。メンマも味が染み込んでいる。
 後味はにんにく。にんにく好き、スタミナをつけたい人にはもってこいの一杯。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
六角家 御徒町店ろっかくや
【所在地】東京都台東区上野5-20-3 らーめん横丁内 【お店の地図】
【電話】03-3831-3347
【定休日】無休
【営業時間】10:30-23:00
【最寄り駅】JR山手線・京浜東北線 御徒町駅 徒歩2分
【メニュー】
○ラーメン600円、中ラーメン700円、大ラーメン800円、チャーシューメン800円、中チャーシューメン900円、大チャーシューメン950円
○特製つけ麺(味付けたまご入り)800円、味噌つけ麺(味付けたまご入り)800円、冷やしラーメン(夏季限定)800円
◆生キャベツ+100円、のり+100円、味付け玉子+100円、キムチ+100円、キャべチャー100円、餃子(6個)350円

【系統】横浜家系豚骨醤油ラーメン
【お店について】
 1988年5月創業の「六角家@横浜市・東白楽」の支店。以前、「新横浜ラーメン博物館」にも出店しその名を知らしめた。JR御徒町駅に2005年7月にオープンした「銀河高原ビール&らーめん横丁」内にある。オープン時は、「青葉」、「柳麺ちゃぶ屋」、「六角家」の3店舗。その後、「柳麺ちゃぶ屋」が撤収し、「匠屋」がその後に入っている。入口横に券売機。紺地に白抜きの店名が書かれた暖簾が下がっている。店内に入ると豚骨・鶏ガラ臭。カウンター10席、テーブル16席のゆとりのある空間。カウンター席は柱を囲むように配置されている。卓上には、生姜・摩り下ろしニンニク・豆板醤・スリゴマなどが置かれている。脂の量、醤油味の濃さ、麺の固さを食券を渡す時に申告する。
ラーメン@六角家
 本日は「ラーメン」。ロース骨、ゲンコツ、鶏ガラを炊いたスープ。スープ濃度を保つため、一定の時間が過ぎると次の寸胴のスープを使用する。大判の海苔3枚が表面にかぶさるように載せられている。家系の具の特徴でもあるが、湯気で海苔の食感が直ぐ損なわれるのがもったいない。スープ表面には鶏油(チーユ)の油層。動物系の凝縮されたダシとこの油が合体し、独特の風味と深いコクをもたらしている。そのダシを際立たせるために、塩分と化学調味料による旨味がかなり強め。麺は中太平打ちストレート麺。家系御用達の「酒井製麺」製。長さが短めで、プリッとした食感。スープとの相性は良い。チャーシューはバラ肉の薄切りのものが2枚。茹で過ぎたほうれん草が少量。
【掲載】2007年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
煮干中華そば つし馬・閉店にぼしちゅうかそば つしま
【所在地】東京都台東区浅草1-1-8 【お店の地図】
【定休日】月曜日
【営業時間】11:30〜21:30
【最寄り駅】東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線 浅草駅徒歩3分
【メニュー】
中華そば(小)650円 (中)750円 (大)850円
冷し中華ザル(中)750円 (大)850円
ゆで玉子50円、おにぎり(無着色の明太子)100円 めし100円他
【系統】津軽ラーメン系中華そば
【お店について】
 田中商店@梅島の2号店として、2003年7月にオープンしたが、2006年3月にリニューアル。屋号を「つしま」から「つし馬」に変え、味も変えた。以前の豚骨醤油ラーメンから、青森煮干そばを掲げたラーメンになった。店主の故郷の青森県の中華そばをイメージにしたらしい。オレンジ色の看板と臙脂の暖簾が目印。壁には相撲の番付表が貼られている。テーブルの上にはゆで玉子がどんぶりに入れられ置かれている。カウンター10席とテーブル席8席。
中華そば@つし馬
 本日は「中華そば(中)」。油分が少ない透明なスープ。店内には煮干の匂いが漂っていたが、どんぶりからは煮干の香りはあまり感じない。醤油の味が立っているが、スッキリとしていて胃に滲みこむ感じ。いくら飲んでも飽きず、胃にもたれることはない。どちらかと言うと昆布や野菜のダシが効いていて雑味のない凛とした味わい。麺は「小林製麺@札幌」製の中太縮れ麺で量は200g。つしま時代は、「カネジン食品」や「豊華食品」製を使用していた。断面が四角く、かん水少なめのボソッとした食感、スープの絡みは弱い。相性が良さそうな麺は他にありそう。モモ肉のチャーシューは5枚載っている。肉質はミチッと締まったタイプ。適度な味付けで、噛むごとに美味しさを感じる。メンマは薄く平たい形状。シャキシャキとした食感が良い。ネギは厚めの小口切り。
 つしま時代のトレンドを意識したラーメンから、津軽の古典的なラーメンに変貌した。そのあたりの事情は分からぬが、おそらくは地域性を考えてのモデルチェンジ。ラーメンを食べに浅草を訪れる人は極めて稀で、大方は観光客。様々な人の口に合うとなると、このようなスタイルの方が分がある。
【掲載】2006年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
つしま店名変更「つし馬」
【所在地】東京都台東区浅草1-1-8
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜22:00
【最寄り駅】東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線 浅草駅徒歩3分
【メニュー】
中華そば650円、特製中華そば950円、つけそば750円、冷やしぶっかけそば750円、明太ごはん250円、味玉・のり・めんま各100円他
【系統】豚骨醤油ラーメン
【お店について】
 足立区梅島にある「田中商店」のコンセプト・チェンジのお店。博多長浜ラーメンのスタイルをとる1号店に対して店名もスタイルも変えた2号店で2003年7月にオープン。雷門のある仲見世通りより隅田川寄りの観音通りに入ってすぐの右手にある。外観はモダンな喫茶店風で一枚板に手書き風の看板が目印。店内は丸テーブル2卓の10席とカウンター11席で上手な空間利用で座席数を確保している。
つしま・東京ラーメン
 本日は「特製中華そば」。まず目に入るのが小さめの丼に盛られたベーコン状のバラ肉チャーシュ−。余分な脂が抜けているとはいえ脂身の白い部分が多いので健康的には気になるところ。その点を気にしなければハムのようなしっかりとした食感で美味しい。スープはゲンコツを中心とした豚骨スープと香味野菜、鰹、鯖節、青森から取り寄せた昆布を使用した和風だしとを併せたWスープ。香りは然程強くはないが旨味がありグイグイ引き寄せられる。表面には2ミリ程度のラード層がありサラサラとした感じを与え、背脂が甘味を感じさせる。カネジン食品製の中太ストレート麺は柔らかめの茹で加減だがコシがあり弾力性のある美味しい麺だ。メンマは食感がよく、煮玉子はゼリー状よりやや硬めのもの。
 浅草には洋食、和食とも老舗が連なっており、食事に関する選択肢は多いが時流に乗ったラーメンが食べられるお店は余りない。店内を見るとお客の年齢層も幅広く地元で支持されてきていることが伺える。
【掲載】2004年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ 台東区のラーメン店リスト
カナモリ・閉店かなもり
【所在地】東京都台東区上野6-8-7泰和ビル1F
【定休日】無休
【営業時間】11:00-22:00
【最寄り駅】JR山手線・京浜東北線 上野駅 徒歩2分
【メニュー】
ラーメン650円 チャーシューメン800円 特製ラーメン900円 葱かしわ醤油900円
トロ玉+100円 生キャベツ+50円 ワンタン+150円 辛味+50円 チャーシューご飯300円他
【系統】鶏白湯ラーメン
【お店について】
 2005年11月創業。正式名は「ラーメンカナモリ上野本店」。「紅虎餃子房」などで知られる株式会社「ホッコク」が経営する。以前「いなせなや」があった場所。レリーフ状のニワトリと盛のロゴ入りの黒い看板が目印。店内は、カウンター17席。BGMはビートルズ。
ラーメン・カナモリ@上野
 本日は「ラーメン」。鹿児島県の南国元気鶏の丸鶏とガラを使用した白湯スープ。「南国元気鶏」とは鹿児島県出水市のマルイ農協が飼育した国産銘柄鶏。オーダーを受けてから、スープを小鍋に移して温めている。鶏白湯は通常、塩ダレを使用するが、このお店では醤油ダレを使用している。スープの表面にはマー油が浮かび、醤油ダレが効いているので、どちらかと言えば熊本ラーメン風。鶏白湯としてのイメージとは若干異なるが、鶏ダシの旨みは出ている。スープの粘度は強くなく、サラリとしている。サッパリとした口当たりとコクがある味わい。後半、胡椒のピリ辛感が浮上する。麺は自社製の平打ち中太ストレート麺。緩やかなウエーブがついている。表面がツルツルとして弾力性がある。最初はスープの絡みが弱いが、食べ進むと適度に味を吸い良くなる。チャーシューはバラ肉が2枚。タレが滲み込み、プリンプリンとした柔らかさ。メンマは細切りで、コリコリとした食感。他の具は海苔と小口切りのネギ。
 まとまりがあり、美味しいラーメン。鶏白湯専門のお店は元々少ないが、その中にあって、少し毛色が違い個性を感じる。
【掲載】2006年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
大勝軒(浅草橋)
【所在地】東京都台東区浅草橋2-28-10 【お店の地図】
【定休日】日曜
【営業時間】11:00-15:00 17:00-20:30
【最寄駅】・JR総武線・都営浅草線 浅草橋駅 徒歩6分
【メニュー】
ラーメン500円 メンマラーメン650円 ワンタンメン700円 チャーシューメン700円 チャーシューワンタンメン900円 
うま煮そば700円 五目そば700円 天津麺800円 蟹そば800円 広東麺800円他
【系統】人形町大勝軒系東京ラーメン
【お店について】
 1946年(昭和21年)創業。正式名は「中華料理 大勝軒」。「大勝軒」の屋号を使うお店は、丸長系(中野・代々木上原・東池袋など)、永福町系、人形町系の3つの系統に分かれる。そのうちの人形町の大勝軒の流れを汲むお店。1912年(明治45年・大正元年)創業の「大勝軒@人形町」は、3系統の中では創業が最古であるが、1988年(昭和63年)に5代目が業態を変え、「珈琲大勝軒」となっている。現在、同じく人形町にあるお店は、26年間チーフで厨房に立っていた人が1987年(昭和62年)に独立して開いたお店。
 浅草橋駅東口を出て、江戸通りを北上し、須賀神社を過ぎたところを左折して直ぐ。台東区立育英小学校の近く。下町風情の残る路地に建つ。レンガ風のタイル、ディスプレー、白地に「大勝軒」の文字の入った暖簾が目印。下町の昔ながらの中華料理屋さんといった感じ。店内は、4人掛けと2人掛けのテーブル26席。以前、テレビの取材でやってきたヨネスケのサインや写真が貼られている。メニューは麺類以外も豊富で安い。麺やワンタン、シュウマイの皮も自家製で、挽肉も店で挽いているそうだ。店主と奥さん、息子夫婦4人で切り盛りをしている。
浅草橋大勝軒
 本日は「ワンタンメン」。鶏ガラ、昆布、野菜類から抽出した透明感のあるスープ。なみなみと注がれていて嬉しい。シンプルでホッとするような味わい。ほんのりとした醤油の風味で、あっさりとしていて甘みもある。中華料理屋ではありがちな化学調味料の過度な旨みも無く、極自然。サラリと飲みやすく後味も良い。低加水率の細ストレート麺は自家製の玉子麺。柔らかめの茹で加減だが、喉越しは良い。モモ肉のチャーシューは硬く締まった肉。小ぶりで噛みしめると味わいが出るタイプ。ワンタンは少量の挽肉を皮で四角くたたんだもの。メンマは色が薄めでシャキシャキとした食感。他の具は蒲鉾、小口切りのネギ。
 昔ながらの大衆中華料理のお店。最近のラーメン専門店のような、素材をたくさん使ったものではないので線の細さはあるが、東京ラーメンらしい一杯。6種類の一品料理に、ラーメンと半ライスがついた「ラーメンセット」が人気。
【掲載】2006年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
幸貴こうき
【所在地】東京都台東区浅草橋1-16-8 【お店の地図】
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】
11:30-15:00 18:00-21:00
11:30-15:00(土)
【最寄駅】・JR総武線・都営浅草線 浅草橋駅 徒歩2分
【メニュー】
中華そば600円 ワンタンメン750円 チャーシューメン850円 大盛+50円 たけのこ+100円 チャーシュー+300円他
【系統】中華そば系東京ラーメン
【お店について】
 2005年1月創業。正式名「中華そば幸貴(こうき)」。JR「浅草橋駅」ガード下にあるお店。とは言っても線路沿い側ではなく、反対側への抜け道にあるので気がつきにくい場所にある。木製の看板と臙脂色の暖簾が目印。店内はカウンター5席のこじんまりとした空間。狭いながらも小ざっぱりとしていて清潔感の溢れる店内。時折、電車が通過するが、振動は伝わってこない。メニューを見ると、中華そば、ワンタンメン、チャーシューメン、それにトッピング類数種とシンプルな構成。厨房に目を移すと熟練のラーメン職人といった風貌のご主人が一人。手際も良く、湯きりもうまい。丁寧な仕事ぶりが伺える。BGMはAMラジオ放送。
ラーメン・幸貴@浅草橋
 本日は「ワンタンメン」。やや小ぶりのどんぶり。透明で濁りがないスープ。鶏ガラ・魚介系・昆布・野菜類などを中心としたダシ。昆布の旨みが程よく出ている。煮干の香りは、店内には漂っていたが、スープにおいては大人しめ。但し、旨みは出ている。醤油は意識させられるが、尖ってはおらず、丸みがある。ラードは少なめで、油に頼っていないところが良い。さっぱりとしていて、ついつい飲んでしまう。麺は多加水率の中太の縮れ麺。柔らかめの茹で加減でコシはあまりない。ただスープには合っている。モモ肉のチャーシューはブロック状の煮豚。ほんのりとしたピンク色がきれいで、2枚とは嬉しい。硬めで歯応えがあるタイプだが、パサパサ感は無く、噛むと肉らしいジューシー感がある。ワンタンは5個。皮は薄めでピロピロ感があり、餡の肉は少なめで従来のタイプ。メンマは細切りで甘めの味付け。柔らかめで、コリコリ感があり美味しい。
 正統派とも言うべき、「東京ラーメン」。雑多な素材を使わず、必要最小限度の材料で、十分に味を引き出しまとめられた一杯。無駄が無く、完成度は高い。クラシカルなスタイルではあるが、単に「懐かしい味」では止まらない凛とした味わいと気品を感じさせる。下町気質の残る浅草橋で地元密着型のお店としてリピーターは増えている。
【掲載】2006年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
麺 花蔵はなぐら
【所在地】東京都台東区上野6-8-13 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜23:00
【最寄駅】JR山手線・京浜東北線・東京メトロ銀座線他 上野駅 徒歩3分
【メニュー】
醤油らーめん650円 ちゃーしゅーめん(醤油)950円
塩らーめん750円 にんにくらーめん(塩)800円
味噌らーめん750円 ピリ辛らーめん(味噌)750円 ネギらーめん(味噌)950円 ちゃーしゅーめん(味噌)1050円 
えび風味らーめん800円 かつお風味らーめん800円 つけめん800円他
【系統】らーめん涌井系背脂チャッチャラーメン
【お店について】
 2005年2月創業。「らーめん涌井@西新井大師」の新業態のお店。「涌井」のご主人は、「ホープ軒本舗@吉祥寺」、「ホープ軒@千駄ヶ谷」の流れを汲む「香月@恵比寿」の出身。いわゆる『背脂チャッチャ系」系列のラーメンを提供するお店である。「涌井」から巣立った弟子達のお店として、「えるびす@池袋」や「耀@東中野」などがある。上野広小路口から数分、丸井シティの裏側に位置する。シンプルな外観ではあるが、レリーフ状の店名のロゴと写真入りのメニューが目に留まる。内装は黒を基調としたシックな感じで、カウンター13席、テーブル席6席の広々とした空間。メニューを見ると、塩・醤油・味噌・つけめんに大別され、バリエーションに富んでいる。但し、黒丸、白丸、大空、大海、大元気、大船等という呼称がついているので選択をする時には戸惑う。
麺 花蔵@上野・東京ラーメン
 本日は「塩らーめん」。やや小ぶりのドンブリ。豚骨、鶏ガラ、昆布といったオーソドックスな出汁がベース。それに秘伝のタレを使い、最後に背脂をふり注いだスープ。一見しょっぱそうにも見えるがスッキリとしている。胡麻も大量に浮かび香ばしさが口の中に広がる。多めの背脂が甘味とコクを生み、深みを出している。背脂の処理がしっかりとしていることやスープそのものがスッキリとしているためか、しつこさや胃にもたれることはない。また、ほうれん草がしつこさを中和するような役割を演じている。中細の縮れ麺はやや柔らかめの茹で加減。心持ち硬めでもよいのかなとも思うが、スープとの馴染みは良い。バラ肉巻きチャーシューは大判で薄切りのスライス、それに崩れたものも加わっている。6時間ほど煮込んでいるので、箸で摘むと崩れるほど柔らかい。ほぐれるのが速いので肉の質感自体はもう少し味わいたいところ。その他の具はメンマと刻みネギ。全体的に仕事の丁寧さを感じさせる。
 背脂チャッチャ系は一頃ブームとなった。最近では古典的なスタイルに属するように個人的には思うが、知らない世代には目新しくも映るであろう。背脂そのものは、ラーメンにコクを与える素材の一つであり、古いも新しいもない。要は使い方やアレンジの仕方、プラスアルファとなる要素が加われば斬新な感じを食べる側に与えるものである。その意味では、「えび風味」や「かつお風味」など香味油に魚介風味を移したメニューもあり時代に合ったラーメンづくりを工夫している。
【掲載】2005年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
上野大勝軒うえのたいしょうけん
【所在地】東京都台東区上野7-6-7 【お店の地図】
【定休日】日曜日
【営業時間】11:00〜20:30(平日) 11:00〜18:00(土)
【最寄り駅】JR山手線・京浜東北線 上野駅入谷口 徒歩1分
【メニュー】
中華そば680円 メンマラーメン880円 チャーシューメン980円
辛味噌ラーメン780円 辛味噌メンマ980円 辛味噌チャーシュー1080円 
もりそば680円 ファイバー麺680円 もりメンマ880円 もりチャーシュー980円他
【系統】東池袋大勝軒系東京ラーメン 中板橋大勝軒の支店
【お店について】
 上野駅の入谷口というのは長年この駅を利用していても、ここから昇降する頻度は無いに等しい。そこから降りて直ぐ近くの場所に2004年7月に開店。近隣には私立岩倉高校がある。アルミサッシのガラス戸、白地に赤で店名が書かれた幟や暖簾といった街中によくある中華料理屋という大衆的な雰囲気のする店構え。中板橋大勝軒の2号店である。「中板橋大勝軒」の店主は以前、「湯一@新宿御苑」というお店を営んでいたが、中板橋に移転し、同時に「量や」という名称に変わった。その後、「中板橋大勝軒(2004年1月)」に名称変更をし今日に至っている。ちなみに、2号店はこの「上野大勝軒」、3号店は「新宿大勝軒(2004年12月開店)」、4号店は「神田大勝軒(2005年3月開店)」と支店の数も短期間に増え続けている。
 店内はカウンター8席とテーブル6席。席の間隔は狭くやや窮屈。壁には東池袋大勝軒の店主・山岸一雄氏の写真や色紙、記事の切り抜きがたくさん貼られ「東池袋大勝軒」との繋がりを誇示している。厨房は客席よりも奥のほうにあり、製麺機も置かれている。威勢のいい女性店長の声が響き渡る。
上野大勝軒・らーめん自由区
 本日は「中華そば」。煮干し、鯖節等の魚介系の香りはやや抑えめ。まとまりがありマイルドな感じではあるが、東池袋の店のような力強さや複雑な味は感じられない。ベースになる味以外のかくし味といわれる豚挽き肉や林檎といった諸々の素材の存在は影が薄い。やや平板な印象を受けるが、比較しなければ充分美味しいスープではある。温度は高めで最後まで熱々。加水率の高めの中太のストレート麺は柔らかめの茹で加減。モチッとした食感やコシは弱いが、つるんとしたのど越しの良さはある。麺の形状は楕円ではなく、長方形のような平べったい断面。麺の量は予想よりも多いので、間違っても大盛りや特盛りにはしない方が無難。チャーシューはもも肉の煮豚で、脂身は少なく肉質のはっきりとしているもの。メンマの味付は濃いめでコリコリとした食感。
 暖簾分けということで、レシピやつくる過程を全て伝授されていることと思われる。しかし、つくり手が違うと味も変わる。同様のものが出来ないということは当然のことでもある。師匠を超えるのは難しいが、味を踏襲するのも難しいものである。
【掲載】2005年6月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
らーめん悟空・閉店らーめん ごくう
【所在地】東京都台東区上野6-7-3 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜24:00 11:00〜翌3:00(金)
【最寄り駅】JR山手線・京浜東北線他 御徒町駅 4分
上野駅5分
【メニュー】
とんこつ醤油らーめん650円 味付玉子入りらーめん750円 メンマ入りらーめん750円 のり入りらーめん750円 チャーシューらーめん850円 
全部入りらーめん850円他
【系統】背脂チャッチャ系豚骨醤油ラーメン
【お店について】
 上野駅から行くならば、「マルイシティ」の裏通りを御徒町方面へ歩くとある。数店舗先には「麺屋武蔵 武骨」が見える。こちらは行列が絶え間ない。鹿児島ラーメンの「開国丸」が以前あった場所に開店。間口が広く、板を使用した外装と大きめ看板が目印。店内は黒を基調とした造り。カウンター10席でゆったりとした空間。
らーめん悟空@御徒町・上野・らーめん自由区
 本日は「味付玉子入りらーめん」。背脂が浮かんだいわゆる「背脂チャッチャ系」のラーメンである。とんこつ醤油とあるが、豚骨臭はなく、濃度も濃くは感じない。あっさりとしていて胃にもたれることはない。中太縮れ麺はゴワゴワとした感じで、スープとの絡みは弱い。メンマは平太で色は濃いが味は適度で歯触りがあって良い。もやしはやや茹ですぎという感じがする。シャキッとした食感の方がメリハリがあって良いと思う。肩ロースのチャーシューはほど良い味付け。味付玉子は黄味が固まりつつある半熟。
 十数年前は、「とんこつ醤油」という言葉にそそられたり、食指を動かした人も多かったのではないだろうか。「後味は良くないが癖になる。」、「活力が湧き、スタミナがつきそう。」というのが固有のイメージとしてある。今や斬新でもなくなったこのスタイルに、独自のプラスアルファを加えない限り、食べる側にとって凡百のラーメンと映るかもしれない。
【掲載】2005年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
一力いちりき
【所在地】東京都台東区谷中7-18-13 【お店の地図】
【定休日】月曜
【営業時間】12:00〜14:00/17:00〜20:00
【最寄り駅】JR山手線 日暮里駅 徒歩3分
【メニュー】
ラーメン500円、ワンタンメン600円、味噌ラーメン650円、一力ラーメン650円、もやしソバ650円、タンメン650円、カレー入りタンメン750円、広東メン800円、味噌肉ソバ850円、チャーシューメン950円

【系統】中華料理系東京ラーメン
【お店について】
 白字に中華料理の文字の入った暖簾、黄色の置き看板、入口脇にはガラスケースに料理サンプルが置かれいる。ごく普通の中華料理屋の店構え。店内はカウンター5席、テーブル席8席とこじんまりとした空間。年配のご夫婦が切り盛りをしている。壁には以前この店を訪れた版画家「池田満寿夫」の色紙が飾られている。
一力@日暮里・東京ラーメン
 本日は「ワンタンメン」。鶏ガラベースのスープに多めのラードが浮き、醤油ダレがやや濃い目に効いている。余計な脂やアクを取り除き丁寧に出汁を摂っているので透明感があり、すっきりとした味わいである。飽きることなく最後まで飲み干せる。白っぽい中細の縮れ麺は弾力性がありスープとの相性も良い。チャーシューは小ぶりで薄めだが、柔らかく、脂身が少なく、味が染み込んでいる。ワンタンは肉少なめで皮がやや厚い手作りといった感じのもの。メンマは細切りで僅かに胡麻油の風味がする。他の具はほうれん草、ナルト、ネギといった典型的な東京ラーメン。
 後から来た客のビールの注文に、店主に代わって常連客が冷蔵庫から取り出して差し出す面白い光景。下町ならではという感じだ。何の変てつもないように思えるお店とラーメン、なぜかこの空間に惹かれるものがある。
 食後には、代表作「墓守」の作品で知られている朝倉文夫の住居兼アトリエのある「朝倉彫塑館」。徳川慶喜、横山大観、渋沢栄一、朝倉文夫、鏑木清方、鳩山一郎など、多くの著名人が眠る「谷中霊園」を訪れてみるのも良い。
【掲載】2005年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
光江・閉店
みつえ
【所在地】東京都台東区下谷2-22-6 【お店の地図】
【定休日】木曜
【営業時間】11:00-20:00 (日曜)11:00-18:00
【最寄り駅】東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩5分
【メニュー】
 らーめん500円、わんたんめん660円、たんめん660円、大らーめん660円、肉そば720円、光江そば720円、五目そば770円、ちゃーしゅーめん770円、天津めん820円、広東めん820円、五目わんたんめん920円他
【系統】中華料理系東京ラーメン
【お店について】
 昭和22年創業の東京ラーメンの老舗。以前は言問通りと昭和通りの交差点近くに営業していたが、火災による焼失のためにこちらに移転。表通りから中に入った下町の雰囲気が漂う住宅街の一角にある。えんじに白抜き文字で中華そばの暖簾が目印。「光江」とは女性の名前のように思えるが先代が占い師に名付けて貰ったそうだ。中に入るとカウンター10席、テーブル16席の広々としていて家庭的な雰囲気。テレビがあり、壁には著名人の色紙が貼ってある。「無双山」、「林家こぶ平2004年4月」…。メニューは種類の多いラーメンの他、カレーライスや丼ものもあり中華そば専門店というよりは中華料理店。
光江@入谷・東京ラーメン
 本日は「わんたんめん」。スープは豚骨、鶏ガラ、昆布、鰹節、野菜等を弱火でコトコト煮てアクを丁寧に取った透明感のあるもの。タレにはチャーシューの煮汁を使用している。最近インパクトの強いスープに慣れ親しんだためか非常にあっさりとした印象をもつ。後味の良いスッキリとした味は食べ進むうちにその旨味やコクが徐々に伝わってくる。中太の縮れ麺はモチモチとした食感で最後まで伸びずこのスープに良く合っている。チャーシューはらーめんではバラ肉、ちゃーしゅーめんでは「豚正」という後ろ足のモモ肉を使用。しっかりとした食感の懐かしいチャーシュー。ワンタンは肉少な目で皮がスープの中で泳ぐようなピラピラとしたもの。他の具材はほうれん草、メンマ、ネギ。
 人は不思議にもより刺激の強いものに指向していく。時々振り返り現在のポジションを確認することも大事なことと考える。昔どこかで食べたような懐かしい味わい、人によっては郷愁と言うかもしれないが、この味を知らずして東京ラーメンは語れない。
【掲載】2004年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
浅草名代与ろゐ屋あさくさみょうだい よろいや
【所在地】東京都台東区浅草1-36-7 【お店の地図】
【最寄り駅】東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩5分
【営業時間】11:00-20:30
【定休日】無休
【メニュー】
○名代らーめん650円、玉子らーめん750円、しなちくめん800円、ちゃーしゅーめん900円
○特製ざるらーめん650円、煮玉子付750円、しなちく付800円、ちゃーしゅう付900円
◆(季節限定30食)ねぎ味噌らーめん750円
◆ぎょうざ(大3ケ)350円

【系統】煮干系東京ラーメン
【お店について】
 1991年7月創業。このお店のご主人は、紳士服店の跡取り息子であったが、商社を奪サラ後、ラーメン業界に入る。自分が食べ育った昭和30年代の中華そばの味を再現。今は無き日本蕎麦の「長寿庵」の和風だしと中華そばの混合の味がルーツとなっている。
 休日の浅草は人ごみで溢れていた。「花屋敷」や老舗の天麩羅屋は嘘のような大行列。牛歩のごとくゆっくり仲見世通り歩き、路地を右に入ったところにある。ご主人が路上に出てきて、注文を取る。すかさず、餃子なども勧めてくる。「商売上手!」。行列が出来ていても回転は速い。店内は1Fカウンター10席、2Fテーブル22席。
与ろゐ屋@浅草
 本日は「玉子らーめん」。国産のゲンコツ・大山鶏の胴ガラ・利尻昆布・九十九産煮干・枕崎産鰹節・鯖節・香味野菜などを煮出したスープ。煮干の強烈な香りのする和風味。表面に浮かぶ油が冷めにくくしている。魚嫌いの人には駄目かもしれないが、特有の苦味はない。食べ進むと最初の煮干の香りは感じられなくなる。麺は若干縮れた中細の平打ち麺、スープとの絡みも茹で加減も丁度良い。看板メニューのざるつけめんが人気があり注文している人が多かった。東京下町のラーメンという感じの一杯だった。
【掲載】2003年 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★★ 台東区のラーメン店リスト
いなせなや・閉店
【所在地】東京都台東区上野6-8-7
【定休日】無休
【最寄り駅】JR上野駅 徒歩6分
【メニュー】ラーメン750円、とろ玉ラーメン850円、とろ肉ラーメン950円、鱒寿司・鯖寿司(各150円)他
【系統】豚骨醤油ラーメン
【お店について】
 まず、店頭にある立て看板を見て驚く。主人の等身大に近い写真が貼ってある。よほど自己顕示欲が強いのだろうか。店内に入ると尚も写真が貼ってある。そして、頭上には桜の造花がおびただしくデコレーションされている。BGMは演歌というか懐かしのあの歌という感じの曲が流れている。スタッフ一同お祭りスタイル。客が入ってきていないのに「いらっしゃいませ」の大きな声が鳴り響き、鼻から麺が出そうになった。まあ、こういうスタイルのお店は大阪かなと思ったが、主人は博多出身らしい。粋なスタイルをウリにしているのも楽しい。
いなせなや@上野
 本日は「とろ玉ラーメン」。デフォルトでも半切れ煮卵がついていた。博多というより、魚介系も入った和風豚骨ラーメンと言う感じ。全体のバランスは良いと思うが岩のりの存在は麺を食べにくくしている。とろ肉は旭川ラーメンの山頭火と同じで脂身のチャーシューで柔らかくおいしい。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
しるそば高・閉店しるそばたか
【所在地】東京都台東区東上野3-35-9 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-23:00
【最寄り駅】JR上野駅 徒歩7分
【メニュー】
あっさり(しょうゆ・しお)600円、しるそばしお650円、しるそばみそ700円、こってり700円、つけそば700円他
【系統】京都系しるそば
【お店について】
 上野から稲荷町に抜ける浅草通り沿いは仏壇・仏具の老舗が建ち並ぶ。あまり飲食店が見かけられない場所。間口は広くないが店内はダイニングバーといったゆとりのある空間が広がっていた。テーブルには沖縄の泡盛の中に鷹の爪が入ったコーレグース(島とうがらし)が置いてあり、沖縄そば系かと思ったが京都に本店がある店だった。
しるそば高@上野
 本日は「しるそば」。かん水少なめの中細ストレート麺、麺黒豚の背骨、薩摩鶏、昆布、有機野菜を圧力鍋にかけたスープ。見た目は濃厚な感じだが、野菜の甘味が出た後味の良いラーメン。具は九条ねぎと薄切りのチャーシュー2枚とさびしい。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
一蘭いちらん
【所在地】 東京都台東区上野7-1-1アトレ 上野山口店 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】24時間営業
【最寄り駅】JR上野駅徒歩1分
【メニュー】ラーメン750円、替え玉150円、半替え玉100円、追加チャーシュー150円他
【系統】九州系豚骨ラーメン
一蘭@上野
 味だけに集中するために個別に左右が衝立で仕切られ、ラーメンが出された後前方に簾が降りて半個室状態になるシステム。予めオーダー用紙に味の濃さ、コッテリ度、麺の硬さ、脂の量を書く。このシステムが話題になり訪れる人も多い。肝心なラーメンは、デフォルトで750円とは高い部類になる。具と麺はカップラーメン並で寂しい限りである。替え玉やトッピングを加えて満足のいく量にすると軽く1000円は越す。唐辛子ラーメン発祥の店といううたい文句だが、一味の辛さとラードの脂の味が突出し、スープの味を打ち消しているように思えた。一人当り30秒の待ち時間と張り紙がしてあったが確かに回転が早い。30秒で食べられる内容だから?
【掲載】2003年 【行列】18人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
開国丸・閉店かいこくまる
【所在地】東京都台東区上野6-7-3
【定休日】月曜
【最寄り駅】JR上野駅北口 徒歩3分
【メニュー】豚骨ラーメン(650円)、豚骨チャーシューメン(850円)他
【系統】鹿児島ラーメン
鹿児島ラーメンの店。ゲンコツで摂ったスープとと時間差で炊いたスープをブレンドした味はあっさりとしながらも深いコクを生み出している。チャーシューもしっかりタレが染み込みおいしい。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆ 台東区のラーメン店リスト
函館ラーメン貴・閉店はこだてらーめん たか
【所在地】東京都台東区台東4-20-11
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】11:00-15:00/17:00-21:00
【最寄り駅】大江戸線 新御徒町 徒歩3分
【メニュー】ラーメン(600円)、しょう油とんこつ(600円)、大盛チャーシューメン(900円)他
【系統】函館ラーメン
 白濁したスープはマイルドで扱くがあり、極上のスープといえる。卵がたくさん入った平打ち麺との相性もよい。とろけるようなばら肉のチャーシューも美味しい。デフォルトだと量が少ないので、トッピングが必要。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ 台東区のラーメン店リスト
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