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中央区のラーメン店
廣島藻塩らーめんMonGoi(もんごい)・閉店
【所在地】東京都中央区日本橋人形町2-6-12
【定休日】日曜日
【営業時間】11:00〜14:30 16:00〜23:00
【最寄り駅】東京メトロ日比谷線 都営浅草線 人形町駅徒歩2分
【メニュー】
柳麺(塩・醤油)500円、瀬戸内らーめん600円、もんごいらーめん700円、藻塩らーめん780円、ちゃーしゅーめん830円、豚ねぶからーめん900円、よくばりらーめん980円、

【系統】広島ラーメン系オリジナルラーメン
【お店について】
 2002年3月創業の広島県広島市安佐南区にある「ねぶからーめんMONGOI@下祇園」の東京進出店で、2004年5月に人形町で開店。
 店名の由来である「MONGOI(もんごい)とは豊島弁(豊田郡豊浜町)で「すごい」の最上級。広島の食材にこだわり、あっさり醤油味の「瀬戸内らーめん」、海人の藻塩(あまびとのもしお)を使った塩味の「藻塩らーめん」、ニンニク・エビ醤油のかえしダレを使用した「もんごいらーめん」の3種類の系統の味を提供している。
 店内はU字型のカウンターで、長椅子になっている。通常は12席で詰めればもう少し座れるかもしれない。店の奥が厨房となっている。

MONGOI@人形町・らーめん自由区
 本日は「藻塩らーめん」。塩ダレに使うのは「藻塩(もしお)」という塩で、塩田による製法以前に行われていた海藻を使った製塩法でつくったもの。まろやかで風味豊かなのが特徴。出汁には動物系では鶏がら・もみじ・豚骨・豚皮・豚足…、魚介系では乾物類(牡蠣・あなご・いりこ・エビ・アジコ・烏賊・舌平目・カマス・イワシ)・根昆布・生アサリ…等と広島(瀬戸内)産を中心とした55種類前後の素材を使用しているとのこと。原価率がかなり高そうだ。
 楕円形という珍しい形の丼で出されたラーメンは、最初はインパクトが弱めで淡く感じるが、キレがありスッキリとしている。徐々に揚げネギの微かな風味とイリコ等の乾物類の旨味が口の中に広がり滋味深い。素材が個々に突出することもなく、塩も尖ってはいない。複雑な味が交差するという感じだ。最後には丼の底からしらすが登場する。麺は「カネジン食品」製で、北海道の幻の小麦粉「北辰(ホクシン)」を使用したストレートの細麺。強いコシとしなやかさを併せもち、表面は滑らかである。また、スープの旨味をよく吸い上げる。柚子の風味付けをされた味玉は型にはめたような面白い形で黄味がゼリー状。四角いバラ肉チャーシューは旨味があり、肉質もしっかりとしている。他の具は海苔、白髪ネギ、糸唐辛子。
 広島のラーメンといえば、豚骨ベースに背脂が加わった系統のものと、イリコ出汁に背脂ミンチが浮くという特徴の尾道ラーメンが知られている。最近では、広島風激辛つけ麺のお店も増えてきている。このお店は、どちらかというと尾道に近いオリジナルのラーメン。味に関しては、完成度が高く満足できる。量的にはもう少し欲しいところ。昼時に美味しいラーメンをサクッと食べたい時には丁度良い。
【掲載】2005年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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九州じゃんがら・閉店
【所在地】東京都中央区銀座7-11-10
【定休日】無休
【営業時間】10:45〜翌1:45/(金)10:45〜翌3:00/(日祝)10:45〜23:30
【最寄り駅】東京メトロ銀座線他 新橋駅 徒歩5分
【メニュー】
九州じゃんがら570円、ぼんしゃん670円、こぼんしゃん670円、からぼん740円、九州じゃんがらみそ670円、むぎちゃん650円
夏季限定つけちゃん750円

【系統】九州系オリジナル
【お店について】
 1991年創業の「九州じゃんがら@秋葉原本店」の支店。秋葉原、銀座、原宿1階店・2階店、赤坂、日本橋など都内5ヶ所、直営6店舗がある。店名の「じゃんがら」とは長崎県平戸市に伝わる盆行事に由来する。赤坂店には2005年3月に小泉総理大臣が訪れ話題となった。また、「元祖じゃんがら」という店もあるが関係ない。
 このお店の特徴は大別すると3種類のスープからなる。「じゃんがら」は豚骨・鶏ガラ・野菜を煮込んだスープで鹿児島風。「ぼんしゃん」は豚骨のみを煮込んだ濃厚なスープで博多風。豚骨、鶏がらをブレンドしニンニクの風味を加えた「こぼんしゃん」は熊本風。それ以外に、味噌や辛味を加えると7種類の味が楽しめる。店舗により異なるが、銀座店では全ての味がメニューにある。

九州じゃんがら@銀座
 本日は「じゃんがら」に角煮と味玉をトッピング。カウンター16席と席数はあるが、席の間隔はやや狭く、向い側の客の表情も見えるのでくつろげる空間とはいえない。店名にもある「九州じゃんがら」のスープは、南九州風ということで鹿児島ラーメン的なニュアンスもあるが、若干異なる。豚骨の力強さは控えめで、鶏ガラや野菜の出汁が溶け出しているといった感じ。油分によるトロミもあるがあっさりとした臭みのないマイルドな味わいに仕上がっている。低加水の細ストレート麺は卵の殻を入れた特製麺。最初は硬めで、食べ進むうちに丁度いい硬さになる。細めのメンマはコリッとした食感。角煮は適度な柔らかさと肉質がわかる逸品。味玉は固ゆで。
 個々のラーメンを食べると、「博多ではない」とか「熊本ではない」という意見も出そうだが、九州の味を上手に取り込んだオリジナルのラーメンといえる。

【掲載日】2005年7月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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支那麺はしご
【所在地】東京都中央区銀座5-2-1 東芝ビルB1 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜22:00/11:30〜21:00(土)/11:30〜20:00(日祝)
【最寄り駅】東京メトロ丸の内線他 銀座駅 徒歩2分
【メニュー】
支那麺700円、担々麺800円、酢紅麺900円、太肉麺900円、太肉涼麺900塩、搾菜坦々麺900円、鶏絲坦々麺1000円、太肉坦々麺1000円、排骨坦々麺1000円

【系統】中華そば系東京ラーメン
【お店について】
 創業1980年。このお店は都内に「銀座八丁目店」、「入船店」、「新小岩店」、「谷中店」、「赤坂店」の支店をもつ銀座本店。「よかろう」という姉妹店もある。四川風の坦々麺を独自にアレンジし、胡麻ダレや紅油(ほんゆ)というラー油を加えた「だんだんめん」が看板メニューとして知られている。「たんたんめん」を「だんだんめん」と呼び、だんだん好きになる味という意味を込めて使っている。コの字型のカウンター16席、奥に厨房がある。座席は高く、間隔はやや狭い。

支那麺はしご 銀座本店@らーめん自由区
 本日は「太肉麺」。看板メニュー「太肉坦々麺」に惹かれたが、出汁の味がわかる醤油系のラーメンを頼むことにした。差し出された丼は小ぶり。澄んだ醤油色のスープは鶏ガラが主体であっさりとしている。生姜や柑橘系が効き、すっきりと後味の良い味わいである。その反面出汁の味はわかりにくい。素麺に似たような細のストレート麺は卵麺。かん水を使用せず、卵をつなぎとしている。そのため独特な臭みやぬめりはない。スルスルと口に入る滑らかな口ざわり。量は120g前後と少ない。通常、太肉(ターロー)というと三枚肉の角煮を指すが、煮豚を厚切りにしたものが3枚入っている。香辛料の八角の風味がし、箸でつかむとホロホロと崩れる柔らかさ。他の具としては、メンマはなく、小松菜とネギ。すべての麺に希望によりごはん(コシヒカリ)がつく。
 昼間は近隣に勤めるサラリーマンで賑わい、行列ができることもしばしばある。やはり、人気は「坦々麺」で辛さを三段階より選べるのもその理由の一つ。麺だけだともう1軒「はしご」しようかなという量なので、サービスのごはんをつけるほうが満足度が増すと思う。

【掲載】2005年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
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支那そば 八島・閉店
【所在地】東京都中央区日本橋兜町16-1
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】11:00〜14:00 17:30〜22:30 (土曜日)11:00〜16:00
【最寄り駅】東京メトロ東西線・日比谷線 茅場町駅 徒歩4分
【メニュー】
◆塩味
ひんぎゃ塩ラーメン650円、塩チャーシューメン1000円、エビ塩ワンタンメン1050円、塩つけめん700円
◆醤油味
支那そば600円、肉ワンタンメン850円、チャーシューメン950円、チャーシューワンタンメン1050円、つけめん600円
◆その他
激辛ラーメン750円、特製味噌ラーメン750円(夜限定)

【系統】たんたん亭系東京ラーメン
【お店について】
 並木道に面した料亭のような清楚な店構え。塗り壁と黄色い看板、白地に黒で書かれた暖簾が目印。カウンター18席、テーブル12席と広々とした空間。1999年12月に神田で創業。2003年11月に賃貸契約満了のため閉店し、2004年2月に日本橋兜町のこの場所へ移転。2001年にご主人が他界し、現在はおかみさんが切り盛りをしている。

八島@茅場町・東京ラーメン
 本日は「支那そば+味付玉子」。鶏がらをベースに豚骨、煮干し、野菜、そして、八丈島から取り寄せたフジツボの一種「カメノテ」を使用したスープ。たんたん系列のお店の多くはスープがなみなみと入っているが、量は少なめ。塩梅は程よく海の香りやコクが出ている。たんたん系のいわゆる乾物系の出汁が効いた滋味深い味わいとは微妙に違う。キレは弱いが出汁の濃密さを感じる。これが「カメノテ」の出汁の特徴というものであろうか。方向性が違って独自色を感じさせる。塩味では高価な青ヶ島産「ひんぎゃの塩」を使用している。中細の縮れ麺は口当たり、のど越しが良い。湯切り後、スープに入れた麺をほぐしていないので最初は麺同士がくっついていた。チャーシューは鹿児島産黒豚を使用した肩ロース。ローストしたという香ばしさは感じないがしっかりとした味付で肉質の柔らかさがある。味付玉子は黄味が流れ出る半熟状。
 つまみメニューも豊富で、ビール、老酒、紹興酒、焼酎(黄八丈)などの酒類も各種取り揃えている。中国一級厨士の資格をもつというおかみさんの一品料理と酒を楽しみながら、最後に支那そばで締めるという常連客が多い。

【掲載】2005年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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真好味(しんほうみ)・閉店
【所在地】東京都中央区日本橋茅場町3-8-12 【お店の地図】
【定休日】土・日・祝
【営業時間】11:00〜14:00
【最寄り駅】東京メトロ日比谷線・東西線 茅場町駅 徒歩5分
【メニュー】
手もみラーメン600円、四川味噌ラーメン700円
貝柱かゆ500円、かゆセット+200円(ラーメン各種とかゆ)

【系統】麺粥屋系東京ラーメン
【お店について】
 営業時間3時間、雑誌掲載お断りということもあり、口コミで評判が広まったお店。店名の読み方は「しんほうみ」、中国語では「ジェンハオウェイ」と読み、真に良い味という意味。香港によくある麺粥屋のスタイルをとる。間口は狭く、入口横にはクーラーの室外機が鎮座している。常時、行列が出来ているが回転は速い。店内はカウンター10席で、席同士の間隔が狭いためやや窮屈な感じがする。

真好味@茅場町・らーめん自由区
 本日は「手もみらーめん」。醤油色の透明感のある鶏がらベースのあっさりとした味。貝柱と大地魚の乾物の出汁も加わっている。一口目は焦点が定まらないようなぼんやりとした感じではあるが、飲み進むと海産物のほんのり甘味のある味が浮上してくる。奥深さは感じられないが、他店ではあまりない味じわい。中太の平打ち縮れ麺は世田谷区にある麺類製造卸「むらめん株式会社」製。加水率がやや低めで黄色みのあるピラピラとしたタイプ。コシもありスープとの絡みは良い。バラ肉巻きチャーシューは厚切りが2枚、硬さは中間の肉質がはっきりとしているもの。他の具はメンマ、ネギ、絹さや。
 このお店を訪れる常連の多くは近くのオフィスに勤める方々。「サウナに入りたい。」とか、「毛穴が開くほど辛いものが食べたい。」という肉体的な欲求が起こる年齢層が多いように思う。オーダーは四川味噌ラーメンが圧倒的に多く、行列が出来、支持される理由はこの看板メニューにあるようだ。
【掲載】2005年6月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
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プルーカフェpour cafe
【所在地】東京都中央区銀座1-14-9 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】8:00〜23:30/8:00〜翌1:00(木・金)/9:00〜23:30(土)/9:00〜22:00(日・祝)
【最寄り駅】東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩5分
【メニュー】
山形ラーメン790円、山形水ラーメン790円、
ロコモコ790円、テリヤキロコモコ790円、豆乳カレー790円、有機発芽米カレー940円
日替わりメニュー790円

【系統】カフェスタイル系山形ラーメン
【お店について】
 銀座中心部より少し外れた、昭和通り沿いに2003年9月開店。以前、千葉県浦安市で屋台を出していた「八七屋」が母体。通りに面したテラス席もあるオープンカフェ。カウンター8席、テーブル席36席。店内は使い込まれた内装材にペンキを新たに塗って使用している。ライスの上にハンバーグと目玉焼きが載ったハワイ料理の「ロコモコ」、カレー、ドリンク、お酒各種もある。まさしくお洒落なカフェであるが、メニューの一つとして山形ラーメンも提供している。

プルーカフェ@銀座一丁目@らーめん自由区
 本日は「(ランチセット)山形ラーメン+コーヒー」で890円。テーブルチャージが含まれているのでは、と思える価格設定に小ぶりの丼。一応麺の量は160gはあるそうだが、一回の食事としては見た目では物足りなさそう。女性客を照準に合わせていると思える。ホタテ、アタリメ、日高昆布、しいたけ、煮干、鰹で取ったダシにオリーブオイルで作ったネギ油を加えた醤油味のスープ。鰹節などの魚出汁と干し椎茸のエキスが適度に効いた輪郭のはっきりとした味わい。オリーブオイルの独特な風味は感じられないが、表面に浮かぶ油が熱さを保つ。透明がかった平中太麺は表面は柔らかく中心部にコシがあるプリプリとした食感とモチッとした歯応えを併せもっている。チャーシューは薄めのバラ肉巻きロール。味玉1/2味付けは控えめで、黄味はゼリー状。メンマは焼き目が付いたシャキシャキとしていながらも柔らかいもの。
 日本で一番ラーメンの消費量が多い山形県。その山形ラーメンを謳うお店も都内では微増気味ではあるが普及はしていない。「山形ラーメン」の定義づけができるほど個性は強くはないが、朧気ながらその輪郭が伝わってくる一杯である。

【掲載】2005年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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共楽
【所在地】東京都中央区銀座2-10-12 【お店の地図】
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】11:00〜20:00 10:30〜18:30(土)
【最寄り駅】東京メトロ銀座線他 銀座駅 徒歩4分
【メニュー】
中華そば600円、竹の子そば700円、ワンタンメン750円、チャーシューメン850円

【系統】中華そば系東京ラーメン
【お店について】
 この日は銀座の街には似つかわしくない競馬新聞を片手に歩く人の姿が多く見かけられる。実は場外馬券売り場が銀座にもあるのだ。その銀座ウィンズの隣にこの店はある。昭和31年創業、この街でスタンダードな東京ラーメンの味を守り続けている。店内に入るとカウンター10席、テーブル席8席と広くはない空間だが入れ替わり立ち代り客が出入りする。年齢層は若くはなく、常連が多い。

共楽@銀座・らーめん自由区
 「本日はワンタンメン」。隣に座っている先客の50代の男性が卓上の胡椒と醤油を振り掛け自分好みの味に変えている。連れの女性に「こうやって食べると旨いよ」と勧めている。食べ方は千差万別なので何とも言えないが、麺類のみのメニューにもかかわらず卓上に醤油が置いてあるのも不思議だ。味が薄いのであろうか?と思いつつスープを啜ると鰹節が効いた醤油ダレのしっかりとした味だ。あっさりとした中にもキレのある味わいが感じられる。麺は中太ストレート麺でシコシコとした食感。細いメンマ、ネギ、噛み応えのあるチャーシューがのっている。ワンタンは具が少量で皮が大きい普通のタイプ。
 ラーメンの新しいスタイルが続々と登場する昨今。東京ラーメンの変わらぬ味がここにある。懐かしい味わいが多くの人を魅了する。

【掲載】2004年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
紀州らーめん おかげさん・閉店
【所在地】東京都中央区銀座6-3-5
【定休日】日曜日
【営業時間】11:00〜14:30 16:00〜1:00
【最寄り駅】銀座・丸の内・日比谷線 銀座駅 徒歩4分
【メニュー】
らーめん750円、味玉らーめん850円、備長炭麺850円、チャーシュー麺900円、厚切りチャーシュー麺1200円
つけ麺800円、めはりずし50円、梅おにぎり50円他
【系統】紀州系オリジナル
【お店について】
 数寄屋橋阪急裏の数寄屋橋通りを新橋方面に歩くと右側にある。間口が狭いので遠目からは見つけにくい。中に入ると、セピア色の木目のカウンターが民芸調な雰囲気を醸し出し、心が和むような空間。
紀州ラーメンおかげさん@銀座
「備長炭麺」850円
 本日は「備長炭麺」。寂びのある陶器の丼は趣があり重くない。茶濁しているスープは豚骨系と和風ダシのダブルスープ。いわゆる東京でイメージする和歌山ラーメンとは井出系のとろみのある豚骨スープを連想するがそれとも違う。また、車庫前系とも違うような感じでむしろオリジナルと言った方が良いと思う。強烈な主張はないが旨味がジワジワ伝わってくるバランスのとれたスープと言えよう。具材も紅白の蒲鉾ではなくナルト。見た目は和歌山ラーメンの特徴はない。特筆すべき備長炭麺はカルシウム、ミネラルを多く含み整腸作用があるという。イカ墨入りのパスタような色の麺はやや柔らかめの中太ストレート麺。個人的にはもう少し硬めでもと思うが、喉越しは良い。半熟の玉子はトロトロで味もよくしみていて美味しい。量的にはやや少な目なので、ご飯類を頼むと良い。和歌山県南部の田辺市から発信のラーメンということで和歌山ラーメンの概念を崩す貴重な一杯であった。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
中央区のラーメン店リスト
梟FUKUROU
【所在地】東京都中央区銀座2-11-1 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌4:00 土日-21:00
【最寄り駅】銀座線銀座駅徒歩7分
【メニュー】醤油600円、塩600円、味噌700円他
【系統】豚骨魚介ラーメン
梟@銀座
 銀座松屋裏のマロニエ通りにOpenした店。店内に流れるジャズ、落ち着いた雰囲気は今風でこのような店は最近増えてきた。女性客でも安心して入りやすい感じがする。醤油か塩かを選べる。今日の気分で醤油の味玉入り(700円)を頼んだ。豚骨ベースに魚介をブレンドしたスープは見た目は濃厚。魚介の風味はあまりしなかった。背油が溶け込んだその味は甘味のあるもの。麺との相性はというともう少し柔らかくスープと絡むと良いと思った。仕事帰りのサラリーマンやOLが入れ替わり立ち代り入ってきて人気の程が伺えた。
【掲載】2003年 【行列】2人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
函館ラーメン 船見坂
【所在地】東京都中央区銀座2-12-11 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌4:00 土日-21:00
【最寄り駅】銀座線銀座駅徒歩7分
【メニュー】味噌そば(650円)、あさりそば(800円)他
【系統】豚骨魚介系
函館ラーメン船見坂@銀座
 函館らーめんといえば塩、「豆さん」は有名だが、いかがなものだろうか。だしの良し悪しが一発で分かってしまうのが塩らーめん。塩をトップメニューにするのにはそれなりの覚悟が必要だと思うが…。塩そば600円を頼む。函館の漁師小屋をイメージしたという店内は清潔感があり、落ち着いて食せる。細めんのせいか待つこと数分。鶏がら中心のスープは清湯で透明感があり、懐かしの香り。ウーンもう一工夫。あっさりで塩分を舌に感じる。するめとか、ホタテの貝柱とかもう少し海産物の旨みを加えたら良いと思った。とろけるようなチャ−シュウは良い出来だと思った。ムジャキフーズ系

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
長浜屋台やまちゃん
【所在地】東京都中央区銀座3-11-10 【お店の地図】
【定休日】日・月・火曜日
【営業時間】21:00-翌3:30
【最寄り駅】日比谷線東銀座駅徒歩3分
【メニュー】長浜ラーメン(600円)、チャーシューメン(800円)、替え玉(150円)、トッピング(各100円)他
【系統】博多系豚骨ラーメン
長浜屋台やまちゃん@銀座
 銀座4丁目から行くならば、晴海通りを築地方面に直進し昭和通を渡り左折、通りに沿って行くと松屋通りに出るので右折すると見える。まさに長浜屋台風の匂いのするお店。食券を買い、麺の茹で具合を注文して着席。ランチタイムにはめし(小)がサービス。見た目も味もアレンジの加わらない正統な博多ラーメン。豚骨の臭みは抑えられ、ラードの皮膜がコッテリ感を生み出す。白ゴマをたくさんふりかけていただき、最後に紅しょうがで口直し。博多では知られた店。

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
中央区のラーメン店リスト
味助・閉店あじすけ
【所在地】東京都中央区銀座3-14-7 【お店の地図】
【定休日】土日祝
【営業時間】11:00-14:00 15:00-21:00
【最寄り駅】銀座線 銀座駅 徒歩8分
【メニュー】ワンタンメン(840円)、チャーシューメン(840円)、チャーシューワンタンメン(1050円)
【系統】中華そば系東京ラーメン
味助@銀座
 歌舞伎座に近いため、歌舞伎役者も食べるというここの店の味は極めて家庭的。醤油ダレが濃いスープは、ダシやコクというよりも濃厚醤油味と言う感じだ。チャーシューも家でたまにモモ肉のブロックを煮豚にするとなる感じ。歯ごたえがしっかりとしてしまった感じになるものに似ている。この店は定食ものもあり、シューマイ定食等は惹かれるものがある。屋号の味助は粋で無くしたくない名前だ。作り手のおばちゃんたちも高齢なので後継ぎの方が気にかかる。

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
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花○・閉店はなまる
【所在地】東京都中央区銀座4-10-16
【定休日】日曜日
【営業時間】11:00-翌2:00
【最寄り駅】銀座線銀座駅徒歩6分
【メニュー】ラーメン650円、チャーシューメン850円、ネギラーメン800円、花○担々麺850円他
【系統】壱八家系豚骨醤油ラーメン
花○@銀座
 家系壱八家出身のご主人のお店。ラーメンの中盛り(750円)と煮卵(100)を券売機で買い着席。麺の固さと脂の量を好みによって選べる。何事も中庸が一番、普通を選択。横浜家系ラーメンであるが、東京豚骨に近い背脂が溶け込んだ甘味のある濃厚スープ。個人的には背脂を後から振り掛けるよりもこちらの方が好み。麺は太麺でモチっとした食感。体育会系の学生にはたまらない一杯だと思う。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
北海道ラーメン匠力たくりき
【所在地】東京都中央区銀座6-4-8 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-翌4:00(土日21:00まで)
【最寄り駅】JR山手線銀座駅徒歩6分
【メニュー】醤油600円、とりそば塩650円、匠味噌600円、ソース焼きそば750円他
【系統】北海道系豚骨ラーメン
北海道ラーメン匠力@銀座
 銀座の賃貸料がもっとも高そうな場所にある店。店内広々としていて、裸電球が淡い光を放ち、レトロな内装でまとめているので落ち着いて食べられる。茶濁豚骨で北海道特有のラードが溶け込んでいるスープ。どこか京都の濃厚豚骨スープにも似ている。ラードが多いため最後まで冷めずスープが滑らかに胃へと入っていく。こってりしているようなしてないようなクリーミーなスープはスムーズに喉を通り越すため思わず全部飲めてしまう。18種類の自家製味噌を使った味噌ラーメンが自慢。

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
らーめん 勇・閉店
【所在地】東京都中央区銀座8-15-6
【定休日】土日祝
【営業時間】11:30-15:00 17:30-21:00
【最寄り駅】JR新橋駅 徒歩8分
【メニュー】中華そば750円、塩ラーメン800円、油めん750円、味つけ玉子(150円)他
【系統】宗家一条流がんこラーメン系東京ラーメン
【お店について】
新橋より蓬橋交差点を右折し、2つ目の路地を左折すると白抜きのらーめんの幟が目に入る。白抜きの骨のマークが染め抜かれた暖簾がぶら下がっている。外装は紛れも無くがんこ系スタイル。ここは元がんこ十代目の主人の店である。以前、駒場東大前付近にあったが1997年にこちらに移転し、1999年独立後屋号を変えた。ここの目玉は黄身が二つ入った半熟煮玉子。但し数に限りがあるので売り切れのことが多い。
らーめん勇@新橋
 本日は「塩ラーメン」+味つけ玉子。牛骨ベースの旨味とコクが滲み出たスープ。がんこ系ならではキレがある。丸鶏、九十九里浜の煮干、利尻昆布、スルメから摂るスープと2週間熟成させた塩ダレは深遠な味を醸し出す。縮れの強い中細麺との相性も良い。できれば麺がもう少し量が多ければ良いなと思う。揚げ葱の香ばしさが食欲をそそる。

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
中央区のラーメン店リスト
満天らぁめんまんてんらーめん
【所在地】東京都中央区日本橋蛎殻町2-2-2 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00〜翌4:00
【最寄り駅】東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 徒歩3分
【メニュー】正油ラーメン500円、メンマラーメン500円、チャーシューラーメン700円、満天ラーメン550円、満天野菜ラーメン650円、サラダラーメン700円他
【系統】オリジナル系中華そば
【お店について】
 赤を基調とした入口と右手にはラーメンの絵のお品書きが描かれている。店内に入ると壁に手書きによる薀蓄が書かれている。朱塗りのカウンターとカウンター下のスポーツ新聞とふやけた漫画本は近所の中華料理屋を彷彿させられる。
満天らぁめん@水天満宮
 看板メニューの「満天ラーメン」を注文。乳白色のスープは自家製の粗挽き豆乳を豚骨、鶏がら、煮干、野菜から摂ったスープに併せたもの。あっさりとしていてマイルドな味わい。ビニールのパックから取り出した麺は無添加の自家製麺でプリッとした食感の中細縮れ麺。具材は小ぶりのチャーシュー、刻み葱、メンマ、ワカメ、ザー菜。ザー菜はそのものの主張が強く相性としては今一つ。
 豆乳鍋というのがあるように豆乳は健康志向に適した食材であり、他の料理への応用性もあることがこの一杯からわかる。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
ABCラーメン
【所在地】東京都中央区銀座3-5-5B1 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-21:30
【最寄り駅】銀座線 銀座駅 徒歩7分
【メニュー】ワンタンメン600円、ねぎ味噌ラーメン600円、魔女ラーメン750円、チャーシューメン700円他
【系統】中華料理系中華そば

 中央通にあり、松屋の前にある店。銀白とか魔女ラーメン等ネーミングで惹かれるものがある。醤油ベースに胡麻風味を加えたマージャンメン(750円)が人気。銀白ラーメンは癖のない豚骨ラーメン。強く惹かれる味ではないが落ち着いて食べられるのが良い。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
拉麺影丸 銀座店かげまる
【所在地】東京都中央区銀座3-7-14 【お店の地図】
【定休日】無休
【営業時間】11:00-23:30
【最寄り駅】銀座線 銀座駅 徒歩3分
【メニュー】醤油ラーメン600円、塩ラーメン600円、味噌ラーメン650円、味付け玉子100円、チャーシュー250円他
【系統】北海道系豚骨ラーメン

 レトロな店構えと店頭に看板に薀蓄が書いてあるので目立つ。ここは3種の味噌をブレンドした味噌ラーメンが看板メニュー。鶏ガラベースに豚骨、野菜、昆布を丹念に煮込んでいる。あっさりとした味わいの一杯。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
中央区のラーメン店リスト
こうや実験工房やま・閉店
【所在地】東京都中央区八重洲2-10-10
【系統】こうや系東京ラーメン
 四谷こうやの暖簾分けのお店。約50キロもの豚骨を使用したスープはほんのり塩味の滑らかな感じ。なんと言ってもここの看板メニューはぷりぷりとしたワンタンがたくさん入っているワンタンメン(900円)。別皿で出してくれる辛味のある調味液につけて食べる。麺も180gあるので適度に満腹。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
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福のれん・閉店
【所在地】東京都中央区銀座3−10−5
【系統】博多系豚骨ラーメン
 松屋デパート裏にある博多らーめんの店。都内に9店舗ある。今や豚骨らーめんも色々進化しているがここのは古典的なもの。独特な臭みのあるスープはこれぞ博多という感じ。野性味のある味だった。
【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★☆☆☆☆
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