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らーめん和尚・閉店 【所在地】東京都国分寺市本多2-16-19 【お店の地図】 【電話】042-325-8044 【定休日】月曜 【営業時間】 ○11:30-20:00(日祝) ○11:30-翌2:00(平日) 【最寄り駅】JR中央線 国分寺駅 徒歩9分 【メニュー】 正油ラーメン680円、塩ラーメン680円、みそラーメン790円、全部のせ900円(しょうゆ・しお)、 チャーシューメン1000円、みそチャーシュー1110円 他 【系統】Wスープ系東京ラーメン 【お店について】 2002年11月創業。当初、昭島市宮沢町で出前専門店をやっていたが、途中から店内での営業も開始。2004年9月にこちらの店舗に移転した。本多2丁目交差点の手前にあり、ダークブラウンの地に白で書かれた店名の看板が目印。店内に入ると最初に目に入るのが壁に貼られた「三隆丸」と書かれた大漁旗。そして、入口横にある棚に置かれた煮干がぎっしり入った3本の容器。U字型のカウンター15席の店内はスッキリとした感じだ。厨房の様子はよく見えないが、スタッフが2人。これが本当の「和尚がTwo=おしょうがつ」。 2010年2月に閉店。東京都奥多摩町永川1423-2に移転。 |
本日は「正油らーめん」と味玉。豚骨と鶏がらの動物系と宗田鰹、鯵節、煮干などの魚介系を提供の直前に合わせるWスープ。そして、特筆すべきは熱したステンレス製の分銅をスープに入れ沸騰させる。漁師料理や温泉宿で提供される鍋物で石焼を入れるものはあるが、ラーメンでは初めての試みであろう。土佐の漁師料理をヒントにしたという。魚介だしは長時間煮ると酸化したり劣化しやすい。また高温で煮出すとえぐみ出たり風味がとんだりする。そこで多くのお店では直前に行平鍋で再加熱し丼に注ぐ。それでも、スープは美味しいのだが温く感じてしまうこともよくある。この方法は特許申請中とのことだが理にかなっている。 魚介の風味が鼻孔をくすぐり、スープを一口飲むと宗田鰹の味が口一杯に広がる。口当たりは良いが、かなり濃厚だ。魚粉も投入されている。動物系スープが控えめに感じられるぐらいで密度が高い。 麺は中太の縮れ麺で弾力性があり、スープとの絡みも良い。チャーシューはバラ肉ロールで燻製されていて香りが良い。薄いのでもう少し食べたという欲求に駆られる。味玉はトロリと黄味が流れでて美味しい。やまくらげのコリコリとした食感もアクセントとして良い。 麺や具などの存在が霞むほどに鰹ダシが効いた強烈なスープ。全部のせやチャーシューメンなど、具を増量したものを頼む方がより満足度が増すと思う。 【掲載】2005年2月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ |
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