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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

中華そば みたか|三鷹駅(JR中央線・総武線/東京メトロ東西線))

店舗基本情報

ちゅうかそば みたか
【所在地】東京都三鷹市下連雀3-27-9  ニューエミネンスビルB1 【お店の地図】
【電話】0422-71-6787
【定休日】月曜+第1・3日曜
【営業時間】11:00-14:00/17:00-20:30
【最寄り駅】JR中央線・総武線他 三鷹駅 徒歩3分

【メニュー】
 ○ラーメン450円、ワンタン450円、大盛ラーメン500円、ワンタンメン600円、チャーシューメン700円、チャーシューワンタンメン750円
 ○五目そば650円、五目ワンタンメン750円、五目チャーシューメン750円、五目チャーシューワンタンメン850円
 ◇もやし・竹の子・玉子各50円
 ◇竹の子(メンマ)一皿200円、チャーシュー一皿400円、他

【系統】中華そば系東京ラーメン

【お店について】
2010年5月1日創業。老舗「江ぐち@三鷹(三鷹市)」の後継店。

以前この場所には、“昭和の名店”と呼ばれた「中華そば 江ぐち」があった。
このお店は1952年(昭和27年)の創業で、2代目店主・江口正直さんの急死により、2010年(平成22年)1月31日をもって惜しまれながら閉店した。

その後、閉店を惜しむ常連客の声を受けて、元スタッフであった橋本重光さんと千夏さんの夫婦が、同じ店舗で「中華そば みたか」の暖簾を掲げ新規開店した。
「中華そば 江ぐち」のスタイルを踏襲し、同じメニュー、価格、同じ味を目指す。

夫婦は「江ぐち」で2004年12月から製麺に関わり、重光さんが調理、千夏さんがスープの仕込みとチャーシューづくりを主に担当してきた。
実は橋本さんは、江ぐちの隣家で「大衆割烹 はしもと」を営み、店舗の地権者でもある父、光雄さんの次男。
「みたか」では、江ぐちの常連客で、居酒屋の調理人経験のある目崎里史さんがスタッフとして加わっている。

屋号の「みたか」については、「三鷹のラーメンと言えば江ぐち。そこにつながる名前にしたかった」とのこと。

みたか@三鷹-周辺
お店の場所は、JR三鷹駅南口駅を降り、中央通りを直進して歩くこと3分。
さくら通りと交わる“駅前交差点”左手角にある雑居ビルの地下1階にある。
複数の置き看板が立っているので分かりにくいが、地下への階段を降りていくと、以前と変わらぬ店構えに出会える。

みたか@三鷹-店舗外観
「江ぐち」とは変わらぬ外観。白地の暖簾は、屋号の文字が「みたか」に入れ替わった。

みたか@三鷹-店内
店内は、コの字型のカウンター13席(椅子7+長椅子2)。
厨房内の様子が手に取るように見えるアリーナのような造り。
ステンレスを貼った天板は、ピカピカに磨きこまれている。

卓上には、酢・ラー油・七味唐辛子が置かれている。
お客の大半は、「江ぐち」時代の常連客のようである。
ビールを頼み、小皿の一品を摘み、〆にラーメンを食べる。
言わば、麺酒場とも言える光景である。

みたか@三鷹-店内・厨房
厨房に立つのは、店主の橋本さんとスタッフの目崎さん。
二人とも巨漢なので、厨房が狭く見える。
「江ぐち」時代は、小柄な井上修さんと“おばちゃん”が立っていたので、尚更そう見える。
しかし、動きは機敏で、無駄な動作はない。待つ間、調理の過程を見ているととても楽しい。

会計は後払い方式。

実食レポート

みたか@三鷹-ワンタンメン
本日は「ワンタンメン」

透明感のある醤油色のスープは、見た目がクラシカルな東京ラーメンのビジュアル。
一口飲むと、スーッと染みいるようなスッキリとした口当たり。
今時の濃縮されたクドい重さのあるスープとは違い、鶏ガラなどの動物系は控えめで、やや「単層的」な感じである。
また、味の調整のために化学調味料も使っているが、旨み過多ではない。
素材による「深み」や「コク」の点では大人しい感じもするが、醤油のカエシの輪郭がはっきりとしているので物足りなさは感じない。
雑味がなくスッキリとしているので、毎日でも食べられるような穏やかな優しい味わいと言える。

麺は中太のストレート麺。他では見かけない珍しい種類の地粉を使い、やや灰色がかった色をしている。
「スルスル」となめらかなすすり心地ではなく、「もっさり」としていて、モソモソと口の中に入ってくる感じ。
噛んでみると、四角いエッジが感じられ、しっかりとしたコシがある。
味わいは、蕎麦の風味と小麦の味を感じさせる個性を放った麺と言える。

具のチャーシューは、薄めのバラ肉。“紙チャーシュー”とも言えるほど薄いので、印象には残らない。
支那竹(メンマ)は10時間程塩戻しをしてから、調理したもの。平たい形状で、シャキシャキとした食感。
ワンタンは皮が中厚で、餡が少なめのタイプ。
微塵切りのネギは、歯応えの良さと香りを放ち、程好いアクセントを添えている。
他の具は、ナルト。

正統派ノスタルジック東京醤油ラーメン。価格が何と言っても魅力。

【掲載】2011年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆

以前のレポート

★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。

五目チャーシューワンタンメン【2011年2月】(1)
 

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実食レポート
らーめんの王様(食べた評価)

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