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宵の一二三の「塩らーめん」【2010年5月】|一二三@吉祥寺 このページは、「一二三@吉祥寺(武蔵野市)」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。 |
本日は宵の一二三の「塩らーめん」。昼間とは違うスタッフ1人が厨房に立つ。2種類の違った麺を茹でるので、通常よりも時間を要する。 スープは鶏と魚介系の出汁を併せた和風ダシ。塩ダレには、中国福建省産の「恵安の自然海塩」やホタテの貝柱などの海産物を使用。風味付けとして胡麻油を使っている。 透明感のあるスープは、やや醤油に近い色。確認したところ、醤油は使っていないらしい。顔を近づけると、胡麻油の風味が漂う。一口飲むと、鶏のコクと旨味が濃厚で、魚介の旨味が滲み出たスッキリとした味わい。塩角もなく、優しい味わい。そして、心地よい胡麻の風味が口の中に残る。 繊細かつ、味蕾(みらい)に染み渡る滋味深さ…という思い描いていた「塩ラーメン」とは違った印象。胡麻油の主張が強く、キレというよりはコッテリとした重厚さのある味わい。 麺は「三河屋製麺」製の特注麺。太さと色が微妙に違う2種類の麺を使用し、両方とも中華麺ライクなもの。色の濃い方が、蕎麦粉が混ざっている。もちろん昼間のものとは違う仕様。当初は「平打ちの太麺」と「細麺」を使用していたらしいが、その方が良かったかもしれない。茹で加減も双方柔らかめで、食感の差異も感じなかったのでそのように思う。 具のチャーシューは、鶏のムネ肉を使用したものが4枚。味付は控えめで、サッパリとした味わい。茎ワカメのコリコリとした食感は箸休めとして楽しめる。他の具は白髪ねぎ、海苔。 【掲載】2010年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ |
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