らーめん自由区・東京ラーメンガイド東京多摩地区のラーメン店リスト>きら星@武蔵境
ラーメンきら星
らーめん きらぼし
【所在地】東京都武蔵野市境南町3-11-13 【お店の地図】
【電話】0422-30-0233
【定休日】木曜・毎月14日
【営業時間】11:30〜14:00/17:30〜21:00
【最寄駅】
 ○JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅 徒歩5分

【メニュー】
 ○ラーメン650円、大盛ラーメン700円、味玉ラーメン750円、チャーシューメン900円、全部入りラーメン1000円
 ○きら星風熊本ラーメン700円
 ◎つけめん750円、大盛つけめん800円、味玉つけめん850円、チャーシューつけめん1000円、全部入りつけめん1100円
 ◎味噌つけ麺800円
 □あぶり焼きチャーシューごはん280円

【これまでの限定メニュー】
 きらにぼしそば700円、自家製麺のトマトのせ冷やしバジルソース700円、塩とんこつ750円、ゆず味噌ラーメン750円、鯵つけめん750円、旬の真鯵そば750円、かまたまワンダーツー750円、ボジョレーラーメン鴨・鶏白湯仕立て800円、黒旨味噌850円、猪郎(ししろう)850円、他

【系統】オリジナル系豚骨ラーメン

お店の外観
【お店について】
  2004年5月創業。店名にある「きら星」は、本来は綺羅星と書く。綺羅とは「綾織の絹、薄絹をまとった立派な人」、つまり「立派な人が星のようにたくさん〜」という意味。ひょっとしたら、単にきらきら輝く「きら星」なのかもしれない。このお店のご主人である星野氏は、テレビ東京「第6回TVチャンピオン」の決勝戦に進出した元ラーメンフリーク、「多摩のラーメン(けやき出版)」の執筆者の一人でもあった。大学生の頃より、ラーメン店を開業することを夢見て、ラーメンの食べ歩き。そして卒業後、「竃」、「二葉」、「たけちゃんにぼしらーめん」等の有名店で修業をし、このお店を開いた。
 店に入るとまず目に付くのが液晶テレビ。奥行きのある店内はカウンター8席とテーブルの4席。厨房は奥の方にある。水はセルフサービス。夫婦で切り盛りをしている。
きら星風熊本ラーメン
 本日は「きら星風熊本ラーメン」。スープ表面にはマー油が浮かび、ダークブラウン色。乳化したドロッとした粘度のあるスープ。刻みニンニクも投入されている。飲んでいる時も、飲み終わった後も口の中はニンニク風味。熊本ラーメンとの違いは豚骨臭が無い事。麺は短めのストレート平打ち太麺。小麦粉が詰まっていそうなゴワゴワとした食感。スープの持ち上げは良いが、馴染むのには時間がかかる。チャーシューは1.5cm厚のバラ肉巻き。赤身はしっかりとした歯応えで脂身はプリンとしている。丁寧に調理されており、ジューシーで美味しい。メンマはコリコリとした食感。多めの細もやしと生キャベツは、コッテリ感のあるスープにサッパリ感を与えてくれる。他の具は万能ネギ。
 具を含め、丁寧に調理され、バランスを考えながらまとめている。ただ、全てに同等の力が入っているため、個々の印象は強いが一体感という点では弱い。肩の力を抜いたような要素が加わると横の広がりが出るように思われる。
【掲載】2007年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
味玉ラーメン@きら星
 本日は「味玉ラーメン」。驚きは、極めて粘度の高いトロッとしたスープ。京都ラーメン「天下一品」を想起させるトロミ。そのトロミは野菜ピューレや背脂によるものではなく、豚足や豚皮によるもの。豚骨臭もなく脂っこさもなくコラーゲンたっぷりといった感じ。奥さん担当の自家製麺は極太平打ち縮れ麺。全粒粉を使用し小麦粉の味を感じさせる噛み応え充分の麺。個人的には加水率が高くしっとりとしている方が好み。特筆すべきは個々の主張が強い具材により味の変化がもたらされること。添加された鰹節をベースに作られたアメ色の餡(あん)、ザク切りの甘味と辛味の残ったさらし玉葱、醤油ダレの染み込んだ厚切りチャーシュー、茹でキャベツ等がラーメンの印象を刻々と変えていく。
 修業先のラーメンの特徴をまったく感じさせないオリジナルのラーメン。調和とか一体感とは対極にあるが、その分強烈な光彩を放つ一杯だ。
【掲載】2004年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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