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中村屋 吉祥寺店・閉店
なかむらや きちじょうじてん
【所在地】東京都武蔵野市吉祥寺本町2-19-7 みすずビル1F 【お店の地図】
【電話】0422-20-2440
【定休日】無休
【営業時間】
 ○11:30-22:00〈L.O.21:30〉(日〜木)
 ○11:30-23:00〈L.O.22:30〉(金・土・祝日前日)
【最寄駅】
 ○
JR中央線・総武線・東京メトロ東西線 吉祥寺駅 徒歩5分
 ○京王井の頭線 吉祥寺駅 徒歩6分

【メニュー】
 ○らーめん(塩/醤油)700円、ハーフ450円、だしかけ(塩/醤油)600円、
 ○あじ玉らーめん(塩/醤油)800円、ハーフ500円
 ○チャーシュー麺(塩/醤油)950円
 ○ラー油らーめん750円、ハーフ500円、ラー油だしかけ600円
 ○カレーらーめん800円、ハーフ550円
 ◎つけ麺850円、ラー油つけ麺900円
 ◇半あじ玉・ラー油各50円、あじ玉板・産地こだわり海苔・野菜ミックス各100円、自家製メンマ150円、あぶり焼豚(3枚)450円、大盛り+100円
 □卵かけご飯200円、チャーシュー飯・サラダご飯各350円
 ※だしかけ=具のないらーめん

【限定(これまでの)】
 柚子辛麺900円、まるごとトマトの石焼きつけ麺950円、石焼きクリームつけ麺(並)1300円、柚子らーめん900円、塩冷しらーめん800円、特中村屋らーめん(塩/醤油)950円、他

【系統】Wスープ創作系ラーメン

【お店について】
 2010年8月1日オープン。「ディアレスト スタイル株式会社(設立2002年5月1日)」が運営する「中村屋 海老名店」の支店。
 「三四郎@御茶ノ水」が、店名を本店と同じ「中村屋」として、吉祥寺で開業。
中村屋 吉祥寺店-店舗外観
 お店の場所は、吉祥寺駅北口を出て、左(三鷹駅方面)へ直進。吉祥寺パルコを右手に見て、先の吉祥寺通りを渡った「中道通り」沿いにある。
 以前「WPC(ウエスト・パーク・カフェ)」が入っていて、それ以前は中華料理店が入っていた店舗。
 茶色地に、店名の「屋村中」という文字が陽刻された看板が目印。入口左横に“縁台”が置かれ、ウエイテイングスペースとして4人ほど座って待つことが出来る。

中村屋 吉祥寺店-入口の光景
 店内に入ると、右手にレジがあり、帰りに会計をここで済ます。

中村屋 吉祥寺店-店内(1) 
 白を基調としたスタイリッシュな店内。照明を落とした落ち着いた空間。右手に厨房、左手に客席と通路を挟んで二つに分かれている。

中村屋 吉祥寺店-店内(2)
 客席は、テーブル26席。屋外には木製のテラス席もあるが、通常は使用しないとのこと。
 卓上には一味・塩・爪楊枝・ナプキン・箸・冷水の入ったポットが置かれている。

 2Fは、「中村屋@WeST PArK CaFE(2010年8月7日:グランドオープン)」→「らーめん中村屋」と「ウェストパークカフェ(メイズフードインターナショナル)」のコラボレーション店。
 アメリカンファーストフードを中心とした飲食店となっている。

【中村屋の歴史】
 店主(オーナー)は中村栄利(しげとし)氏。1977年1月1日生まれで神奈川出身。アメリカ留学中に、スープストックを使った料理が友人の間で好評を得たのがきっかけとなって、ラーメンづくりに目覚めた。

 アメリカより帰国した後、自宅の物置小屋で独自のラーメン作りの研究をはじめ、22歳の時に「中村屋@高座渋谷(閉店)」をオープンさせた。
 瞬く間に高い評判を集め、若きラーメン界のカリスマと呼ばれるまでになった。その後、常にラーメン業界の話題を独占し、注目を集め続けた。
 チャーシューの炙り焼き(炭火による)という手法を先駆的にいち早く取り入れたことや、麺の湯切りの「天空落とし」のパフォーマンス(動作)でも有名になった。
 また、中村氏のプロデュースで、実兄が2002年に「ZUND-BAR@七沢」、2003年に「AFURI@恵比寿」というラーメン店を開き話題となった。

 1999年09月09日、「中村屋@高座渋谷」創業。創業地:神奈川県大和市下和田、最寄り駅は小田急江ノ島線の「高座渋谷」。
 2004年には、ラーメンの既成概念を崩す創作料理の「中村やエッセンス(essence)」を神奈川県海老名市にオープン。
 2007年09月、「中村屋キャラバン(営業終了)」を大型トレーラーの食堂形式で、長野県阿智村の昼神温泉郷にオープン。
 2008年04月13日、「中村屋@高座渋谷」区画整備のため、閉店。本店を海老名に移す。
 2008年10月28日、東京初進出となる「三四郎@御茶ノ水」がオープン。
 2009年09月、海外店舗をプロデュース。「Ramen California」がオープン。
 2010年07月25日、「三四郎@御茶ノ水」が移転のため、この日をもって閉店。
 2010年08月01日、「中村屋 吉祥寺店」がオープン。
 2011年01月09日、「中村屋 下北沢店」がオープン。
中村屋@吉祥寺-らーめん(醤油)
 本日は「らーめん(醤油)」。ゲンコツと鶏ガラをベースに、サバ節・カツオ節・煮干し・昆布など厳選した出汁素材をふんだんに加えたスープ。

 ほんのり甘みを感じるスープは、クリアな清湯系の醤油味。
 海産物の旨みと香味野菜の優しい味わいが主体で、それを支えているかのような動物系の味わい。そのバランスの良さが、中村屋の真骨頂。
 繊細なる味の中に、旨みとコクが詰まっている。口当たりは軽いが、表面に浮かべられた鶏油が程好いコッテリ感を出していて味わい深い。

 麺は、「三河屋製麺」製のストレート細麺。やや固めの茹で加減。ソフトな口当たりだが、シコシコとした歯触りを残し、スープの絡みも良い。

 具のチャーシューは、薄切りの大判のものが1枚。歯応えがあり、七輪で炙られているので香ばしい。ジューシーな肉汁が口の中に広がり秀逸。
 味玉は、味がよくしみ込んでいて、黄身がゼリー状の半熟具合。細切りのメンマは、シャクシャクとした食感。小松菜は良い箸休め。他の具は、微塵切りのネギ。

【掲載】2011年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
中村屋 吉祥寺店-あじ玉らーめん(塩)
 本日は「あじ玉らーめん(塩)」

 スープは、ゲンコツや鶏ガラをベースに、鯖節・鰹節・昆布などの魚介類を併せたもの。鶏油は多用せず、鶏の風味は強くない。軽やかな口当たりで、清湯のサッパリとした味わい。塩角は時折感じるものの、出汁と拮抗するかのようにバランスの良い匙加減。飲む度に、旨味が舌をかすめてはスーッと消えていく清さ。美味必淡(みょうみひったん)といったところだが、印象には残りにくい。

 麺は「三河屋製麺」製の細ストレート麺。このスープには、この麺という感じで合っている。加水率が低いタイプ。啜り心地が良く、噛めばスープの味と小麦の風味が合わさり美味しい。

 チャーシューは、炙ってあるのでとても香ばしい。しっかりとした歯応えを残しつつも柔らかく、噛むほどにジューシーな肉の旨味も滲み出てきて美味しい。あじ玉はデフォルトで1/2付いているので、あじ玉らーめんにすると+1/2が付き1個分となる。味付は控えめで、黄身がゼリー状の半熟具合。小松菜はシャキシャキとしていて良い箸休め。他の具は海苔枚と刻みネギ。

【掲載】2010年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
らーめん自由区東京多摩地区のラーメン店リスト>中村屋 吉祥寺店@吉祥寺
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