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らーめん新源地
らーめん しんげんち

このページは、フォアグランドページ「らーめん新源地@三鷹(武蔵野市)」に掲載されているそれ以前(過去)の実食レポートです。
新源地@三鷹-つけめん・魚介豚骨の濃厚スープ
 本日は「つけめん(中盛り)」…木曜-魚介豚骨の濃厚スープ
 お店の“メニュー解説”を要約すると、
 ○動物系も魚介系も強い魚粉入りの濃厚なWスープ。
 ○材料:豚頭骨、豚足、豚皮、丸鶏とモミジ、背脂、鶏脂、宗田の厚削り。
 ○カツオとサバを同量でブレンドした魚粉を使用。
 ○濃厚さの秘密:豚足・丸鶏・モミジの身とスープをミキサーでペースト状にし、それをスープに戻すこと。

 麺は平打ちの太ストレート麺。食べて、「三河屋製麺」製とすぐ分かるタイプ。表面が滑らかで、外側が噛むとクキクキと音が出るような歯ざわり、そして中心部分がムチッとした食感。麺の断層を歯で感じることが出来る。噛んだ後、小麦の風味が弾けて、美味しさが口の中に広がる。

 つけ汁は、粘度のある動物系の濃度が高いスープ。塩分はやや強めで、パンチ力がある。食べているうちに、魚介の風味と味が主張してくる。

 具のチャーシューは、ブロック状のものが4個。食べ応えがあって美味しい。メンマは極太のものが3本。柔らかめで芯の部分がコリコリとした食感。他の具は、海苔とネギ。

 最後にスープ割り。濃厚なスープなので、スープ割りをしても「薄まった」という感じにはならないが、魚介の風味が一層香り立ち最後まで楽しめる。

【掲載】2010年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
新源地-らーめん+玉・水曜
 本日は「らーめん」+味付け半熟玉子…水曜-丸鶏のあっさりスープ。丸鶏を使って、弱火でじっくり煮る鶏ガラベースのスープ。材料は、丸鶏・モミジ・鶏の尾・背脂・ムロアジの厚削り等々。当初とは違い、最近ではトロ火ではなく、強火に近い中火で煮出しているとのこと。このスープに合わせる麺は、中太麺。

 “あっさりスープ”と言っても、イメージした透明な清湯(チンタンスープ)ではなく、茶濁色のスープ。麺とスープが絡むようにモミジを大量に使い、ゼラチン質を増やしているので、コラーゲンたっぷりという感じ。塩梅は濃いめ、旨味も強め。魚介もしっかりと効いていて、繰り返し言うが“あっさり”ではなく、濃厚( ̄^ ̄;) ウムム…。

 中太のストレート麺は、黄色味を帯びた低加水率。ポクポクとした食感。スープの絡みもよく、麺の食感も楽しめる。

 具のチャーシューは2枚付き、提供直前にレンジで温められる。ホロホロとした柔らかめの肉質で美味しい。味付け半熟玉子は、味付け控えめで黄身がトロトロとした半熟具合。スープが濃い味なので、具の味付は薄めで正解。シメジは、メンマの代用品という位置づけになるが、「香り松茸、味シメジ」と言われるように、スープに旨味が出ていい役割を演じている。他の具は、海苔、白髪ネギ、糸唐辛子。

【掲載】2010年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
新源地-極太煮干そば+味玉
 本日は「極太煮干そば」+味付け半熟玉子。通常のラーメンの4倍の煮干出汁を使用し、極太麺を合わせたメニュー。1日10食限定。

 スープ表面に浮かぶのは、鶏油。発売当初は、アンチョビと煮干を使った香味油だったそうだ。風味は煮干そばと銘打つだけあって、香りが強い。味はアッサリ醤油味の煮干風味ではなく、濃いめの動物系の出汁に強めの塩分が加わったパンチ力のある味わい。旨味も強い。別添えの“煮干粉”を入れても味が変わらないのは、元々の味が濃いため。煮干好きにはたまらない「ニボニボ」とした味わいが楽しめる。

 麺は極太ストレート麺。麺の量200gで、茹で時間8分。中華麺と言うよりはうどんに近い太さ。固さは程好く、ワッシワッシと頬張って食べる感じ。噛んでいる内に小麦粉の味が出てきて美味しい。

 具のチャーシューは、しっとりとした柔らかさ。味付けも良く、肉の旨味が溢れている。メンマは、色は濃いが味付も程好くシャクシャクとした食感。海苔はパリパリとしている。味付玉子は、黄身がトロリとした半熟具合。他の具は青ネギとナルト。

 残念ながら、4月下旬で販売終了。今後、バージョンアップ版が出る可能性もある。

【掲載】2010年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
新源地-鬼油そば
 本日は「鬼油そば(スープ付)」。刻みネギ、チャーシューが盛りだくさんの油そば。メニューにある「油そば」は、カメリアラード多め、アンチョビの香味油を使って、花椒(中国山椒)と胡椒をブレンドした粉を隠し味として使用。「鬼油そば」は、カメリアラード少なめで、アンチョビと煮干を使った香味油に激辛ラー油を使い、花椒と一味唐辛子をブレンドした粉を加えたもの。曜日毎に違うスープを提供しているので、それも楽しんでもらいたいと、(スープ付)となっている。

 麺は中細の縮れ麺。固さは中ぐらいで、スルッと唇をかすめるような啜り心地の良さがある。全体をマゼマゼして一口啜ると、グフッとむせる辛さ。花椒の痺れ感もあり、刺激的。辛さの中にも甘味と旨味が顔を覗かせる。

 具のメンマは、柔らかめで芯の部分がコリコリとした食感。チャーシューは口溶け感の良い肉質。刻みネギは、清涼感があり箸休めとしての役割。付属のスープは、和え麺ともつけ麺とも違うので、チャーハンについているスープという感覚で飲んで欲しいとのこと。濃厚、トロリ、コッテリ感のある味わいで楽しめる。

【掲載】2010年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
新源地-肉つけめん・鶏の白湯スープ
 本日は「肉つけめん+味付け玉子」…土曜-鶏の白湯(パイタン)スープの中盛
 つけめんの麺は、全曜日共通の「平打ち太麺」。フィットチーネのような形状。コーティングしたような表面の張りと、独特な弾力性がある。スープの絡み、馴染みは弱く、どちらかと言えば麺そのものの食感を楽しむタイプ。

 つけ汁は、飲んだ後に唇がネットリとし、くっつくような感じがする位にコラーゲンが豊富。鶏の旨味が凝縮し、魚介の風味が食欲をそそる。
 具は、ブロックチャーシューがゴロゴロと入っている。トッピングの味付け玉子は、味付は控えめで黄身がしっとりとした半熟具合。少量のメンマは、コリコリとした食感。他の具は、ネギ、海苔。
 最後にスープ割り。魚介の風味、旨味が際立って美味しい。

新源地-クリームブリュレ
 デザートの「クリーム・ブリュレ」
 フランス語読みでは、“クレームブリュレ”。カスタード・プディングと似たお菓子。卵黄・生クリーム・砂糖・バニラを混ぜてオーブンで湯煎にかける。冷ましてから砂糖を振ってバーナーで焼き色を付けたもの。“ブリュレ”は、「焦げた」と言う意味で、表面のカラメルのことを差す。
 表面のカラメルをバリッと割って、中からクリームがトロッと出てきて美味しい。ラーメン屋でスイーツと言うのも不思議だが、お腹に余裕があればお薦めしたい。
【掲載】2009年7月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★★
新源地-らーめん・鶏の白湯スープ
 本日は「らーめん」…土曜-鶏の白湯(パイタン)スープ(中太麺)の大盛。大盛りは麺だけではなく、チャーシューも増量。
 鶏の胴ガラ、丸鶏、モミジ、鶏脂、ニンニク、生姜、鯖節を使ったダシ。鶏は胴ガラ主体から、丸鶏に移行中とのこと。白濁した白湯スープは、熱々、最後まで冷めない温度。ゼラチン質が溶け込んで、粘度がありトロリとしている。口当たりと後味のキレの良さがあり、深いコクがあって美味しい。穏やかで、上質なスープ。
 麺は黄色っぽい、細めに感じる中太麺。柔らかめの茹で加減で、噛むとネチッとした歯ざわり。啜り心地も良く、スープの絡みも良い。
 具は、柔らかく口溶け感の良いチャーシュー、スプラウト、しめじ、海苔。

 手間のかかる6パターンのスープで営業を維持していくのはとても大変なこと。食べる側としてはとても嬉しいこと。コンプリートをしたくもなるが、誰しも行けない曜日がある。願わくば、曜日毎のメニューを1年に1回程度、別の曜日にシフトさせてくれると更に嬉しい。

【掲載】2008年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
新源地-豚のこってりスープ(月曜)
 本日は「らーめん」…月曜(2008年時)-豚のこってりスープ(細麺)。「節類を使わず、豚足などで豚の旨味を強調したスープ」。6種類のスープの中で、唯一、鰹の厚削りを使わないメニュー。
 ゲンコツ・豚足・豚皮・背脂・ニンニク・生姜の他、金曜と日曜に使用したガラも追加してつくる濃厚な動物系のダシ。魚介系は、片口イワシ・ウルメ・アゴ・サンマ・昆布などを使用。醤油ダレは、煮干を水で戻したものに、薄口醤油とナンプラーを加えたもので作る。

 動物系と魚介系のスープを提供直前に小鍋で併せるWスープ方式。その際、醤油ダレと玉葱ペーストも入れて沸騰させると言う手法をとっている。従来の醤油ダレをドンブリに入れるという方法は取っていない。

 茶濁色のスープの表面には、香味油(アンチョビ油)が浮かぶ。一口飲むと、ポタージュスープのような濃厚かつクリーミーな滑らかな口当たり。このトロミは、ゲンコツの髄、豚足の身、背脂等を濾したものが加わっているため。深いコクと旨味が凝縮され、後味も良い。「豚のこってり」と言うとオイリーな感じと特有の膠質の匂いを連想するが、極めて上品な味わい。

 麺は、「三河屋製麺」製の細ストレート麺。固めの茹で加減で、スープとの一体感があり、啜り心地も良い。博多の麺のようなポキポキという食感のタイプの麺でも合いそうな気がする。

 チャーシューは、国産の肩ロースを使ったものが2枚。硬さは中ぐらいで、噛むと肉の旨味が出て美味しい。珍しい具では、ラードで炒めたぶなしめじ。塩・味玉のタレ・三温糖を加えて味を整えているが、控えめな味付けなのでキノコの味が楽しめる。他の具は、スプラウト、海苔。

【掲載】2008年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
らーめん自由区東京多摩地区のラーメン店リストらーめん新源地@三鷹>実食レポート(バックグランド)
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