らーめん自由区|東京ラーメン・つけ麺ガイド東京多摩地区のラーメン店リスト>麺屋武蔵 虎洞@吉祥寺
麺屋武蔵 虎洞
めんやむさし こどう
【所在地】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-7 【お店の地図】
【電話】0422-23-7634
【定休日】無休
【営業時間】11:30-23:30
【最寄駅】JR中央線・井の頭線 吉祥寺駅 徒歩3分

【メニュー】※メニューの内容は、頻繁に変わる。
 ○ら〜麺750円、味玉ら〜麺850円、肉増しら〜麺1000円
 ○鬼チーズら〜麺1000円、鬼辛ねぎら〜麺1000円、鬼花かつおら〜麺1000円
 ○虎麺1000円、大虎麺1200円
 ◎つけ麺800円、味玉つけ麺900円、
 ◎虎つけ麺1050円、大虎つけ麺1250円、
 ◆味付玉子100円、のり・ネギ大盛各120円、メンマ170円、肉増し・鬼チーズ・鬼花かつお各250円、他
 ■ご飯類(定期的に変わる)250円〜、他

【限定・これまでのメニュー】
 ガーナカレーつけ麺880円、辛ら〜麺850円、辛つけ麺900円、冷やし虎担々麺880円、塩ら〜麺750円、塩つけ麺800円、恵比寿麺880円、福恵比寿麺1000円、虎麺1000円、大虎つけ麺1350円、味噌チャーシューつけ麺1320円、味噌大虎つけ麺1450円、初秋の虎和え麺おろし柚子素酢添え880円、冷やし柚子味噌つけ麺900円、和風帆立チーズら〜麺880円、帆立と乾酪の塩ら〜麺880円、春咲虎麺880円、牛と木の子の印度つけ麺(無花果氷菓付き)850円、牛と赤茄子の冷やし塩つけ麺(トマト氷菓付き)850円、豚と苦瓜の冷味噌つけ麺850円、冷やしつけ麺(醤油・塩・辛)各780円、冷し蟹餡かけ麺850円、牛と鳳蓮草の和え麺800円、梅と鴬菜の塩つけ麺800円、菜の花と蛤の餡かけ鶏蕎麦800円、かき揚げ桜蕎麦800円、牛大蒟味噌ら〜麺830円、牛盛ら〜麺950円、牛かぶりら〜麺900円、温玉牛かぶりら〜麺1000円、牛かぶり辛ら〜麺900円、牛かぶりつけ麺950円、温玉牛かぶりつけ麺1050円、牛かぶり辛つけ麺950円、牛齧り冷し麺830円、牛齧り浅利ら〜麺830円、味噌牛齧りら〜麺830円、味噌牛齧りつけ麺880円、南瓜チーズつけ麺850円、男爵の塩ら〜麺(芥子添)840円、めで鯛飯250円、煮虎味飯肉のせ250円、もろこし飯150円、もろこし飯肉のせ250円、豚木の子飯210円、他

【系統】麺屋武蔵系東京ラーメン

麺屋武蔵 虎洞@外観 麺屋武蔵 虎洞@店内
「麺屋武蔵虎洞@吉祥寺」店舗外観(左)、店内(右)
【吉祥寺界隈について】
 吉祥寺駅北口の表に出ると、右手には駅前広場があり、少し入るとサンロードがある。サンロードより左手の一画が4つの商店街から構成されている通称「ハモニカ横丁」。ハーモニカの小さい吹き口のように1坪〜3坪程度の店舗が連なることからこのように呼ばれ親しまれている。戦後のヤミ市(やみ値で売るマーケット)の名残で、レトロな雰囲気のお店と路地が残っている。再開発の動きもあるが、存続の強い願いや諸々の事情があり進展していない。また、西友前の「月窓寺」が土地の所有権を有しているが、家賃が坪当たりにすると銀座並に高いといわれている。そのハモニカ横丁の西側の通りにある。以前、7色の餃子と「スーパースタミナラーメン」5000円で話題を呼んだ「九州ラーメン天文館」があった場所。近隣には、連日行列の松坂牛の切れ端をミンチにしたメンチカツの「サトウ肉店」、早朝には売り切れる数量限定の羊羹と最中が人気の「小ざさ」がある。

【お店について】
 2005年2月21日オープン。店名は、宮本武蔵が兵法「五輪書」を著した熊本の霊巌洞(れいがんどう)という洞窟のイメージに由来する。「虎洞」は、「青山@青山一丁目」、「麺屋武蔵 新宿店@新宿」、「二天@池袋」、「武骨@御徒町」に続き5店舗目のお店となる。

 このお店のつくりは、厨房を挟んで東側と西側に客席のカウンターがある。西側にある外の券売機で食券を買う。西側の席が空けばそのまま横の扉を入り、東側の席が空けば店を半周回って入ることになる。店舗の床面積が狭いためにこのような設計になったようだ。

 店内に入ると西側6席、東側7席のカウンターのみの狭い空間。卓上には、「刻み生姜」、「揚げ玉」、「一味」が入った器が置かれている。照明はやや暗く、カウンターにスポットライトが当るようになっている。スタッフの威勢の良い掛け声とリズミカルな動き。オートメーションのような流れ作業が印象的。
 創作メニュー(期間限定)にも意欲的に取り組み、力を入れている。短期間で入れ替わる。昼10食・夜10食の提供が多い。

【麺屋武蔵の系列店】
 @麺屋武蔵 青山@青山一丁目・閉店、A麺屋武蔵 新宿本店 B麺屋武蔵 二天@池袋、C麺屋武蔵 武骨@御徒町、D麺屋武蔵 虎洞@吉祥寺、E麺屋武蔵 武骨外伝@渋谷、F麺屋武蔵 鷹虎@高田馬場、G麺屋武蔵 江戸きん@浅草・閉店 H麺屋武蔵 神山@神田、I麺屋武蔵 武仁@秋葉原、J麺屋武蔵 厳虎@秋葉原
麺屋武蔵 虎洞@吉祥寺-味玉つけ麺
 本日は「味玉つけ麺(並)」。同額で(並)は200g、(中)は300g、(大)は400g。

 麺は中太のストレート麺。茹で加減、水切り加減はベストな状態。噛めばソリッドでありながらモッチリとした歯ざわり、大胆な喉越しの良さを味わわせてくれる。本日は食欲減退気味でありながら、(中)でも良かったと後悔する次第。

 つけ汁は、油膜は厚め。オイリーな感じはない。動物系の出汁が厚めだが、それを上回る節系の厚み。主流となっている濃厚魚介つけ麺のお手本と言った感じ。“虎洞”ならではの強い個性は特にない。

 具のチャーシューは、サイコロ状に切られていて柔らかくて美味しい。味玉は味がしみ込み、黄身が餡子状の半熟具合。メンマはコリコリとした食感。他の具は、海苔と小口切りのネギ。
【掲載】2010年2月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-冷やし虎担々麺
 本日は「冷やし虎担々麺」。夏季限定メニュー。魚介ベースのスープに芝麻醤、ラー油を加えた汁。麺の上には、もやし、万能ネギ、キクラゲ、メンマ、肉味噌が載り、白ゴマ・白スリゴマが振りかけられている。

 麺は中細のストレート麺。茹で加減も良く、弾力性のあるプリプリとした麺。加水率高めで、滑らかな口当たり。小麦の風味も豊かで美味しい。

 肉味噌は、鶏ミンチと砕いたピーナツ等を炒めたものに、調味料を加えて仕上げたもの。アイスクリームディッシャーを使って盛り付けている。汁そのものは辛くはないが、この肉味噌がスープに混じると適度な辛味が増してくる。ストレートな刺激感と言うよりは、ピリ辛のマイルドな味わい。
 暑さを吹き飛ばすためには、麻辣の要素を強調した方が相応しいものに成り得た。
【掲載】2009年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-福恵比寿麺2009年
 本日は「福恵比寿麺」。1月1、2、3日の3日間限定メニュー。
 正月らしい具として、鶏照り焼きチャーシュー、海老しんじょ、結び昆布、やき餅、カブと金目鯛の煮こごりがトッピングされている。
 スープは鶏清湯に、金目鯛と昆布のダシを加えた和風塩味仕立て。あっさりとした中にしっかりとした旨味、滋味深さがあり美味しい。カブに付属した醤油味の煮こごりが、塩味のスープに溶け出すと微妙な変化があって面白い。

 中細ストレート麺は手もみが入り、緩やかなウェーブ。柔らかめの茹で加減で、スルスルと啜り心地が良い。スープの馴染み具合も上々。歯ざわりとしては、ちょっと物足りなさがある。
 鶏チャーシューは、しっとりとした肉質で美味しい。何枚食べても飽きがこず、秀逸と言ってもよい。スープ表面に浮く数個の餅は、乾いたものを焼いたもので、かき餅風。やや硬めの仕上がりなので、揚げ煎餅のようなサックリ感を出した方が美味しいと思う。おでん種のうずら巻きは昨年と同様。印象度が最も高い具は、カブとその中心部をくり貫いて入れた煮こごり。金目鯛の身も少し加わり味わい深い。味玉は、味の染み具合が浅めで、黄身がトロッとした半熟具合。他の具は、白髪ねぎと三つ葉。
【掲載】2009年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-辛つけ麺
 本日は「辛つけ麺」
 麺は平打ちの中太ストレート。冷水でビシッと引き締められている。茹で具合、水切り加減共に良い加減。滑らかな舌触り、ムチッとした食感、麺の味が楽しめる。量も多めで、食べ応えもある。
 赤い色をしたつけ汁は、辛味がほど良く効き、カプサイシン効果が期待できる。暑い時期の食欲不振時にはピッタリのメニュー。また、新陳代謝がよくなりそう。
 具では、大きめのサイコロ状のチャーシューが美味しい。ハムに似た食感。太めのメンマは、コリコリとした歯応え。他の具は、海苔と小口切りのねぎ。
 割りスープを入れてもらうと、つけ汁の温度が上がり熱々。魚介系の風味が増し、美味しさ倍増。
【掲載】2008年7月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-福恵比寿麺
 本日は「福恵比寿麺」。1月1〜3日の3日間限定メニュー。正月に相応しい具として、鶏チャーシュー、海老しんじょ、餅、金目鯛の昆布巻きなどをトッピング。福恵比寿麺は、恵比寿麺に味玉とチャーシューがプラスされたもの。卓上には、ガリが入った壷と裸電球型の容器に入った山椒とスパイスをブレンドしたものが置かれている。
 スープは鶏清湯に金目鯛のダシを加えたあっさりとした塩味。温度はやや低め。穏やかな鶏のダシの旨味が口内に広がり、昆布と金目鯛のダシの旨味が味蕾に染み渡る。時折、ピリッとスパイシーな心地よい刺激も顔を覗かせる。塩梅もほど良く、滋味深い味わい。
 中細ストレート麺は、緩やかなウェーブがついている。通常のものとは違い、限定メニューに合わせた麺。柔らかめの茹で加減で、「緩いかな」と思いつつ、噛むとしっかりとしたコシがある。後半は、味が滲みて美味しくなるが、反面、やや伸び気味になる。
 具のチャーシューは、醤油の風味が香る繊維質のないホロホロと崩れるタイプのもの。鶏チャーシューは味付けが薄めで、鶏肉らしい味わい。餅はサクッとした食感で香ばしい。海老しんじょは、おでん種のうずら巻き。昆布巻きは、金目鯛を昆布で巻き、かんぴょうで結んである。昆布は厚めだが柔らかく、金目鯛の旨味が伝わる逸品。味玉は塩ダレに浸けられ、塩味が強め。黄身は餡子状。他の具は白髪ねぎと三つ葉。
【掲載】2008年1月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★★
虎洞-牛と赤茄子の冷やし塩つけ麺 虎洞-トマトアイス
 本日は「牛と赤茄子の冷やし塩つけ麺」。期間限定メニュー。赤茄子(トマト)、夏野菜と牛肉を使った冷やし麺。デザートには、トマトの氷菓(アイス)が付く。
 中太平打ち麺には、塩ダレベースのスープがかけられている。つけ汁につけなくても食べられるような味付けが施されている。トマトの酸味が効果的で、スッキリとした後味。麺をすするごとに滋味深い味わいが、舌に余韻を残す。麺はモチモチとした食感で、小麦の風味が豊か。具は赤と黄色のミニトマト、アスパラ、キュウリ、白髪ネギ、アーリーレッド(紫玉ねぎ)、キャベツ。そして、淡い味付けの牛バラ肉が載っている。牛肉の風味は、牛丼を想起させる。
 つけ汁は塩ダレのスープに、湯むきしたミニトマト、オクラ、ネギ、紫蘇が入っている。このつけ汁は一転して動物系の濃厚な味で、塩分も強め。牛脂が多めに浮かび、輪郭がはっきりとしている。麺をつけるごとに、麺に絡まった酸味のスープの味が徐々に移り、味の変化を楽しむことができる。
 麺を食べ終えた後のスープ割り。通常のつけ麺用のものと、冷やし麺用の冷たい割りスープが用意されている。もちろん、冷やし麺専用のものを注いでもらう。旨味が倍増。全汁完飲。
 食後のデザート「トマトのアイス」は、どちらかというとフランスの氷菓「ソルベ」。ちなみに牛乳を使うのは「シャーベット」。甘味を抑えたシャリシャリとした食感で、お口直しに最適。
【掲載】2007年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
虎洞-豚と苦瓜の冷味噌つけ麺
 本日は「豚と苦瓜の冷味噌つけ麺(柚子おろし添え)」。期間限定メニュー。スタッフが最初にメニューの説明をしてくれる。要約すれば「生活習慣病予防となる食材を使ったメニュー」とのこと。豚肉は良質なたんぱく質とビタミンB1。苦瓜(ゴーヤ=ツルレイシ)は、ビタミンC・カロチン・ミネラルが豊富で、糖質をエネルギーに変える植物性インスリンも含まれている。柚子はビタミンCとカルシウム、大根はビタミンCとでんぷん分解酵素のアミラーゼが多く含まれている。夏場に摂取したい栄養素がたっぷり。
 引き締まった麺の上に、豚肉、玉ねぎ、キャベツなどがてんこ盛り。薄い味付の具を単独で食べても美味しいが、コクと深みのある味噌仕立てのつけ汁にくぐらせると更に美味しい。箸休め的に柚子おろしを食べると、多めの麺の量も気にならず完食。具はヘルシー、ガッツリ食べられたという満足度にはメルシーと言いたい。
【掲載】2007年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-味玉塩ら〜麺
 本日は「味玉塩ら〜麺」。牛骨主体のスープ。スープの量は少なめ。あっさりとしていてマイルドな味わい。黒コショウがピリッとしていて全体の味を引き締めている。牛の匂いが前面に出ないように工夫をしている。
 麺は太平打ちのストレート麺。固めの茹で加減だが、徐々にスープになじんでくる。コシがあり、噛むとムチッとした食感。盛られた牛バラ肉は味付は控えめ。味付け玉子は適度な味付けで、黄身は固まりつつある半熟具合。色白のメンマはシャキシャキとした食感。他の具は万能ネギと白髪ネギ。
 他にはないオンリーワンの味わい。創作的な限定メニューも次々と登場する。
【掲載】2007年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-味玉ら〜麺
 本日は「味玉ら〜麺」の油少なめでガリなし。ガリは好みが分かれるところだが、入れたものの方がこのお店らしさを感じさせる。本来、エビ油を強めるとスッキリとした味わいの中にコクの深まりが増し、引き立て役としての役割を担う。虎洞に関しては最初からコッテリ感があるので、敢えて多くはしなくても、という感じ。魚介風味はやや抑えめに感じられ、コントラストは弱い。麺屋武蔵のベースというものの共通項はあるが、独自の路線であり、個性を打ち出している。
 麺屋武蔵を開店順に表現するならば、シャープでキレのある味わいを堪能できる「青山」、人気店である理由がわかる「新宿本店」、個性的な具を楽しむ「二天」、新感覚のラーメンを味わう「武骨」、牛盛という個性とガリという特性を生かしたラーメンを味わえる「虎洞」という感じであろうか。
【掲載】2005年7月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★☆
虎洞-ら〜麺
 本日は「ら〜麺」の油少なめでガリ入り。後から席についた客の中には「ガリはどうしますか?」と聞かれ、「えっ?」と聞きなおす場面が多く見受けられた。通常、「ガリ」といえば、お寿司屋さんで口直しをするための「平ガリ」。薄切りにした生姜をサッと茹で、水にさらし、甘酢に漬けたものだ。かじった時に「ガリッ」という音がするからこのような名前がついたとも言われている。この「ガリ」を連想するが、入っているのはみじん切りの生姜。スープは「麺屋武蔵」系列の中では珍しく茶色く濁っており、油もドロリとしている。ほんわりと立ち上る魚介系の風味と動物系のしっかりとした味が出ている。キレというよりは「武骨」にも言える重量感のある味。それを中和する役割がガリ。「牛盛ら〜麺」の時には然程気にならなかった酸味も終盤強く感じられた。胡椒が練りこまれた麺ということであるが、油のおかげで麺そのものの風味は伝わりにくい。前回感じた麺の硬さは感じず、スープとの絡みも良く硬さは適度であるように思った。
 使い方によっては出汁の持ち味を打ち消すこともある生姜。その使い方が難しい。また、出汁の浅薄さをカバーするために用いられることもある。そういう意味ではバランス良く、計算されて用いられていることが伺える。
【掲載】2005年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
虎洞-牛盛ら〜麺
 本日は「牛盛ら〜麺」。最初にガリ(生姜)の有無を聞かれ、入れることにした。牛スジと大根を煮たものを器に入れ余分な汁を除いて具としてラーメンに盛り付ける。その上に桜海老の入った揚げ玉を散らしている。醤油版もつ煮込みラーメンというスタイル。牛スジのプリプリ感というのはなく脂身の少しある赤身の肉という感じで、牛肉の大和煮を思い起こさせる。油っこさを感じさせるが、味付自体は程よくスープとの一体感はある。所謂、麺屋武蔵の動物系・魚介系の出汁と海老油、柚子の香りの効いたスープとは別の味わい。一味のピリッとした刺激もある。
 麺は中ぐらいのややウエーブのあるストレート麺。他の系列店では180gあるが、140gと量は少なめ。茹で時間が短いためか、硬めでコシはあるが弾力性はない。食べ進むと丁度良い硬さになる。メンマは色が薄めで程よい味付でシャキッとした食感。ふやけてプカプカ浮かぶ揚げ玉が面白い。後半、底に沈む生姜のみじん切りの存在がクローズアップされる。生姜の味が前面に出て口の中を支配する。好みが分かれそう。麺屋武蔵も所変われば品変わるといったところか。
【掲載】2005年2月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★☆
らーめん自由区東京多摩地区のラーメン店リスト>麺屋武蔵 虎洞@吉祥寺
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