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蒙古タンメン中本
もうこたんめん なかもと
【所在地】東京都武蔵野市吉祥寺南町2-9-10 吉祥寺ファーストビル1F 【お店の地図】
【電話】0422-49-1233
【定休日】年中無休
【営業時間】11:30-20:00
【最寄駅】JR中央線 吉祥寺駅 徒歩6分
【メニュー】
 ○湯麺(塩味)680円 味噌タンメン700円 蒙古タンメン720円 北極ラーメン750円 味噌玉子麺800円
 ○冷し醤油ラーメン650円 冷しラーメン700円 冷し味噌ラーメン720円 冷し五目味噌タンメン780円 冷し五目蒙古タンメン800円
 □半味噌タンメンセット800円 半蒙古タンメンセット800円 蒙古丼750円、他

【系統】蒙古タンメン中本系東京ラーメン

【お店について】
 「蒙古タンメン中本」は、1968年(昭和43)年9月に東武東上線上板橋駅に開店した。
 創業者である中本正氏の一杯は辛うまラーメンとして、熱烈なファンを生んだが、諸々の事情で店をたたむ決意をした。当時、このお店の常連であった白根誠氏が消え去るのを惜しみ、1年間の修業の後、2002年2月に再開させた。先代の意志を継ぎ、現在では、上板橋本店の他、池袋、新宿、目黒、吉祥寺店など、次々と支店を増やしている。
 2006年4月に吉祥寺店がオープン。住宅街に差し掛かる一歩手前の場所にある。朱色に近い赤を基調とした外観の色彩は、正に中本のラーメンを象徴している。店内はウナギの寝床のように細長く奥へと続く。カウンター14席。看板メニューは、味噌タンメンの上に麻婆豆腐がかけられた蒙古タンメン。左右の隣人が洟をかみつつ食べている。
蒙古タンメン@蒙古タンメン中本・吉祥寺
 本日は「蒙古タンメン」。メニューには、5段階で辛さを表している。蒙古タンメンの辛さは3、北極ラーメンが最大の5。

 スープの色は灼熱の太陽の色で、湯気が出ていない。上にかけられた餡によって熱さが閉じ込められている。動物系のスープをベースに、2種類の味噌と10数種類のスパイスを加えたタレを使用。そのスープの上に豚バラ肉、白菜、もやし、豆腐、にんじん、にら、きくらげを炒めたドロッとしたトロミの麻婆豆腐がかけられている。スープは適度な辛さ、上にかけられた麻婆豆腐を混ぜると辛味が増してくる。舌が痺れるような刺激というよりは、体内に入ってからジワジワと湧き上がってくる辛味。むせ始めると咳が止まらない。自然と汗が吹き出る。カプサイシン効果がありそうだ。麺はストレートの太麺で量は少なめ。表面は滑らかで柔らかめの茹で加減だが、適度なコシがある。スープの絡み具合は良い。
 新陳代謝を活発にさせるのに適した一杯。単に辛いだけではなく、旨さと辛さが交錯する。激烈な辛さにむせ返る苦痛もあるが、食後には爽快感を覚える。
【掲載】2006年10月  【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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