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支那そば あおば
【最寄り駅】東京都武蔵野市関前4-16-6 【お店の地図】
【電話】0422-56-3989
【定休日】月曜
【営業時間】11:00-15:30
【最寄駅】
○JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」より、関東バス:三鷹駅北口行きで「武蔵野大学」で下車 徒歩1分
○JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅 徒歩20分

【メニュー】
○ラーメン700円、ネギラーメン900円、チャーシューメン900円
○塩ラーメン700円、塩ネギラーメン900円、塩チャーシューメン900円
○つけめん700円、ちゃーしゅーつけめん900円
◆大盛+100円、他

【系統】支那そばや系中華そば

外観@支那そば あおば
【お店について】
 1998年4月11日創業。このお店のご主人は食材の鬼と呼ばれる佐野実氏の「支那そばや@藤沢市鵠沼海岸・閉店」出身。「武蔵野大学」バス停を降り、女子学院交差点から、小金井方面へ向かった五日市街道沿いにある。赤いビニール製の庇と電飾の置き看板が目印。
 店内に入ると待ち椅子が数席あり、入口からカウンターまでの間に若干スペースがある。L字型カウンター7席。カウンターの天板はオレンジ色。壁には扇風機。TVもあるがOFF。BGMはAMラジオ。水はセルフ。以前まであったワンタンメンはメニューから外れていた。人通りの少ない場所であるが、入れ代わり立ち代りお客が入ってくる地元密着型の人気店。
ラーメン@支那そば あおば
 本日は「ラーメン」。名古屋コーチンの丸鶏とガラを主体とした鶏系のダシ、それにゲンコツ・背ガラ・豚足・背脂で摂る豚系のダシをブレンドしたスープ。干し椎茸・干し海老・干し貝柱・利尻昆布・アゴ・鰹節・サバ節・香味野菜などもそれぞれに加わっている。なみなみと注がれたスープは、表面にラードと鶏油(チーユ)が厚い層をなしている。油が多めのためと鶏のダシが濃厚なため、重厚な感じがする。鶏の旨味と乾物類の旨味が渾然一体となって融和し、深いコクとキレを生み出している。塩分がやや多めでなのとコッテリ感があるので、全部飲み干そうと思わなかったが、旨味に引き込まれスープを飲む手が止まらない。麺は長めで多加水率の細ストレート。茹で時間が短い割りには、柔らかめの茹で加減に感じるタイプ。滑らかな舌触りと噛むとしっとりとしていて、スルスルと啜り心地の良い麺。スープの絡みも良い。チャーシューは肩ロース肉の薄切りの大判。味付は控えめで、ふっくらとした仕上がり。肉の持ち味が生かされている。メンマは色は濃いめだが、味付は控えめ。平たくシャキシャキとした食感。メンマ特有の匂いは強い。他の具は海苔と九条ネギ。
 新しい食材を取り入れたり、麺の改良をしたりして日進月歩の「支那そばや@新横浜ラーメン博物館」という感じではなく、「支那そばや」がブレイクした当初のラーメンを踏襲しつつ自分のスタイルを守り続けているという印象。
【掲載】2007年4月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★☆
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