らーめん自由区・東京ラーメン食べ歩きガイド全国各地のラーメン店リスト>きしや@池下(愛知県名古屋市千種区)
平打ち麺 @しやひらうちめん きしや
【所在地】愛知県名古屋市千種区仲田2-17-7 池下タワーズ1F 【お店の地図】
【電話】052-752-7114
【定休日】水曜・第1火曜
【営業時間】11:00-13:30LO/18:00-21:30LO
【最寄駅】
 ○地下鉄東山線 池下駅 徒歩4分
 ○地下鉄東山線・桜通線 今池駅 徒歩5分

【ラーメンメニュー】
 ○白ラーメン700円、白とじラーメン800円、赤ラーメン700円、赤とじラーメン800円
 ○あんかけラーメン800円、あおさのりラーメン800円、とろろ昆布ラーメン800円、カレーラーメン800円
 ○辛口牛すじカレーラーメン1000円、辛口牛すじラーメン1000円、他
【きしめんメニュー】
 ○白きしめん700円、白とじきしめん800円、あんかけ白きしめん800円、赤きしめん700円、赤とじきしめん800円、あんかけ赤きしめん800円
 ○あおさのりきしめん800円、とろろ昆布きしめん800円、ころ700円、カレーきしめん800円、辛口牛すじカレーきしめん1000円
 ○軍鶏きしめん1300円、カキきしめん(季節限定)1500円、他
 □しらす御飯500円、牛すじ御飯600円

【系統】創作系ラーメン&きしめん

きしや-外観 きしや-店内1 きしや-店内2
【お店について】
 2001年6月創業。屋号の「きしや」の「き」は、七が三つの「喜」の略字体。平打ちうどんに魅了された店主が、研究を重ねて作り出したのがこのお店の平打ち麺。昼はきしめんとラーメン。夜は一品料理とお酒も取り揃える。

 このお店は、池下駅と今池駅のほぼ中間に位置する錦通沿いにある。木製の看板が目印。
 格子戸を開けると、敷石と小石が敷かれた通路がある。右側の壁は竹をあしらった装飾が施されている。奥に進むと左側がカウンター5席、右側がテーブル16席のゆとりのある空間。一枚板のカウンターと木をそのまま生かしたテーブルが設置されている。一級建築士の免許をもつご主人ならではの趣向を凝らした内装。落ち着いた静かな大人の雰囲気。カウンター奥の棚には、焼酎やウイスキーなどのボトルが並ぶ。BGMはJAZZ。
 溜まり醤油を使った「赤」とこぶ塩を使った「白」の二つの味の系統がある。こぶ塩は、日高昆布のダシに、苦味の違う2つの塩を使用して煮詰めたもの。
きしや-白とじラーメン
 本日は「白とじラーメン」。白ラーメンに、卵とじがトッピングされたメニュー。
 差し出された瞬間に昆布の匂いが香り立つ。表面の油が、きしめんとの違い。一口飲むと、鶏のダシと節系のダシが効いているのがわかる。あっさりとしながらも深みのある味わい。動物系のダシが加わった分、きしめんの汁よりも奥行きを感じる。

 中太の平打ち麺は、固めに茹でられている。プリプリとした歯ざわりでコシがある。
 具の卵とじはフワフワとしていて美味しい。バラ肉の巻きタイプのチャーシューは、味付けは控えめだが、柔らかくてジューシー。メンマはシャキシャキ。他の具は、クコの実、ネギ。

 インパクトは控えめだが、個々の素材の旨味を生かした一杯。スープの繊細な味と邪魔にならぬよう控えめな味付けの具との一体感もあり、完成度が高い。
【掲載】2008年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
きしや-とろろ昆布きしめん
 本日は「とろろ昆布きしめん」。白きしめんに、とろろ昆布を載せたメニュー。
 名古屋のベーシックなきしめんは、茹でた平たい麺に醤油ベースのつゆをかけ、油揚げや鶏肉などの具を入れ、鰹節とネギをたっぷり入れたもの。このお店の白きしめんの汁は、醤油を使わず、昆布だしに厳選した塩を加えて煮詰めたこぶ塩と鰹だしで作る。

 見た目は味が薄そうに見えるが、昆布ダシがよく効いていて物足りなさはない。塩梅もほど良く、天然素材で摂った出汁の旨味が十二分に引き出されている。また、とろろ昆布の独特な風味と酸味が汁と融合し、味わい深い。
 麺は3mm厚のきしめん。東京で今まで食べてきたきしめんは、うどんの平打ち版といった重厚なタイプ。こちらの麺は、スルスルとすすり心地が良く、噛むとモッチリとしたライトなタイプ。汁の味もよく絡み美味しい。

 具は、彩を添える手毬麩が3個。プリプリ海老が2尾。フカフカの四角い油揚げ。そして、椎茸。
【掲載】2008年7月 【行列】0人 【きしめんの王様】★★★★★
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