【所在地】三重県伊勢市宮後2-19-11
【お店の地図】
【電話】0596-23-2425
【定休日】火曜、月1回水曜不定休
【営業時間】10:00-19:30
【最寄駅】
○近鉄鳥羽線・山田線 伊勢市駅 徒歩3分
○JR参宮線 伊勢市駅 徒歩5分
【駐車場】10台
【メニュー】
○中華そば640円、冷やし中華(夏季のみ)780円、中華そば定食930円
□伊勢うどん510円、月見うどん580円、伊勢風肉うどん750円、煮込みうどん870円、鍋焼きうどん870円、デラックス伊勢うどん1300円
□きしめん580円、コロうどん(温・冷)630円、伊勢そば/うすそば560円、その他メニュー多数
【系統】伊勢うどん系中華そば
【お店について】
1923年(大正12年)12月創業。
創業者は、豆谷卯之助氏。
「伊勢うどん」の名称は、1967年(昭和42年)、名古屋のメルサに「赤福」や「魚久」らと共同で出店した際に、名づけたのが始まり。
このお店が、「伊勢うどん」のいわば名づけ親でもある。
伊勢うどんを掲げるお店は、市内に50件超ある。
その中にあっては、老舗中の老舗。
昔は、お伊勢参りの人々や兵隊さんで繁盛していたが、現在は、常連客を中心に、ガイドブックを見た観光客が訪れる。
近鉄伊勢駅北口より、5分ほど歩いた場所に、このお店はある。
宮後郵便局の近く。
外観は木造風の佇まい。
店名の入った電飾の看板が目印。
引き戸を開けるとそこはゆったりとした空間。
1階はテーブル28席、座敷18席。2階は座敷30席。
店内の壁には、昔のお品書き「うどん六銭」が飾られている。
昭和初期のうどんの値段が六銭とある。
因みにお酒が十五銭。
かなりの高値。
今のように、ちょっと一杯と言うわけにはいかぬ。
お品書きを見ると、名物の伊勢うどんの他、きしめん、そばを始め、丼もの、セットメニューもあり、充実している。軽く飲んで、〆に食事もできる。
【伊勢うどんについて】
伊勢うどんの特徴は、真っ白い太麺に、褐色のたまり醤油をかけたもの。
その歴史は古く、江戸時代以前よりとされている。
この地の農民が、地味噌からできた「たまり」を少しかけて食べていたのが始めとされている。また、うどんに一味や七味をたくさん入れて、風邪薬の代用として用いられることもあった。その後、鰹節などのだし汁をを加えて食べやすくしたのが「伊勢うどん」。
この地のうどん屋の開祖は、浦田町橋本屋7代目、小倉小兵。うどん屋を最初に、開業したと言われている。