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頑者 本店 がんじゃ ほんてん 【所在地】埼玉県川越市新富町1-1-8 【お店の地図】 【電話】049-226-1194 【定休日】日曜 【営業時間】11:30-16:30 【最寄り駅】 ○西武新宿線 本川越駅 徒歩2分 ○JR・東武東上線 川越駅 徒歩15分 【メニュー】 ○ラーメン750円、チャーシューメン1050円 ◎つけめん800円(250g)、つけあつ800円、つけめんチャーシュー1100円 ◎辛つけめん850円、辛つけめんチャーシュー1150円 ※つけめんの全てのメニューは、あつもり可能。 ◇大盛(400g)+100円 【系統】濃厚豚骨魚介Wスープ系ラーメン 【お店について】 2000年10月創業。 「つけ麺」をマイナーなものから、「食文化」へと押し上げた名店の一つ。 日本初のつけ麺が登場したのは、1955年(昭和30年)。 「東池袋大勝軒」の山岸一雄さんが、賄い食を「もりそば」として商品化したのが始まり。 そして、2000年(平成12年)に登場した「頑者」が「自家製太麺、濃厚つけダレ、魚粉」というこれまでになかったつけ麺のスタイルを確立し、大ブームを起こした。 これをきっかけに「つけ麺」が市民権を得て、その後活躍するお店に大きな影響を与えた。 店主は、大橋英貴さん。 大橋さんは、両親が経営する製麺所「ひかり食品」の長男として育ち、幼少の頃から製麺に携わってきた。 本店の他、「メガガンジャ@川越」、「豚骨スープひかり/光@本川越」、「Under Ground Ramen@西川越」、「頑者 ラー博支店@新横浜ラーメン博物館」、「東京アンダーグラウンドラーメン@池袋(東武ホープセンター)」などの系列店がある。 お店の場所は、西武新宿線「本川越駅」を出て、信号を渡る。 中央通り(埼玉県道229号本川越停車場線)を北進し、「西武本川越ペペ」前の路地に入って直ぐ。 黒塗りの壁面と木製の看板が目印。 右隣りは、「村田整骨院」。 老朽化した瓦屋根の木造2階立ての1階部分。 店の前には縁台と丸椅子が置かれている。 ウェイティングスペース10席。 このお店では「総入れ替え制」というシステムを採っている。 着席している客全員が食べ終わってから、次の座席数分の客を入店させるというもの。 作る時の効率化と行列を絶やさないというお店側の狙いがある。 順序によっては「並んだタイミングが悪かった」という印象を客に与えることもある。 店内は板目調の照明を落とした落ち着いた空間。 年季は入ってはいるが、隅々まで磨き上げられている。 L字型カウンター10席。 12席に増やす時もあるようだが、隣席とのゆとりという点では、このぐらいが妥当。 卓上には、ギャバンの胡椒、一味、割り箸、爪楊枝、ティッシュなどが置かれている。 並びの時にオーダーを取るので、着席してからは然程待たずに提供される。 厨房にいるスタッフは、男性3人。 全員、黒いTシャツに、頭に白いタオルを巻いている。 お冷やは店の奥にある冷水機によるセルフサービス。 |
本日は「ラーメン」。 スープの色は、濃い茶濁色。 ベースのスープの色は、強い濁りはないが、盛り付け時に振りかけた魚粉と香味油によるもの。 まずは一口。 深いコクがあり、魚介に由来する酸味も強めに効いている。 明瞭なる魚介の出汁の旨みが引き出されている。 続いて飲むと・・・。 基本ベースの動物系のどっしりとした出汁の土台が感じられ、ストレートに明確な美味しさが伝わってくる。 魚粉や油による無粋な感じはなく、上品な印象をも与える。 強引さがないので、後味も良く、次々に飲むことができる。 麺は、実家の「ひかり食品」製の太ストレート麺。 卵白を加えているので、麺肌が艶々としている。 麺をすすると、摩擦係数はやや高い。 つけ麺の時のようなハードさは無く、ラーメンとしてベストな茹で加減である。 噛むとモチっとしていて、うどんのような粘りがある。 ソフトでありながら、しっかりとした腰がある。 噛みしめるほどに、小麦由来の甘みが出てきてウマい。 具のチャーシューは、バラ肉を巻いたもの。 ふっくらと仕上がっていて、口の中で、ホロホロと崩れる柔らかさ。 メンマは、柔らかくシャクシャクとした食感。 味玉は、味付けが控えめで、黄身がゲル状の半熟具合。 他の具は、海苔とナルト、小口切りのネギ。 【掲載】2013年12月 【行列】10人 【らーめんの王様】★★★★★ |
★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。 つけめん【2013年6月】(2) チャーシューメン【2005年8月】(1) |
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