本日は「とりわんたんめん(醤油味)」。
期間限定のメニュー。
九十九里産の煮干を中心とした魚介のダシと比内鶏などの鶏ガラをふんだんに使った動物系のダシ。
それに、日本蕎麦のかえしを応用した醤油ダレを使用している。
とりそばを基本ベースにした醤油味版。
スープ表面には鶏油(チーユ)が多めに浮かぶ。
全体の淡さの中に醤油の味が効いている。
やや、油の多さを感じてしまうが、塩梅もほど良く、汁を全部飲み干せる濃度。
インパクト系とは対照的に、
美味必淡ともいえる味わい。
麺は、国産とオーストラリア産の小麦粉をブレンドし、モンゴル産かん水を使った自家製麺。
太平縮れ麺は手もみが入りねじれている。
ピラピラとした舌触りが心地よい。
スープの絡みもよくすすり心地が良い。
噛むとムチッとした食感で美味しい。
チャーシューは、鶏のモモ肉を使ったものが4枚。
表面を焼き上げ、炊き上げたもの。
薄味だが、鶏の旨味が詰まっている。
ワンタンは四角くたたんだものが4個。
柚子の欠片が入り、柚子の風味を強調している。
皮は中厚。
メンマは細切りの薄味で醤油風味。
シャキシャキとした食感。
1/2の味付け玉子は黄身がゼリー状。
他の具は白髪ねぎ、微塵切りのねぎ、小松菜、海苔。
【掲載】2007年7月 【行列】22人 【らーめんの王様】★★★★☆