らーめん自由区・東京ラーメンガイド文京区のラーメン店リスト>白山火風鼎@白山(鬼の棲家)
白山火風鼎(店名変更)→鬼の棲家
はくさんかふうてい
【所在地】東京都文京区白山1-31-9 小林ビル 【お店の地図】
【電話】03-3812-5008
【定休日】月曜
【営業時間】
 ○11:00-15:00/17:00-21:00
 ○11:00-15:00/17:00-19:00(日曜)
【最寄り駅】
 ○都営三田線 白山駅 徒歩3分

火風鼎@白山-店舗外観 火風鼎@白山-店内
【メニュー】
 ○ラーメン(醤油)650円、ワンタンメン(醤油)800円、チャーシューメン(醤油)950円
 ○まぼろしの塩700円、ねぎ塩チャーシュー1100円
 ○みそラーメン700円、ねぎみそ800円
 ◇ねぎ・煮玉子各100円、手打ちワンタン150円、チャーシュー300円

【期間限定メニュー(これまでの)】
 店主おまかせメニュー800円、土居そば750円、みそわんたん850円、みそチャーシュー1000円、ねぎみそチャーシュー1100円みそコーン750円、塩コーン750円、ねぎ塩800円、塩わんたん850円、塩チャーシュー1000円、ネギチャーシューメン1050円、チャーシューワンタンメン1100円、ねぎラーメン750円、油そば750円、他

【系統】ご当地系白河ラーメン

【お店について】
 2010年1月5日オープン。福島県白河市の「火風鼎(福島県白河市鬼越44-16)」の支店。福島県白河市と言えば、ご当地ラーメンである「白河ラーメン」。その中で、有名店「とら食堂」、「すずき食堂」と並び称されることもあるのが本店。
 「火風鼎@白河」は、1982年(頃)の創業で初代(創業者)は小白井邦夫氏。そのご子息で、二代目の小白井誉幸氏が開いたのがこのお店。二代目がこの地を選んだのは、「母校である東洋大学の傍(そば)」というのが理由の一つらしい。

 屋号の「火風鼎」とは、占いのひとつの易で、六十四卦(け)の第五十卦が火風鼎(かふうてい)。
 「火風」は、「木が盛んに燃えて、料理が出来る」という意味。「鼎」は三本の脚で支えられた神器で、三本の脚が安定・協力を示し、「揺るぎない器」を意味する。
 また、「鼎」で料理されたものはもともとの性質を変化させる、今まで行ってきたことに手を加えて変革するという意味も込められている。

火風鼎@白山-店舗目印
 お店の場所は、都営三田線白山駅A1出口を右に行って直ぐ。旧白山通りが、白山通りと合流する白山交差点の近く。ビルの非常階段部分に取り付けられた「究極のチャーシューメン 火風鼎」という巨大な看板が目印。以前、モスバーガーがあった場所。

火風鼎@白山-店内の様子
 店内に入ると、右手にコミック本が置かれている。1階は厨房とカウンター11席、2階は製麺室とカウンター約20席。卓上には、S&Bブラックペッパーと箸箱などが置かれている。
 厨房に男性1名、ホール担当の女性1名。混雑時には、スタッフ3、4名の体制を取る。BGMはAMラジオ。 
火風鼎@白山-ワンタンメン
 本日は「ワンタンメン」
 鶏ガラと豚骨がベースで、透明感のある褐色のスープ。一口目の印象は、カエシの醤油の香ばしさと味醂による甘さ。二口目より、鶏の上品な旨味と鶏油によるコクを感じ取ることが出来る。
 どこか懐かしさのある素朴さを持ち合わせたノスタルジックな味わい。アッサリ、スッキリとしていながら、余韻も残す。たまにこの味を口にしたくなる原点回帰の味わいでもある。

 何と言っても、このラーメンの個性は麺。早朝より打つ麺は、生地をこねるのも、伸ばして切るのも手作業。佐野ラーメンのような青竹は使わず、麺棒のみで打つ。
 中太の縮れ麺は、太さがまちまち。茹で加減は、柔らかすぎず固すぎずの絶妙な茹で加減。麺の表面がザラついていて独特な舌触り。噛めば、芯はしっかりと残しながらも、表面付近はモチモチとした食感。スープの持ち上げ加減も上々。なかなか出会えない手打ちならではの美味しい麺。

 具のチャーシューは、豚モモ肉を煮て、焼いて、スモークをしたもの。小片が3、4枚。中片が2枚入っている。しっかりとした歯応えを残した肉質で、噛み締めると肉の味が滲み出てくる美味しさ。ワンタンは5個。皮は中厚で、麺と同様のザラつき感とピラピラとした口当たり。餡は少なめ。メンマは中位の太さで、シャキシャキとした食感。他の具は、小口切りのねぎ、白髪ネギ。

【掲載】2010年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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