本日は「特製中華そば」。
豚骨・鶏ガラを12時間以上煮込んで一晩寝かせ、鯖節、煮干し、鰹節などの魚介系の出汁を併せるWスープ方式。
やや粘度のあるスープは最初、魚介系の風味が鼻孔をくすぐり、次に豚と鶏の白湯スープのコッテリとした旨味が口の中に広がる。
その絶妙なバランスで2種類のスープが融合している。
中野本店ではスープ温度の低さが気になったが、食べ始めは適度な熱さがあって良い。
アクセントとなる粗挽き胡椒は控えめ。
180gの麺は平打ちの中細多加水麺。
表面は柔らかいが適度なコシがあり、ツルツルとしていて喉越しが良い。
肩ロースのチャーシューは柔らかく煮込まれているので箸でつかむとホロホロと崩れる。
メンマは太めで存在感があり、コリコリとした食感。
ナルトは魚の含有率が高そうなモチッとした感じで上質なもの。
「青葉」は、首都圏に10店舗、6月に「青葉@池袋サンシャインシティ」、7月には「青葉@御徒町」が開店する。
それらを含めると支店(暖簾分け)が12店舗となる。
有名店の暖簾分けのお店の中には、「出藍の誉れ」とはいかず、本店との味の違いがある場合が多い。
その点、青葉の系列店は本店の味を踏襲し、比較的、同水準の味を提供しているように思う。
【掲載】2005年5月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★★