らーめん自由区・東京ラーメンガイド千代田区のラーメン店リスト>ひごもんず@水道橋
ひごもんず・水道橋店・閉店
【所在地】東京都千代田区三崎町2-2-15
【定休日】無休
【営業時間】11:30-21:00頃
【最寄り駅】JR総武線 水道橋駅 徒歩6分
【メニュー】ラーメン600円 細麺600円 チャーシューメン800円 野菜ラーメン750円 台湾ラーメン850円 角煮ラーメン850円 特製ラーメン900円
辛つけ麺750円他
ランチタイム:ライス無料、餃子+100円、セット700円(ラーメンと角煮丼)
【系統】桂花系熊本ラーメン
【お店について】
 2006年1月にオープン。1997年創業の西荻窪にある「ひごもんず」の支店。店名のひごもんずは「肥後の人たち」という意味。「ひごもんず」のご主人は、熊本ラーメンの名店「桂花」の新宿の支店で修行をした。
 このお店は日本大学法学部の近くにあり、比較的人通りの多い場所にある。白の電飾看板が目印。以前、この場所には「北神」、「吉本家」などのラーメン店が開業していたが、直ぐに閉店。店内はカウンター5席、テーブル席16席。スタッフは厨房に2人、接客に1人。BGMはビートルズの曲。
特製ラーメン@ひごもんず
 本日は「特製ラーメン」。豚骨と赤鶏のガラを2日間、強火で炊いたスープ。脂分は乳化し、滑らかな舌触り。豚骨の臭みは控えめで、クリーミーなコクのある味。ニンニクと玉ねぎを揚げて作ったこのお店独自のマー油が浮いている。ニンニクを焦がした黒い色ではなく、褐色。ニンニクの香りは控えめ。濃厚でありながら、後味も良くサッパリとしている。塩梅もちょうど良い。本店の当初のダシは豚骨オンリーだったが、鶏や野菜なども使うようになったようだ。麺は中細のストレート麺。表面が滑らかで、噛むと小麦の味がする。具の角煮は、6時間ほど煮込んだ柔らかい肉質としっかりとした醤油の味付け。スープとマッチしてとても美味しい。チャーシューも柔らかくて美味しいが、角煮の方が魅力的。生キャベツは甘みとシャキシャキとした食感が心地よく、口の中がサッパリとした感じになる。ルータンと呼ぶ味玉は、醤油ダレが染み込み、黄身はゼリー状。他の具は、きくらげ、もやし、海苔、青ネギ。
 東京に熊本ラーメンの味を広めたのが、1968年(昭和43年)に東京進出1号店となった「桂花@新宿末広店」。そのスタイルを踏襲しつつも、独自の味変えをして独自性を出している。独特な豚骨臭とニンニク臭さは極力抑え目にして、洗練された食べやすい味になっている。
【掲載】2006年9月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★☆
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