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(閉店)らーめん 神田 磯野|淡路町駅(東京メトロ丸の内線・他)

店舗基本情報

らーめん かんだ いその
【所在地】東京都千代田区神田須田町1-3 【お店の地図】
【電話】03-3256-2929
【定休日】日曜
【営業時間】
・11:30-20:30
・11:30-19:00(土・祝)

【最寄り駅】
・東京メトロ丸の内線 淡路町駅 徒歩2分
・都営新宿線 小川町駅 徒歩3分

【メニュー】
○醤油らーめん780円、醤油チャーシュー麺980円
○塩らーめん800円、塩チャーシュー麺1000円
○海鮮わんたん麺(塩・醤油)1100円、磯野らーめん(全部のせ)(塩・醤油)1250円
◇味たま(名古屋コーチン)150円、岩のり増し(醤油専用)100円、ふのり増し(塩専用)100円、メンマ増し150円
□本日の炊き飯300円(ランチタイム150円)、自家製マンゴープリン300円、他
※ランチタイム11:30-14:00まで、「本日の炊き飯」150円

【限定・これまでのメニュー】
平打ち塩らー麺800円、和風冷し味噌麺800円、他

【系統】和風醤油系東京ラーメン

【お店について】
2008年4月14日創業。
ご主人の小笠原誠氏は、青森県の人気ラーメン店「八戸麺道 大陸」で1年程働いていたところ、このお店のプロデューサーの“佐野実”氏と出会い、その勧めもあって上京した。
そして横浜ラーメン博物館の「支那そばや」で1年半修行をし、東京神田須田町の地で開業。
青森では、食材の研究のため、地鶏専門店や蕎麦屋で働いた経験もある。

「海と山の食材の自然の旨味だけでどこまでやれるか」というところから名付けられた店名。コンセプトは「自然素材との真剣勝負」。
放し飼いで育てられた「かすみ鴨」、鴨のモミジ、名古屋コーチン、国産豚のトンコツを加えた動物系で出汁を摂る。
それに羅臼昆布の一番出汁に鰹・鯖などを加えた魚介類の出汁を加えたWスープ。
タレには醤油の他、「鶏醤」も使われている。
素材類は、佐野実氏が経営する「(有)NR FOOD(エヌアールフード)」ではなく、独自のルートで調達している。

神田磯野-店舗外観
お店は、淡路町駅からも小川町駅からも近い靖国通り沿いに位置する。
青いひさしと白の暖簾が目印。
以前ラーメン店の「仙蕪庵」があった場所。
この神田須田町界隈は、東京大空襲の際に、戦災から免れた場所。
夏目漱石や池波正太郎などの文豪が足繁く通った「洋食 松榮亭」、「神田まつや」、「かんだ藪蕎麦」、「甘味処 竹むら」、「あんこう料理 いせ源」、「鶏料理 ぼたん」などの老舗があり、風情のある古い建物を見ることができる。

神田磯野-店内
引き戸を開けると右側に券売機がある。
店内はL字型のカウンター8席。
白衣を着た店主が一人。
こじんまりとまとまった落ち着いた雰囲気。

実食レポート

神田磯野-海鮮わんたん麺・味たま
本日は「海鮮わんたん麺」+味たま
海老ワンタンが5個とチャーシュー1枚増量のメニュー。
「磯野らーめん」は、味玉が最初から付くことと、チャーシューの1枚がバラから肩ロースに変わること。
プラス味たまで同額ならば、「磯野らーめん(全部のせ)」の方が少しお得。

丼鉢は「仙蕪庵」から譲り受けたもの。
丼鉢から放たれる匂いは岩海苔の磯の風味。
スープ表面に薄っすらと浮かぶのは、鴨の脂。
一口目は味の焦点化がしにくいが、二口目から出汁の旨味が浮上してくる。
あっさりとした口当たりながら、重厚さをも感じる味わい。
飲み進むごとに深みが出て、後を引く。

麺は中細のストレート麺。
テポで茹でた麺を平ざるに移し変えて湯きりをする珍しい手法。
柔らかめの茹で加減で、しなやかな弾力性のある麺。しっかりとした食感で、小麦の風味も良い。

具のワンタンは、トロッとした舌触りの皮に、海老を粗く切ったものとすり身が入った餡で食べ応えがある。
チャーシューはバラ肉の薄切りのものが2枚。
柔らかで、ジューシー。
もう少し厚くても…とは思った。

味玉は、程よい味付けでしっとりとした半熟具合。
黄身の味も濃く美味しい。

メンマは短冊切りでシャキシャキとした食感で小気味良い。他の具は白髪ネギ。

【掲載】2009年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

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らーめんの王様(食べた評価)

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