＞千代田区のラーメン店リスト＞北かま＠神保町【所在地】東京都千代田区神田神保町1-24 【お店の地図】
【℡】03-3233-8810
【定休日】日曜日
【営業時間】11：30-20：00 土曜日11：30-19：00
【最寄り駅】都営新宿線・東京メトロ半蔵門線・都営三田線 神保町駅Ａ５出口 徒歩３分
【メニュー】
○つけそば７５０円 つけそば（味玉）８５０円 つけそば（チャーシュー）９５０円 つけそば（全部のせ）１０００円
○醤油湯麺６８０円、醤油湯麺（味玉）７８０円、醤油湯麺（チャーシュー）８８０円、醤油湯麺（全部のせ）９３０円
□カレーだれ＋１００円 九条ねぎ＋１００円 のり＋１００円 穂先メンマ＋１５０円 あぶりチャーシュー２５０円
□麺大もり＋１００円 麺特もり＋１５０円 ねぎ豚飯３００円
他
※11：30-14：30はライスサービス。※醤油湯麺は平日の場合14：30よりの提供。※つけ麺はあつもり可能（注文時に申告）。
【系統】濃厚魚粉魚介豚骨系つけめん
【お店について】
２００３年９月創業の「らーめん北かま＠横浜・弘明寺」が、神保町に移転。２００６年４月にオープンした。正式名は「つけそば屋北かま」。元々「渡なべスタイル（渡辺樹庵氏）」にコンサルティングを受けたお店であったが、心機一転、トレンドを意識したつけそばを前面に出して勝負に挑む。
黒地にレリーフ状のつけそば屋の文字が目印。入口横に券売機がある。間口は狭く、店内は細長いつくり。カウンター１０席。手前に７席、左奥に２席、右奥に１席ある。壁には携帯充電用のコンセント付き。水はセルフサービスで、ビールサーバーと一体型の冷水機。スタッフは厨房に男性２人、接客に女性１人。ＢＧＭは音量が小さめ。
本日は「醤油湯麺（味玉）」。平日は14：30より提供となる「醤油湯麺（タンメン）」。白濁し、乳化したスープの表面には鰹節の風味を移した香味油が浮かぶ。節の香りは強め。ダイレクトに鼻腔を通り抜ける風味に食欲がそそられる。一口飲むと、つけ麺の時には感じなかった節特有の苦味と塩分の濃さを感じさせる。麺をすする時には良いが、スープを単独で飲むときには後味として残る。
麺は中太の四角い断面のストレート。ツルツル、シコシコとした舌触りと食感で美味しい。麺がしっかりとしている分、スープの絡みはやや弱い。チャーシューは香ばしく、トロトロと口の中で溶ける柔らかさで、３枚付いているのが嬉しい。穂先メンマは、ソフトな食感。味玉は味付け控えめで、黄身はゼリー状。他の具は九条ねぎ。
【掲載】２００７年７月 【行列】０人 【らーめんの王様】★★★☆☆
本日は「つけそば＋カレーだれ」。濃厚な魚介ダシにスパイシーなカレーだれが加わったつけ汁。日本蕎麦屋のマイルドなカレーうどんやそばとは違う。ど真ん中を狙った剛速球という感じ。基本となるダシの濃厚さに加え、適度な辛みが飢餓中枢神経を刺激する。辛すぎず、エスニックな風味が心地よい。麺はコシがあり、引き締まっていてつけ汁とよくからむ。ボリューム感があり、食べ応えもある。チャーシューはバラ肉のスライスとブロック状のものが入っている。割りスープを入れて完食。
女性には量が多いので、「麺少なめ」のオーダーをするのが無難。胃袋に余裕があれば、残り汁にライスを投入することにより満足度が増すであろう。ラーメンは当面、メニューに加わることはない模様。
【掲載】２００７年１月 【行列】３人 【らーめんの王様】★★★★★
本日は「つけそば（味玉）」。豚骨と魚介のＷスープ。魚粉が投入され、ザラつき感が若干ある。ガッツーンと来る衝撃度の高さ。これ以上節系の濃度を高めたらどうなるかという考えが過ぎるラジカルなインパクト。甘さ控えめ、適度な酸味と一味の辛味。粘度のあるつけ汁が麺によく絡む。麺は「三河屋製麺」製の断面が四角い太ストレート麺。表面が滑らかで、適度なコシがある。噛むとムチッとしていて旨い。豚バラチャーシューは脂身も少なく口の中でとろける柔らかさ。穂先メンマは乾燥したものを１０日ほどかけて仕上げたもの。味付け玉子は黄身がトローリと流れる美味しさ。毎日京都から直送の九条ネギは彩を添えている。他の具は海苔。スープ割りのスープはポットに入れられ、個別に置かれているので、好みで加減できるところが嬉しい心遣い。味が濃厚なだけに、後半、味の変化を求めるところ。そこにこのスープ割り。最後の一滴まで楽しめる。
券売機のボタンに貼られた気になる赤いビニールテープ。看板にも一応「らあめん」の文字が入っている。確認のためご主人に伺うと、「寒くなったら、ラーメンもやらなきゃならないかも。」とのこと。ラーメンも期待したいところだが、暫くは「つけそば」一本で勝負していくようだ。
【掲載】２００６年１１月 【行列】０人 【らーめんの王様】★★★★★