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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

麺者 服部|水道橋駅(JR総武線)・神保町駅(半蔵門線・都営新宿線)

店舗基本情報

ラーメン遺産 殿堂入りの名店
めんじゃ はっとり
【所在地】東京都千代田区西神田2-1-8 【お店の地図】
【電話】03-3221-1232
【定休日】日曜
【営業時間】
 ○11:30-21:00
 ○11:30-15:00(土曜日)
【最寄駅】
 ○東京メトロ半蔵門線・都営新宿線 神保町駅 徒歩6分
 ○JR総武線 水道橋駅 徒歩6分

【メニュー】
 ○らーめん730円、香味玉添えらーめん850円、特製らーめん950円、チャーシュー増しらーめん1030円
 ○じゅーしーめん730円、香味玉添えじゅーしーめん850円、特製じゅーしーめん950円、チャーシュー増しじゅーしーめん1030円
 ◎じゅーしーつけめん780円、香り味玉じゅーしーつけめん900円、特製じゅーしーつけめん1000円、チャーシューじゅーしーつけめん1030円
 ◇魔粉(辛い)・もやし・メンマ・のり各100円、香り味玉120円、チャーシュー300円
 □俵おむすび100円(ランチ30円)、ちゃーしゅ御飯〈ふつう〉250円、水ぎょうざ・焼ぎょうざ各360円、他
 ※らーめんの麺の量…大盛りは各+40円。
 ※つけめんの麺の量…(大・中・小)より選択。大盛りは各+100円。

【限定メニュー(これまでの)】
 鶏大根の冷たい汁そば750円、ピリ辛海老麺・上海風750円、煮干とムール香る柳麺塩、柳麺塩750円、黒つけめん、豚南蛮田舎つけそば880円、春菊と筍の塩ソバ730円、野菜ブロードのsoupつけ麺850円、辛ジュレじゅーしー、鶏と夏野菜の和え麺890円、鶏白湯、春菊と筍の塩つけそば780円(春季限定)、ジュレじゅーしーめん900円(夏季限定)、豆鼓と赤味噌のもやしそば850円(冬季限定)、野菜汁なしそば750円、とりそば850円(秋季限定)、辛味噌麺(香玉付き)950円(冬季限定)、旬菜塩つけそば840円、他

【系統】和風醤油・創作系東京ラーメン

【お店について】
2003年1月14日創業。
このお店のオーナーである服部恒夫氏(店長は服部氏と幼なじみの宮井氏)は製麺会社の大手・大成食品が主催する「鳥居式らーめん塾」出身。
ここでラーメン作りのノウハウを習得し、ほぼ独学でこのお店を開いた。
ユニークで気を惹かれる店名は、藤子不二雄Aの漫画「忍者ハットリくん」からきている。
当初は「ラーメン発明家エジソン」という店名にしようとも考えたらしい。

麺者服部@神保町-店舗外観
山を越え、谷を越えることなく白山通りを神保町方面へ直進。
研数学館先を右に曲がると見える一見割烹風の店構え。

麺者服部@神保町-店内1
店内は、やや照明を落とした落ち着いた雰囲気。
壁にはアブストラクト(抽象)的なテキスタイルデザインの壁掛けが数点掛けられていて、センスの良さを感じさせる。

麺者服部@神保町-店内2
客席は、コの字型のセピア色のカウンター12席。
カウンターの奥に厨房がある。
卓上には、各種調味料、箸、レンゲの他、店主による「服部通信」というフリーペーパーが、置かれている。
スタッフは厨房に1人、ホール係1人の体制。BGMはボサノバ。

この店のラーメンは、デフォルトのものと独特の香味油を効かせた「じゅーしー」という2種類のスープが用意されている。
また、期間、数量限定のメニューも常時用意されている。

実食レポート

麺者服部@神保町-ピリ辛海老麺・上海風
 本日は「ピリ辛海老麺・上海風」
3月下旬から、5月下旬までの限定メニュー。
「特上の自家製ラー油ができました。
生搾りゴマ油に唐辛子の辛味と海老の旨味、香りがとけこんだ逸品。
こんな贅沢なラー油で作ったピリ辛の油そば。」とのこと。

つけ麺用の白の四角い磁器皿にのって登場。
中太の縮れ麺には、自家製ラー油が絡められている。
辛さはさほどでもなく、適度に効いたピリ辛。
皿からは甲殻類の香ばしい匂いが漂う。

麺そのものに水分が少ないので、「ワシッワシッ」と食べる感じ。
頬張って噛んでみると、柔らかな弾力性や粘り気のある噛み応えではなく、乾いた硬質な歯応え。
ラーメンともつけ麺とも違う、アジアンテイスト。

具の海老のフリッターは、厨房入口にあるフライヤーで揚げたもの。
添えられたマヨネーズソースを絡めて食べる。
表面はフワッとしていて、サクサクとした歯ざわり。身はプリプリとした食感で美味しい。
コッテリとした後味をサッパリとさせてくれるのが、千切りキャベツともやし。

別添えのスープは、お口直しの位置づけ。
「鰹節」と「煮干」の濃厚な匂いが、鼻孔をすり抜ける。
「魚介系」の芳醇な風味が、器の中に渦巻いている感じ。
酢も効いており、口がサッパリとする。

【掲載】2010年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

実食レポート

麺者服部@神保町-辛味噌
本日は冬季限定の「辛味噌麺」の香玉付き

麺の上に大量に盛られたペチュキムチ(白菜のキムチ)。
多めの量は嬉しいが、単独で食べるとかなりしょっぱい。
市販のキムチでも、辛さの度合いは色々あるものの塩辛いものに出会ったことはない。
スープに浸すと食べやすくなるものの、やはり違うキムチを使った方がよさそう。

味噌仕立てのスープは、ピリ辛だが辛味はさほど強くなく、むしろマイルドな味わいで美味しい。
円やかで深みのある味なので、ついつい飲んでしまう。

麺は特注の平打ちの太ストレートで長さは短め。
外側がコーティングされているかのような固めで、噛むとムチッとした食感。
しっかりとした食感の分、スープの馴染みや絡みはやや弱い。

チャーシューはブロック状の塊がゴロゴロと入っている。
脂っ気はなく、柔らかい肉質。

香り味玉はベルガモットの風味が心地よく黄味がトロリとした逸品。
他の具は細切りのメンマと海苔。

このお店はスタンダードメニューの安定した美味しさもさることながら、季節ごとの創作麺も楽しみ。
ジュレじゅーしーめんに次ぐ傑作を生み出すことを待ち望みたい。

【掲載】2007年1月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

実食レポート

麺者服部@神保町-ジュレじゅーしーめん
本日は「ジュレじゅーしーめん」+香玉+大盛

店長+女性スタッフ1人+新人の男性スタッフ1人の構成となった。
男性は主に盛り付けを担当している。
ダイエット中の宮井店長は、その効果が表れてスマートになった。

夏季限定のこのお店の自信作。
券売機を見ると、上部に通常のボタンの4倍サイズの大きなボタンがある。
後で気がつくが、このボタンは香玉(味付け玉子)付きのボタン。
「ジュレじゅーしーめん」のみの場合は、下部のボタンを押す。

角皿に盛られた麺、その上に載った具が色鮮やか。
パプリカの赤と水菜の緑は捕色(正反対の色)なので効果的。
欲を言えば、水菜はラフに散りばめた方が、視覚効果が更に上がるように思う。
パプリカの中心部にジュレ(フランス料理用語=ゼリー、ゼリー状のもの)が収まっている。
角皿のコーナーには、水菜の上にナッツ類を揚げたもの、赤インゲンとツナを和えたもの、肩ロースのチャーシュー、香玉、レモンが配置されている。

中細の麺には予め、じゅーしー油とシチリア塩を使用したタレが絡めてある。
ヒンヤリとしていて締まった麺は、そのまま食べても程よい塩梅と味付けで美味しい。
レモンを絞ってかけると爽やかさが増す。
和風ダシを固めたジュレを絡めて食べると旨みが増す。
段階を追って味が変わっていく面白さがあり楽しめる。
スープがない分、大盛(無料)にした方が良い。

【掲載】2006年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

実食レポート

麺者服部@神保町-らーめん+香玉
本日は「らーめん」+香玉+大盛
時折、味変えをしつつも安定したスープ。
ブレもなく、美味しい。

麺は通常170gであるが、麺の大盛がサービスなので、迷わず注文。
量の調整が出来ることは、嬉しい限り。
ただ、どんぶりの口(直径)が狭いため、麺がスープの中で泳がず、やや窮屈。
デフォルトを基準に計算された器なので致し方がない。

チャーシューは、柔らかく、肉らしい味わいが堪能できる。

定番のメニューのほか、各季節による限定のメニューがある。
一番人気は、夏季限定の「ジュレじゅーしーめん」。
「定番のメニューに加えて欲しい」との要望も出ているが、今のところ期間限定。
ベースのしっかりとしたラーメンと季節ごとの創作性のあるラーメンを楽しめるお店。

【掲載】2006年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

実食レポート

麺者服部@神保町-盛り合わせらーめん
 本日は「盛り合わせらーめん」

券売機が導入され、価格も若干変更された。
今回訪れた目的は限定メニュー「豆鼓と赤味噌のもやしそば」。
ところが、時すでに遅し、売り切れのランプが点滅。
そこで、過去に食べていないメニューにした。

スープは骨格のしっかりとした完成度の高い安定した味。
繊細というよりはストレートに味の強さが出ている。

中太のストレート麺はコシがあり、スルスルと滑りも良く美味しい。

メンマが以前よりは太くなりコリコリとした食感が心地よい。
チャーシューはふっくらと言うよりは肉質が若干締まった感じ。
噛むと味わい深い。
味玉はトロリとした黄身が旨い。
メンマは以前よりも太くなった。

厨房のガス台を変えて、火力の調整による味の向上に努めているそうだ。
開店から3年が過ぎ、安定期に入ったお店だが、研究にも余念がない。

【掲載】2006年5月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★★
 

実食レポート

麺者服部@神保町-盛り合わせじゅーしーめん
本日は「盛り合わせじゅーしーつけめん」

四角い深皿に盛られた麺は見た目よりは多い。
但し、女性客に合わせた量。
食べながらお品書きに目を通すとつけ麺の大盛りがなんと無料ではないか…、ショ〜ック!だが後の祭り。
男性なら大盛りを頼んだ方が無難。

中太の縮れ麺はコシがあり、つるっとしていて喉越しが良く美味しい。
つけ汁はスープの表面に香味油が浮かび、小口切りのネギと焦がし唐辛子2本が入っている。
酸味と辛味が共存したサッパリとした味わいだ。

程よく味付られた味玉は黄味がゼリー状。
風味付けに一役買っているベルガモットとは紅茶のアールグレイのフレーバーと同じもの。
アロマテレピー効果もあるという。肩ロース肉を使ったチャーシューは肉質と味付けも良く美味しい。

割りスープを入れてもらうと最初よりも鰹と煮干しの風味が増大し、パンチ力がかなり強くなる。
「二度美味しい」というつけめんならではの醍醐味が楽しめる。

【掲載】2006年1月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★★★
 

実食レポート

麺者服部@神保町-盛り合わせじゅーしーめん
本日は「盛り合わせじゅーしーめん」

ドンブリの形状は狭口で高さのあるもの。
一般的な広口のものとは違い、ラーメンが冷めにくいのであろう。
その反面、盛り合わせのように具が多い場合は麺までたどりつくには時間がかかる。
具材を最初に食べるか、かき分けるしかない。
コシのある美味しい麺がスープの中で泳いでくれないところが惜しいところ。

じゅーしーとはオレンジ色をした香味油。
ニンニク、香味野菜、唐辛子のスパイシーな香りと果物による甘味がある。
ニンニクは前面には出ていない。
個人的には濃厚な豚骨スープと魚介が風味が効いたラーメンの方が好みだが、じゅーしーはこのお店でしか食べられないオリジナリティーあふれる一杯だ。

【掲載】2004年12月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★★
 

実食レポート

本日は「香玉らーめん」
茶色いスープは鰹節の香りが強い濃厚な味わい。
魚粉を使いその香りとともに動物系の旨味が口の中に広がっていく。
後味も良く飽きのこない味。

中太のストレート麺は柔らかめに茹でられているが、コシがありモチモチとした食感で味わい深い。
チャーシューは厚めに切られた肩ロースの柔らかい肉質で美味しい。
味玉はベルガモットで香り付けされている。ネギは珍しく使われていない。

濃厚な中にも上品さのある一杯。スレンダーな女性店員2人がカウンター内を機敏に動くのも印象的。
分身の術は使ってはいないようだが…。

【掲載】2004年1月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★★
 

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