らーめん自由区|東京ラーメン・つけ麺ガイド千代田区のラーメン店リスト>ラーメン道 Due Italian @市ヶ谷
ラーメン道 Due Italian
らーめんどう どぅえ いたりあん
【所在地】東京都千代田区九段南4-5-11 【お店の地図】
【電話】03-3221-6970
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】
 ○11:00-15:00/17:00-22:00
 ○11:00-19:00(土)
【最寄り駅】
 ○都営新宿線 市ヶ谷駅A3出口 徒歩3分
 ○JR総武線・東京メトロ有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩5分

【メニュー】
 ○「黄金の塩らぁ麺」-塩780円、塩玉子880円、塩チャーシュー980円、具だくさんの塩1000円
 ○「醤油のらぁ麺」-醤油780円、醤油玉子880円、醤油チャーシュー980円、具だくさんの醤油1000円
 ◎「森羅万象柿酢」-柿酢つけ麺850円、具だくさんの柿酢つけ麺1000円
 ◇麺大盛・昔の味玉子各100円、パルマ産生ハム800円、他
 □杏仁豆腐パンナコッタ350円、あんずのシャーベット350円

【限定メニュー(これまでの)】
 フォアグラ醤油1200円、白いらあ麺(パルマ産生ハム添え)980円、冷製イタリア麺赤1200円、他

【系統】支那そばや&創作イタリアン系東京ラーメン

ラーメン道 Due Italian-店舗外観 ラーメン道 Due Italian-店内
【お店について】
 2009年3月30日オープン。「ガチンコラーメン道V」から生まれたお店が、「立川ラーメンスクエア」から市ヶ谷へ移転オープン。
 店内には「ラーメン道 Due Italian」、看板には「黄金の塩らぁ麺 Due Italian -ramendo-」と表記されている。

 このお店のご主人の石塚和生氏は、イタリアンで25年のキャリアをもつ。
 トラットリア「LA PASTA」、「エノテカVINO ROSSO ITALIANO」、「オステリア フィレンツェ食堂」、「リストランテ隠れうさぎ」などのオーナーシェフを務める。
 年商5億円のイタリアンのオーナーシェフに登り詰めるが、後に会社は倒産。
 2002年TBS系のTV番組「ガチンコラーメン道V」に出演し、「支那そばや」の店主・佐野実氏との出会いを機に、ラーメンの道に転身。

 以下略歴
 2003年04月に、「ラーメン道ITALIAN@渋谷(後に閉店)」をオープン。
 2003年11月に、「ラーメン道@練馬(後に閉店)」をオープン。
 2004年10月に、「ラーメン道 葉月@下高井戸(後に閉店)」をオープン。
 2005年02月に、「ラーメン道Due Italian@ラチッタデッラ川崎(後に閉店)」をオープン。
 2007年10月に、「らぁ麺トラットリア立川」をオープン。2008年10月に、「ラーメン道Due Italian@立川」に名称を変更。そして、移転。
 2009年07月に、「黄金の塩らぁ麺 Ayumi@吉祥寺(武蔵野市)」をオープン。

 店名の「Due」はイタリア語で「2」を意味し、「第2の人生をラーメンの道で生きる」という思いを込めている。
 お店は、往来の多い靖国通り沿いにある。赤い電飾の看板が目印。
 店舗面積は14坪。店内は、白を基調としたお洒落なカフェのような内装。赤い椅子が素敵。入って左側に券売機がある。左側にカウンター6席、右側にカウンター4席の計10席。突き当たりは、厨房。アプリテーヴォ(食前酒)用のグラスやイタリアン時代に来店した著名な漫画家達の寄せ書きが壁に飾られている。
 スタッフがオーダーを通す際は、イタリア語を使う。BGMは、洋楽。スタッフは厨房に2名、ホール係1名の体制。

【使用している素材】
 名古屋コーチン、吉備黒鶏、山水地鶏、和歌山野尻搾り生醤油、中国福塩、韓国竹塩、気仙沼産秋刀魚干し、焼アゴ、宮城ゴールデンポーク、京都小森の九条ネギ、利尻昆布、宮城スーパーゴールデンポーク、他。
Due Italian ラーメン道-白いらぁ麺
 本日は「白いらあ麺(パルマ産生ハム添え)」。クリームベースの黄金鶏スープに、パルマ産のプロシュート(生ハム)を添えたメニュー。

 乳白色のスープの色は、グラタンのホワイトソースのような色合い。口当たりはクラムチャウダーのようなサラリとした感じ。印象としてはイタリアン。ロッソよりもビアンコ、その中でもクリーム系が好きな人にはツボにはまる味わい。散りばめた溶かしバターの風味もまた宜しい。

 麺は細ストレート麺。セモリナ粉と国産小麦を併せたという麺。スルスルと啜り心地が良く、パスタに近いシコシコとした食感。スープと絡めて食べているとスープパスタを食べている錯覚に陥る。

 具の刻み玉葱のシャリシャリとした食感が見事に合っている。ほうれん草は彩り。丼鉢に張り付いたプロシュート(生ハム)が2枚。チーズとして有名な「パルミジャーノレッジャーノ」の産地でもあるイタリアのエミリア・ロマーニャ州のパルマで作られた生ハム。メロンとの相性の良さもさることながら、このラーメンとの相性も良い。塩分は強めだが、かじりながら啜る麺の味もまた宜しい。
 イタリアンと融合させた独自の着想の面白さと完成度のある一杯。
【掲載】2010年2月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
Due Italian ラーメン道-具だくさんの柿酢つけ麺
 本日は「森羅万象 具だくさんの柿酢つけ麺」。「血液サラサラ」「美肌効果」があると言われている“柿酢”を使ったつけ汁。この酢は、「明治最後の醸造技師・島津健護が、大分県邪馬渓産の柿を原料にして1年以上の長期発酵貯蔵期間を経て作られた発酵柿酢です。」とのこと。720mlで、3150円という高価な酢。

 細ストレート麺は、ツルツルとした表面、しなやかでシコシコとした食感。風味豊かでおいしい麺。量的にはもう少し欲しいところ。

 つけ汁は醤油の味が若干立っているが、上品な柿酢の酸味が効いていて、サッパリとした爽やかな余韻を楽しむことが出来る。また、「幸せの黄色い胡椒」というオリジナルの“鹿児島県産島みかん胡椒”が振られており、この風味もなかなか心地よい。

 具は、つけ汁の中にチャーシューのほぐし身と九条ネギが入っている。麺が盛られている皿には、バラ肉のスライスチャーシュー、パルマ産生ハム、サイコロ状の長いも、水菜、味玉が盛られている。具としては珍しい長いもは、箸休めとして良い。生ハムは、白ワインに合いそう。味玉は、味付け薄めで黄身が餡子状の半熟具合。
 最後にスープ割り。スープは鶏ガラで、生姜が効いている。生姜風味で後味はスッキリ。
【掲載】2009年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
ラーメン道 Due Italian-具だくさん醤油らぁ麺
 本日は「具だくさんの醤油のらぁ麺」。佐野実氏直伝の「支那そばや」風の醤油ラーメン。

 楕円形のお洒落な丼鉢。スープ表面には、約5mm強の油層がある。顔を近づけると、鶏油の風味が鼻孔をすり抜ける。一口飲むと、鶏油によるコクと名古屋コーチンの旨味が口内を駆け巡る。この油感が、醤油の尖りを円やかさに変えている。ちょっとした鶏の癖と醤油の風味が後を引く味わい。

 麺はパスタでお馴染みの“デュラムセモリナ粉”をブレンドした細ストレート麺。しなやかさがありながら、しっかりとした弾力性のある食感で、風味が良い。スープとの一体感もあり、時間と共にその味わいは変化していく繊細な麺。

 具のバラ巻きチャーシューは3枚。スライサーを使って切ったもので、薄切り大判サイズ。口溶け感が良く、美味しい。味玉は、味付け控えめで、黄身がしっとりとした餡子状。穂先メンマは柔らかい。細かく切られた九条ネギは、癖が無く箸休め的な役割。他の具は、海苔。
【掲載】2009年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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