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めん徳二代目 つじ田 神田御茶ノ水店|小川町駅(都営新宿線)

店舗基本情報

めんとくにだいめつじた かんだおちゃのみずてん
【所在地】東京都千代田区神田小川町1-4 【お店の地図】
【定休日】日曜
【営業時間】
・11:00-15:30/17:00-21:30
・11:00〜20:00(土祝)
【最寄駅】都営新宿線 小川町駅 徒歩2分

【メニュー】
○らーめん700円、二代目らーめん900円
○つけめん780円、二代目つけめん980円
◇すだち(つけめん用)100円、のり100円、メンマ100円、味玉子100円
□高菜ごはん250円 二代目ごはん280円 チャーシューごはん300円、他

【期間限定メニュー(これまでの)】
冷やしカレーらーめん700円、特濃厚魚雷つけめん850円、二段式辛つけめん980円、二段式辛味噌らーめん980円、和印度らーめん850円、博多煮干しらーめん880円

【系統】Wスープ系東京ラーメン

【お店について】
めん徳二代目つじ田@麹町」の2号店。
2005年7月22日オープン。
以前、高円寺の中通商店街にあったのが、初代太田氏の「めん徳」。
太田氏はその後、両国に居酒屋を開き、ラーメンの世界から足を洗った。

その居酒屋出身の辻田氏が名前を継承し開いたのが麹町のお店。
「めん徳」は旭川系のラーメンであったが、現代風にアレンジした仕上がりになっている。

つじ田@小川町-外観
靖国通りに面したこのお店は、看板や外装からすると一見ラーメン屋さんには見えない。
両替機と券売機の横には、待ち客のためにお茶が用意されている。

つじ田@小川町-店内
ドアが外されたオープンな造りは、広い厨房にL字型のカウンター16席で麹町よりもかなり広い。
隣客との間隔はやや狭い。
赤いTシャツを着たスタッフは無駄な動きがなく、きびきびと動いている。
カウンター上に、京都「一保堂」煎り番茶が、冷却ポットに入って置かれている。

系列店として、「めん徳二代目つじ田@飯田橋店(2008年オープン)」、「味噌の章@淡路町(2009年オープン)」などの店舗がある。

二代目らーめん【2007年10月】|実食レポート

つじ田@小川町-二代目らーめん
本日は「二代目らーめん」
久々の訪問。動物系と魚介系が拮抗したパンチ力のあるインパクト系。
背脂を漉して入れているので、粘度が高いスープ。
節粉も大量に加えられ、ザラツキ感もある。
グイグイと引き寄せる旨味も濃厚。
途中で「原了郭」の黒七味を加えると味に冴えが出る。

中太の縮れ麺は、今回は固めの茹で加減。
コシがあり、噛むとムッチリとした食感。
スープの絡みはやや弱くなるが、この麺の扱いは、これがベスト。

チャーシューとメンマは相変わらず旨い。
黄身がトロ〜リと流れ出る味付け玉子も絶品。

【掲載】2007年10月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★★
 

二段式辛つけめん【2006年7月】|実食レポート

つじ田@小川町-二段式辛つけめん
本日は「二段式辛つけめん」。

昼夜合わせて40食限定メニュー。
最初に差し出されたのは、ベネチアンレッド色のつけ汁。
蕎麦猪口サイズではなく、大きめな器のところが良い。
続いて出されたのが、すだちと海苔が載った中太の縮れ麺。ん…?どこが二段式と思いつつ、すだちを絞って麺にかける。
健康のためならお酢だが、ダシの味を消さないことと清涼感を出すためには、こちらの方が効果的。

麺は表面が柔らかく、中心部はしっかりとしたコシがある。
程よい弾力とツルツル感がおいしく、喉越しが良い。
つけ汁は、動物系と魚介系のダシのベースがしっかりとしていて、スッキリとしたうま辛味。
毛穴が開くような辛さではなく、程よい辛さ。

汁の中には、厚切りのチャーシューとメンマ、表面には白ゴマが浮かぶ。

つじ田@小川町-辛味噌
麺を1/3食べたところで登場したのが、木箱に載った鉄鍋。
「レンゲでスープを3、4杯入れていただき、肉味噌をつぶして、麺を入れてお召し上がり下さい。」とのこと。

これが二段式の所以。
鉄鍋からは、ジュージューという音を立てながら油が跳ねている。
この状態でスープを入れたらどうなるか。
お勧めの食べ方を実行せず、肉味噌を崩しつつ、ネギを絡めながら炒める。
そして、つけ汁に投入。
額に跳ねることなく、蒸気が上がることもなくまず成功。
大きな変化はないが、コクと熱さが増した感じ。
辛さも適度に増して丁度良い。
スープ割をしてもらい飲むと、更に旨い。
時折、むせたのは辛味が効いてたということであろうか。

限定メニューとは、お店の遊び心とリピーターを飽きさせないための工夫。
今後、定番を超えるような創作的な作品が生まれることを期待したい。

【掲載】2006年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

二代目らーめん【2006年3月】|実食レポート

つじ田@小川町-二代目らーめん
本日は「二代目らーめん」

期間限定のメニュー「二段式辛味噌らーめん」を目当てに訪れたが、13時の段階で売り切れ。
そこで、以前食べた二代目らーめん。

ピーク時を過ぎれば待たずにすむ。
ピーク時を過ぎたことが影響しているかどうかはわからないがスープの濃度が濃いように感じた。
ドロっとしたトロミが強く、ザラザラ感がある。

麺は柔らかめで噛むとネチョっとした感じ。
美味しいことには変わらないが、印象が少し違う。
卓上に置かれた「原了郭」の黒七味を今回初めて加えてみたが、なかなかいける。
通常の一味や七味と違い、多量に入れても辛くはならない。
極めて上品な刺激で心地よく、相性が良い。

【掲載】2006年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

和印度らーめん【2006年3月】|実食レポート

つじ田@小川町-和印度らーめん
本日は「和印度らーめん」

定期的に入れ替わる神田御茶ノ水店のみの限定メニュー。
ベースになるダシに、カレールーが加わる。
まさに、カレーうどんならぬ、カレーそば。
それにプラスカレーの餡が載っているので、溶きながら食べると辛味が増し、さらに感激が増す。
スープは中辛、餡を溶かすと辛口になる。
なかなか面白いスープだ。

麺はこのスープに合わせた平打ちの太麺。
スープとの絡みも良く、適度にコシがあり旨い。
外側が柔らかく、ピラピラをした舌触りが良い。

福神漬けも妙に合っている。
味付玉子は味付け薄めのゼリー状。

限定メニューということで、期間が過ぎれば食べられなくなるというのは残念。
こういう作品をメニューに残していただきたいとは思うが。

【掲載】2006年3月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

二代目つけめん【2005年12月】|実食レポート

つじ田@小川町-二代目つけめん
本日は「二代目つけめん」

つけ汁は動物系の髄まで溶け出したような濃厚さとそれに拮抗するかのような魚介系の力強い風味。
強いもの同士だがうまくバランスが取れ調和している。
らーめんと比べると油の量は多い。

中太の縮れ麺は、添えられたすだちを絞っていただく。
柔らかめの茹で加減だが、適度なコシがある。
スルスルと滑りがよく噛むと小麦粉の味もする。
通常、つけ麺のつけ汁にはお酢と唐辛子を入れたものが多いが、麺にすだちの汁をかけるという発想は良い。
すだちの清涼感溢れる酸味が濃厚なつけ汁と相まって美味しく麺がいただける。

チャーシューは刻まれた8ミリ前後の肉厚のものが多めに入っている。
麺を食べ終わった後に入れてもらう割りスープにより節系の風味が食べ始めよりも強くなる。
心地良い風味が鼻孔を通過し満足度が増してくる。

神田小川町といえば、昔、「明星チャルメラ」の味のモデルとなった『粋好苑』という名店があった。それ以来であろう名店がこの町に登場した。

【掲載】2005年12月 【行列】11人 【らーめんの王様】★★★★★
 

二代目らーめん【2005年12月】|実食レポート

つじ田@小川町-二代目らーめん
本日は「二代目らーめん」。

神田小川町店のメニューとして前回食した「秋田比内地鶏の博多煮干しそば」は、2005年10月で終了した。替わりに「和印度らーめん」が加わった。昼間は常時行列が出来るものの回転は速く、待ち時間は短い。

麹町本店と変わらぬ味。
熱々のスープはトロミを感じるほどの濃厚さ。
ドンブリの底に鰹節粉が沈殿し、動物系のダシと相まってインパクトが強い。

中太の縮れ麺は柔らかめの茹で加減だがスープの絡みは良い。

肩ロースのチャーシューはホロホロと崩れ、肉の旨味も申し分ない。
味付け玉子は黄味がトロリとしていて旨い。
細めのメンマはコリコリとした食感。

【掲載】2005年12月 【行列】9人 【らーめんの王様】★★★★★
 

博多煮干しらーめん【2005年8月】|実食レポート

つじ田@小川町-博多煮干しらーめん
本日は秋田比内鶏で作る「博多煮干しらーめん」。

神田御茶ノ水店限定とのこと。博多という文字を見て、白濁豚骨スープを想起したが、鶏ベースの鶏白湯スープ。

煮干し風味はさほど強くなく、裏方にまわっている。
温度は熱めで最後まで冷めない。
油は浮くというよりは乳化している。
コラーゲンが多めという感じで、やや粘度があるが、サッパリとした後味の良い味わいだ。飲むたびに旨味がジワッと広がり消えていく。強さはないがよくまとまっている。

麺は「カネジン食品」製の極細ストレート麺。
正に博多の麺という感じで、茹で加減はバリカタで量は少なめ。
最初は芯があるような硬さではあるが次第にスープに馴染んでいく。

チャーシューはこのメニュー用につくられたモモ肉のスライスでハムのような食感。
フライパンでハムを熱すると反り返るが、そのような状態。
好みとしては通常のものの方が良い。

味付玉子は黄味が流れ出る半熟度が絶妙で美味しい。

他の具は刻みネギ、キクラゲ、海苔。卓上には「原了郭」の黒七味が置かれ、好みで入れると良い。

まとまりと完成度の高さはある。
静かなブームの鶏白湯という目新しさと違った味わいというものを充分堪能できる。
ただ、比内地鶏を使用してるにせよ原価率が高いにせよ、食べる側に量的な満足感とこの価格設定を納得してもらうためには、もう一工夫が必要かもしれない。

【掲載】2005年8月 【行列】12人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

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