らーめん自由区|東京ラーメン・つけ麺ガイド板橋区のラーメン店リスト>らあめん元@蓮根
らあめん 元〜HAJIME〜
らあめん はじめ
【所在地】東京都板橋区坂下2-16-11 【お店の地図】
【電話】03-5392-9567
【定休日】月曜日
【営業時間】
 ○11:30-14:30/18:00-21:00
 ○11:30-15:00頃(土・日・祝)
【最寄駅】都営三田線 蓮根駅 徒歩1分

【メニュー】
 ○塩らあめん750円、味玉塩らあめん850円、焼豚塩らあめん950円、特塩らあめん950円
 ○醤油らあめん750円、味玉醤油らあめん850円、焼豚醤油らあめん950円、特醤油らあめん950円
 ◎塩つけ麺(並240g)800円、味玉塩つけ麺900円、焼豚塩つけ麺1000円、特塩つけ麺1000円
 ◎醤油つけ麺(並240g)800円、味玉醤油つけ麺900円、焼豚醤油つけ麺1000円、特醤油つけ麺1000円
 ◇つけ麺用中盛券(360g)100円、つけ麺用大盛券(480g)100円、味玉100円、焼豚200円、鶏つみれ150円
 □玉子かけご飯200円、つみれ丼250円、焼豚丼250円、他
【限定・これまでのメニュー】
 冷し塩らあめん800円、鶏白湯らあめん750円、イベリコ豚の背脂そば1000円、イベリコ豚の脂そば1000円、三大地鶏の鶏しおそば1000円、濃厚鶏ポタ塩つけ麺900円、イベリコ丼450円、他

【系統】清湯淡麗系東京ラーメン

元(はじめ)@蓮根-店舗外観
らあめん元@蓮根-店舗外観

元(HAJIME)@蓮根-店内手前より 元(HAJIME)@蓮根-店内奥より
らあめん元@蓮根-店内・入口より(左)、店内・奥より(右)
【お店について】
 2009年5月14日創業。ご主人の内田 元氏は、「一本気@朝霞台(現・みずほ台)」で修行後、「つけめんや元(げん)@新高島平〈2006年6月〜2008年1月〉」の店長を経て、この地で開業。以前、立川の「ラーメントライアウト」に出場したこともある。前店舗では「元」と書いて「GEN」と読ませていたが、今回は「1からのスタート」という気持ちを込めて“はじめ(HAJIME)”とした。

 「食べる前から美味しさが伝わるラーメン作り」それが店主のテーマ。「鶏の旨味とコクを前面に出した澄んだスープが“元(はじめ)”の身上。味のぶれないラーメン作りをするために、1日100食分のスープしか作りません」とのこと。

 お店の場所は、都営三田線蓮根駅の直ぐそば。蓮根駅東口を出ると、駅階段上から黒地に白抜き文字の「らあめん」の看板が見える。不動産屋の隣にある店舗は、古木を生かしたシックな外観。内外装を設計・施工したのは、「空間計画工房」。

 重厚な扉を開けて店内に入ると、左手に券売機がある。店内で待てるスペースは3、4人程度。照明は裸電球を使い、落ち着く照度。L字型カウンター9席。椅子は高めで、足は踏み台に足を乗せる仕様。卓上には、「(株)加藤美蜂園」のゆず一味と胡椒が置かれている。女性スタッフとの2人体制で切り盛り。BGMはJポップ。

 アローカナや烏骨鶏などのこだわり卵に、「弓削田吟醸純生醤油」をかける「玉子(→卵)かけご飯」も人気の品。
 2009年12月には、店主と同級生である「TVチャンピオン・第9回ラーメン王」の青木誠氏とのコラボで、「三大地鶏の鶏そば」を限定で発売した。
元@蓮根-味玉醤油らあめん
 本日は「味玉醤油らあめん」
 「塩らあめん」と比べ、鶏油が多めに張られ、厚めの層を成している。タレに使用している「弓削田の生醤油」のキレと拮抗させるかのような匙加減。醤油の主張を適度に抑えるために、油で調整している感じ。
 醤油の味が顕著に現れながらも、鶏の美麗なるコクと旨味が優しく包括。角のない円やかな醤油味。秋刀魚節などの魚介系の出汁は、控えめに効いている。

 細ストレート麺は、柔らかめの茹で加減。しなやかで、噛めばプッツリと歯切れが良い。啜れば、スープの持ち上げが良く、喉越しも良くて美味しい。

 具のチャーシューは、醤油ダレの味が染みこみ、香ばしい。味玉は、黄身が餡子状の半熟具合。鶏つみれは、生姜の風味が効き肉脂ものっていて味わい深い。他の具は姫筍と青ネギ。
【掲載】2010年7月 【行列】7人 【らーめんの王様】★★★★★
らあめん元・HAJIME@蓮根-特塩つけ麺
 本日は「特塩つけ麺」

 麺は中太の平打ちストレート麺。らあめんの麺よりも若干太い。柔らかめの茹で加減だが、麺自体の締め具合も良く、スープの絡み、持ち上げ加減も上々。ツルツルとした表面の滑らかさで、スルスルと軽快に口の中に滑り込む。噛めばプッツリと歯切れが良く、小麦の風味も豊かで、美味しい。

 つけ汁は、やや塩ダレの主張を強く感じるが、麺を食べ進むとその印象は解消される。表面に脂が浮き、コッテリ感を演出。

 具はつけ汁の中に、刻みチャーシューと青ネギ、そして味玉。黄身が餡子状の半熟具合。
 麺の上に添えられている具は、オーブンで焼き上げたバラ肉チャーシュー。柔らかく、噛むとジューシーな肉汁が口の中に広がる。鶏つみれは、生姜の風味と玉葱の甘味が効いて美味。他の具は、姫筍。

 最後にスープ割り。強めな塩梅がマイルドな味わいに変化し、最後の一滴まで楽しめる。
【掲載】2010年7月 【行列】10人 【らーめんの王様】★★★★★
らあめん元・HAJIME@蓮根-醤油らあめん
 本日は「醤油らあめん」
 スープ表面には鶏油が多めに張られ、そのためか、「塩らあめん」よりは鶏の風味が強く、コッテリとした感じを与えている。タレに使用している醤油は「弓削田」の生醤油で、角のない円やかさがありながら、キレのある味わい。
 煮干の風味を上品に立ち上がらせ、鶏出汁でスープに厚みを出しつつも、醤油の芳ばしさとコクある味を上手に引き出している。

 麺は「三河屋製麺」製の細ストレート特注麺。多少透明感があり、艶やかでしなやかさがある。スープの持ち上げが良く、啜り心地も良い。但し、麺同士が若干まとわりつき易い。

 チャーシューは、生肉を醤油ダレに浸した後、オーブンで焼き上げたもの。外側に焼き目があるので、ザックリとした食感もありながら、柔らかくて美味しい。他の具は、鶏つみれ、姫筍、万能ネギ。
【掲載】2010年6月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★☆
らあめん元・HAJIME@蓮根-味玉塩らめん
 本日は「味玉塩らあめん」
 動物系の出汁には鶏ガラを使わず、希少な肉付きの鶏首ガラ(首ガラ)とモミジのみを使っている。鶏の首は、鶏が最も動かす部位で、旨味が濃いが、脂は出過ぎず上品な味わいがあると言う。魚介系の出汁には、脂分の少ない秋刀魚(さんま)節を使い、スープ完成の2時間前に併せている。香味野菜は玉葱・ニンニク・生姜など。塩ダレはモンゴル産岩塩・昆布・干し貝柱。
 一晩寝かせたスープに、鶏挽肉を加えて鶏の旨味とコクを引き出している。濁りのあるスープは、挽肉を使って煮ると透明感のある琥珀色になる。

 底が窄(すぼ)まった円錐形の丼鉢。透き通ったスープがキラキラと光っている。スープ表面には伊達鶏の鶏油が浮かび、鶏の芳醇なる香りが漂う。口当たりは淡麗だが、しっかりとしたボディのスープ。厚みのある鶏の旨味に、ほのかに香る魚介の風味が立ち上る。塩梅も程好く、凛とした塩の味わい。食べ進むと繊細さがダイナミズムに変容し、後には確かな満足感のみが残る。

 麺は「三河屋製麺」製の細ストレート特注麺(140g)。コシのある素麺のような感じで、ツルリとした口当たりでしなやか。適度なコシもあって小麦の風味も豊か。スープもよく絡み、スルスルと口の中に滑り込む。難点は麺同士が絡みやすく、時折、掬(すく)い上げにくいこと。

 具のチャーシューは、ベーコンのような形状。豚バラ肉を生肉の状態でタレに漬け込んだ後、オーブンで焼き上げたもの。肉の歯応えをしっかり残し、醤油風味が香って味わいもある。
 鶏つみれは、修行先の「一本気」名物になっていたものを採り入れたもの。胡椒と生姜が効き、玉葱の甘味も滲み出ていて美味しい。開店当初トッピングされていた“ほうれん草の海苔巻き”は辞めたようだ。姫筍はメンマの代用品という感じだが、スープに影響を及ぼさないので塩ラーメンには向いている。ビジュアル的にも、食感としても箸休め的には楽しめる。味付玉子は、塩ダレに漬けたもので、軽い塩味に黄身は餡子状の半熟具合。他の具は刻み万能ネギ。
【掲載】2010年1月 【行列】11人 【らーめんの王様】★★★★★
らーめん自由区板橋区のラーメン店リスト>らあめん元@蓮根
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