らーめん自由区・東京ラーメンガイド板橋区のラーメン店リスト>栄児家庭料理@新板橋
栄児家庭料理 ろんあーるかていりょうり
【所在地】東京都板橋区板橋3-34-12 【お店の地図】
【電話】03-3961-9188
【定休日】日曜
【営業時間】11:30-14:30/17:00-22:00
【最寄駅】都営三田線 新板橋駅 徒歩6分

【ランチメニュー】
 ○担々麺セット(サラダ・餃子付)900円、鶏スープ麺セット(サラダ・餃子付)900円、麻婆麺セット(サラダ・餃子付)900円
 ○汁なし担々麺セット(サラダ・餃子付)1000円、汁なし麻婆麺セット(サラダ・餃子付)1000円
 □本日の定食(スープ・サラダ・餃子・ライス付)900円、麻婆豆腐定食(スープ・サラダ・餃子・ライス付)900円

【メニュー】
 ○担々麺800円、汁なし担々麺1000円
 ○麻婆麺800円、汁なし麻婆麺1000円
 ○鶏湯麺800円、四川涼麺1000円
 □四川風冷奴700円、蒸し茄子1000円、粉蒸鶏肉2200円、水餃子800円、紅油水餃450円、紅油水餃子800円
 ※炒菜類、熱菜類、冷菜類など、その他メニュー多数

【系統】四川料理系拌麺

栄児家庭料理-店舗外観 ロンアール家庭料理-店内
【お店について】
 2002年12月6日創業。店主は四川省出身の丸藤(がんどう)栄子さん。旧姓は周栄さん。屋号の「栄児」はオーナーの幼少時代の愛称で、日本語で言えば「栄ちゃん」ということ。結婚後しばらく専業主婦をしていたが、住まいの近所にお店を出した。祖母から学んだ味に、独自の工夫を重ねた四川料理のお店。
 四川料理の命「ラー油」は、毎日手作り。日本人向けにアレンジしたものではなく、 四川料理の7要素を盛り込んだ多彩な料理を取り揃えている。

 2005年10月、石橋貴明が司会と料理をするTBSの深夜番組「イシバシレシピ」で紹介され、地元以外の人にも知られるようになった。
 支店として、
 2007年2月本郷店がオープン。栄児家庭料理@本郷三丁目-(東京都文京区本郷3-15-1)。
 2008年4月池袋店がオープン。栄児家庭料理@池袋-サンシャインシィティ・専門店街アルパ3F(東京都豊島区東池袋3-1-1)。

 最寄り駅の新板橋駅から少々歩いた住宅街にある。都立北園高校の裏手と言った方が分かりやすい。グリーンの庇(ひさし)と店頭に並べられたきれいな花々が目印。
 店内はフローリングの床に、木製のテーブルと椅子。ダイニングに座っているかのような錯覚にとらわれるホッとする空間。テーブル席20席。厨房には、2名の中国人シェフ、ホールは勧め上手のオーナーが担当。BGMは洋楽。
汁なし担々麺-栄児家庭料理 汁なし担々麺のタレ
 本日は「汁なし担々麺」
 オーダーの時に、「辛いの大丈夫ですか。普通でもかなり辛いですよ。」と言われたが、辛さ調整はそのまま。
 麺の上に、芽菜と一緒に炒めたひき肉と万能ネギが載り、見た目はシンプル。「麺の下にも、具がありますよ。」と言われ麺を持ち上げる(写真右)。タレ、刻みねぎ、砕きピーナッツがお目見えする。そして、天地返しをして攪拌。

 中細のストレート麺は、ほぐれにくい。よくかき混ぜると花椒(ホアジャオ)の香りが鼻腔を刺激する。ひき肉は炸醤(ヅァージアン)とは違い控えめな味付け。荒めに砕かれたピーナッツが心地よい食感。
 味のベースとなるラー油は、四川省の花椒に中国産唐辛子と白ごまを使って作ったもの。舌を痺れさせる爽快な辛さ。「辣(ラー)」の辛さよりも、「麻(マー)」の痺(しび)れる刺激が前面に出た攻撃的な味わい。黒酢の酸味と醤油の旨味も効いている。痺れる辛味の中にも、旨味とコクが詰まっている。

 担々麺とは、そもそも中国では「汁なしの担担麺」のことを指す。四川料理を広めた陳健民が考案したのが、「汁あり(ラーメン風)の担々麺」。日本人の口に合うようにアレンジし、普及した。栄児家庭料理の一品は、妥協を許さぬ本場の味わい。
 辛くて、痺れて、汗が出る。食べた後は、爽快な気分。これが担々麺の最大の魅力。この刺激による快感が脳裏を離れないのは魔力。
【掲載】2008年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
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