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麺屋 天翔 めんや てんか 【所在地】東京都葛飾区亀有3-9-11 【お店の地図】 【電話】03-3603-8873 【定休日】火曜(祝日の場合は翌日) 【営業時間】11:30-15:00/17:00-24:00 【最寄駅】JR常磐線 亀有駅南口 徒歩2分 【メニュー】 ◎醤油つけ麺750円、特製つけ麺950円 ◎味噌つけ麺750円、特製味噌つけめん950円 ◎カリーつけ麺750円、特製カリーつけ麺950円 ◎イタリアンつけ麺850円、特製イタリアンつけ麺1050円 ●中華そば680円、濃こく味噌らーめん850円、味噌油そば680円…平日限定 ◇刻み海苔・メンマ・チーズ各50円、味玉・キムチ各100円、とろ豚肉200円、チャーシュー250円 □天翔丼300円、とろ豚丼300円、雑炊セット150円、他 ※麺少なめ(180g)は、味玉・メンマ・刻み海苔のいずれかをサービス。 【系統】創作系つけ麺 【お店について】 2009年9月17日創業。店主の原直樹さんは、「SHINSENYA-BAR@金町」出身。 飲食店開業を目指しサラリーマンを辞め、和食のお店やラーメンダイニングで修業をした。その後、開業資金を貯めるために運送業に就き、開業に漕ぎつけた。 「天翔」がマスメディアに取り上げられて話題になったのは、全席に用意された「IHヒーター」。 原さんが考案したもので、“つけ汁”が最後までアツアツの状態で食べられるつけ麺。焼き石を入れる手法を取る他のお店もあるが、このスタイルは初めて。 お店の場所は、亀有駅南口より、駅前のロータリーを右手に見て、2本目の道を直進すると左手にある。 北口には、「らー麺 もぐや」や「つけ麺 道」などの人気店もある。 5差路の角地という好立地。敷地面積は15坪。竹をあしらった外装が目印。以前、居酒屋だった場所。 家相学的に、竹は幸運を呼ぶ好木とされている。竹林に入るような気分で、店内へ。 入って右側に券売機がある。平日限定を除く、全てがつけ麺メニュー。サワー類も用意されている。 変形カウンター10席、テーブル8席(4人掛け×2卓)。開放的な空間。 全席に用意された「IHヒーター」で、最後の瞬間まで温めながらいただける工夫。カウンター上部には、冷水ポットと割スープの入ったポットが置かれている。 スタッフは男性2名、女性1名の体制。BGMは、洋楽。 IHヒーターは、電源を入れ、「とろ火」または「弱火」を選択し、好みで温度調整をするとのこと。 卓上に置かれた調味料は、ラー油、酢、一味、ミル付きの山椒。 |
本日は「醤油つけ麺」+味玉。最初におしぼりが出される。これは嬉しいサービス。 麺茹でに、10分程度かかるとのことで、しばし待つ。 他店ではお目にかかれない舟形の平皿に、麺が載って登場。つけ汁はIHヒーターに載せられて、弱火で加熱。 麺は「富多屋生麺(福島県郡山市)」製の太ストレート麺。四角い断面で、若干ウェーブが付いている。「中華麺用の小麦粉」+「うどん用の中力粉」+「黒い小麦粉」をブレンドした特注。麺の量は250g。 麺の上に貝割れと味玉が盛られ、皿の端には、柚子胡椒が付いている。 キリッと冷やされたつややかな表面。小麦粉がギュッと詰まった密度感のあるゴワゴワとした食感。ガッチリとした弾力性とモチモチ感。噛みしめると小麦の風味がほんのり香る。食べ応えのある麺で美味しい。 つけ汁のスープは、豚ゲンコツ、豚足・鶏ガラ・モミジ、野菜魚介の出汁を併せたトリプルスープ。 昨今の超ドロドロ系とは違い、濃度は予想したよりは、濃くはない。 最初はトンコツ、続いて魚介系が前面に出て来る。粘度のあるドロッとしたトロミで、麺に汁が良く吸着する。 麺を汁にくぐらせるほどに、奥深さが出てくる。 終盤、豚骨魚介にありがちな、味に慣れて単調に感じたところで、柚子胡椒を投入。次に、卓上の山椒を少し入れる。味が引き締まる。 具のチャーシューは、短冊状のものがゴロゴロ入っている。柔らかくてジューシー。味玉は、味付け控えめで黄身がゼリー状の半熟具合。メンマは、シャクシャクとした食感。他の具は、小口切りのネギ。 最後にスープ割り。「レンゲ2杯程度にして下さい」とポットに貼られたシールに断り書きが…。確かに残った汁は少ないので、入れすぎると薄くなりそう。 割りスープだけ飲むと薄めの鶏白湯。適量入れると旨みが引き立ち、飲み干すことができる。 最後まで覚めず、熱々の状態でフィニッシュできるというシステムの構築は素晴らしい。 しかし、人肌に温くなったところで割りスープを投入して、熱さがまた甦るという従来のつけ麺スタイルも捨てがたい。 【掲載】2011年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★ |
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