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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

味の本流 西尾中華そば|駒込駅(JR京浜東北線)

店舗基本情報

【閉店 】
あじのほんりゅう にしお ちゅうか そば
「ラーメン凪 特級中華そば 駒込店」としてリニューアルオープン
【所在地】東京都北区西ヶ原1-54-1 【お店の地図】
【電話】03-5980-9242
【定休日】水曜
【営業時間】11:30-15:30/17:30-21:30
【最寄り駅】
○JR山手線 駒込駅北口 徒歩5分
○東京メトロ南北線 駒込駅5番出口 徒歩5分

【メニュー】
○中華そば700円、ガリガリ中華そば800円、馬鹿中華(魚)800円、鶏中華(塩)、本日の中華そば時価
◇味付玉子100円、チャーシュー150円、麺の大盛150円
□豚丼300円、他

【限定・これまでのメニュー】
鯛・中華そば700円、鯵中華そば、鴨ニシチュウ、年越し中華そば、阿呆中華そば、牛骨らぁめん、ラブメン西中800円、納豆味噌ラーメン850円、西中煮干鰮850円、次世代ノスタルジックラーメン、坦々麺700円、地鶏の鯵の味噌冷や冷や〜生姜風味〜800円、地鶏と鯛煮干しの冷や冷や〜柚子の香り〜800円、高座豚のざる中華750円、他。

【系統】創作中華そば系東京ラーメン

【お店について】
2009年5月14日オープン。
「合同会社 凪(代表・生田智志氏)」が運営するお店。
「ラーメン凪@渋谷」「博多ラーメン凪(ラーメンスクエア)@立川」「新宿煮干し凪@新宿ゴールデン街」に続く4店舗目となる系列店。
店名は、青森の煮干し中華の名店「長尾中華そば@新青森」の名を捩(もじ)ったもの。

店長は西尾了一氏。
西尾氏は、ラーメン好きが高じてこの道に入り、「博多一風堂」「京都ますたに」「麺屋武蔵」などの名店を渡り歩いた。
「麺屋武蔵」では、最短記録で店長職に就いた。
その後、「ラーメン凪」立ち上げに参加し、渋谷、立川、新宿店の店長も歴任し今日に至る。
「西尾中華そば」そのものは、立川の店長の時に「ラーメン凪 渋谷店」の定休日を利用して、試験的に営業していた。

西尾中華そば@駒込-店舗外観
お店の場所は、駒込駅北口を出て本郷通りを王子方面に直進。
霜降橋交差点近くの「霜降(しもふり)商店街」を入って直ぐ。
昭和の匂いがするこの街並みに、昔からあったような佇まいで、すっかり溶け込んている。
白い暖簾が目印。
「風のないところに風を起こす」それが凪の理念。
それに合った場所とも言える。
余談だが、ここ西ヶ原は、作家・内田康彦氏の推理小説の劇中人物“浅見光彦(素人探偵)”が住む街としても知られている。

西尾中華そば@駒込-店内
引き戸を開けて店内に入ると、こじんまりとはしているが開放的な空間。
店主と客との距離が短い屋台のような雰囲気。
L字型カウンター6席。厨房出入り口部分を塞げば、7〜8席になる。
卓上には、ミル付きの胡椒・ニンニク醤油・一味などが置かれている。
前金制。
BGMはビートルズ。

西尾氏の立ち振る舞いには無駄が無く、手際よく調理している。
フレンドリーな店主と客とのコミュニケーションも十分で、地域密着型として根付いているように思われる。
店頭の薀蓄(うんちく)を抜粋すると…。
○使っているもの…天然素材。使っていないもの…化学調味料。
○マサ配合自家製麺・香川県小豆島産杉樽醤油(ヤマロク醤油)・京都府さん純米酒・岐阜県産本みりん・干し貝柱・干し海老・宮崎産地鶏の骨・香味野菜・鹿児島県産鰹節・千葉県産煮干し・北海道産天然真昆布・大分県産干し椎茸・焼豚チャーシュー・宮崎県産地鶏の卵・弓田さんのお米・他

※2012年2月12日をもって、閉店。
 2012年2月15日より、「ラーメン凪 特級中華そば 駒込店」として営業。

鯛・中華そば+味付玉子【2010年1月】|実食レポート

西尾中華そば@駒込-鯛中華そば+味玉
本日は「鯛・中華そば」+味付玉子
本日1日限りの限定メニュー。

「通常の『中華そば』の“鰮(いわし)煮干や鰹節部分”を“鯛煮干”に代替して作り上げたものです」とのこと。
目出鯛というお正月の魚(鮮魚ではないが)で拵(こしら)えた一杯。
通常西尾氏1人で切り盛りをしているが、本日はぼやで休業中の「特級煮干しそば凪@西新宿(凪5店舗目)」の女性店長がホール係を勤めている。

スープの色は濃い醤油色をしているが、透明感はある。
スープ表面には厚めの油層。
一口飲むと、醤油の味・甘味・コッテリ感が口の中を支配する。
特に甘味が強く輪郭のはっきりとした醤油味。鯛干しの出汁はあまり表には出ておらず、タレ(かえし)が強めに出ているという印象。
タレに「杉樽仕込み醤油@ヤマヒサ」「福来純本みりん@白扇酒造」「枕崎産の鰹節」を使い、2週間寝かせて上質なコクと旨味を出している。
但し、様々な魚介素材の出汁を合わせたとしても、このパンチ力のある醤油ダレの前では、全てが霞んでしまうように思われる。

麺は博多の麺のような細ストレート麺。
トルティーヤ(メキシコ料理で登場する薄焼きパン)で使われるマサ(石灰水処理をしたとうもろこし殻粉)を使用した自家製麺。
ぼそっとした食感で風味がある。
麺が細い分、麺同士がくっついてしまうのが難点。
コシがありシコシコとした食感で美味しい麺。

具のチャーシューは小ぶりで薄めのものが3枚。
煮豚ではなく焼豚で、神奈川県の地豚の生肉から作っている。
しっかりとした歯応えがあり、噛むと脂身の甘味が弾けてジューシー。

味付玉子は、お米を食べて育った鶏から採れる「稲穂の恵み」を使用。
味付も程好く。黄身がトロリとした半熟具合で美味しい。
豆もやしと万能ネギは箸休め。

【掲載】2010年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
 

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