＞目黒区のラーメン店リスト＞づゅる麺池田＠目黒【所在地】東京都目黒区目黒1-6-12 【お店の地図】
【電話】03-5740-6554
【定休日】日曜
【営業時間】11：30-15：00頃/18：00-23：00頃（スープ切れまで） 〈土曜〉11：30-17：00（スープ切れまで）
【最寄駅】ＪＲ山手線 目黒駅 徒歩５分
【メニュー】
○つけめん750円、味玉つけ麺850円、チャーシューつけ麺950円、味玉チャーシューつけ麺1000円
○塩つけ麺750円、味玉塩つけ麺850円、チャーシュー塩つけ麺950円、味玉チャーシュー塩つけ麺1000円
○らーめん750円、味玉らーめん850円、チャーシューめん950円、味玉チャーシューめん1000円
○塩らーめん750円、味玉塩らーめん850円、チャーシュー塩らーめん950円、味玉チャーシュー塩らーめん1000円
※メニューの内容は時折、変更している。
※大盛無料のサービス：つけめん（並250ｇ・大盛370ｇ）、らーめん（並160ｇ・大盛240ｇ）
【限定メニュー（これまでの）】
鴨つけ麺焦がし全粒粉850円、づゅるぼなーら850円、タイカレーつけめん900円、冷やしトムヤム麺800円、他
【系統】鶏魚介創作系東京ラーメン
【お店について】
2006年5月29日創業。ご主人はタイ料理出身。立ち飲みの「サンキチバー＠中目黒」も経営している。スープは無化調（化学調味料を使用せず）。麺は国産小麦を主体とした自家製麺。北海道産「春よ恋」、「好了（ハオラー）北海道」、「北海道100」とデュラム粉を少々加えた小麦粉、モンゴル産天然かん水、岩塩を使用している。太さは切り刃12番（つけめん）、16番（らーめん）。
お店の場所は、権之助坂を下った右側にある。この辺りはラーメン店が密集する地帯。隣は「らーめん藤平」。緑地に白抜きの垂れ幕が目印。店の前に小型の券売機がある。店内は奥へと長く続くカウンター10席。2Ｆにテーブル13席。卓上には魚粉が置かれている。麺の大盛がサービス。
2009年2月23日に2号店の「づゅる麺AOYAMA＠青山一丁目（港区）」がオープン。
本日は「味玉らーめん（大盛）」。
丸鶏などの動物系と魚介系を併せたＷスープ。茶濁色で乳化している。醤油ダレにはチョーコー醤油を使用。スープは熱々ではないが、節系の風味を最後まで保持するためには適した温度。一口含むと豊かな節系の風味、飲むと鶏の旨味が口の中に広がる。塩梅も程よく美味しい。
麺は中太の平打ち縮れ麺。小麦粉がギュッと詰まったようなしっかりとした歯ざわりと風味。やや固めに感じるが、コシがあり、麺そのものの旨さを感じる。チャーシューはバラ肉の厚切り。ミッチリとした適度な歯応えがあり、ジューシー感もある。味玉は味がしみこみ、黄身がトロリと流れ出る仕上がり。メンマは味薄めで柔らかくシャキシャキとした食感。他の具はネギ、万能ネギ、ゆでキャベツ。
スタッフ不足のため、メニュー変更などを余儀なくされたが、安定すれば創作性のあるメニューも登場するであろうし、期待がもてる。
【掲載】2007年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
本日は「鴨つけ麺焦がし全粒粉」の大盛。スープは国産の丸鶏・鶏がら・もみじ等の動物系と野菜類を１２時間煮込んだものに、サンマ・イワシ・サバ・鰹等の魚介スープをブレンドしたもの。このメニューの麺は胚乳を粉にした通常のものとは違い、外皮以外の胚芽など全てを挽いた全粒粉（ぜんりゅうふん）を使っている。米で言えば玄米。ビタミンE、B1が多く含まれている。
つけ汁はやや小さめな器に入っている。鶏のダシと魚介のダシの旨味が凝縮されている。バランスも良く実に旨い。具は細切りの鴨肉とネギだけという至ってシンプルな構成。鴨肉も脂身を削ぎ落としている。日本そば屋で味わう鴨肉とは印象が違い、脂っこさがなく食感も違う。麺を楽しんでもらおうと余分なものを敢えて引き算しているようだ。
麺は太縮れ麺。小麦の表皮の茶色い部分が粒状に混ざっている。「焦がし」とうたっているのは、挽く前に軽く煎ってあるのであろう。小麦のリッチな風味が心地よい。箸でつかむと重量感がある。噛むとグッと歯を押し返すものすごい弾力。アゴが疲れるというよりも、噛む度にこめかみにビシッと衝撃が走る驚きの麺。個性的で印象に残る麺だが、万人受けするものではない。卓上に用意された魚粉は、元から魚介風味が強いので追加しても大きな変化はない。最後にスープ割りをしてもらい、ピリッとスパイシーな刺激を感じつつ完飲。
限定という創作性のあるメニューの開発、また、自家製麺という強みを活かして、今後、色々アレンジしてくると思われるので、それが楽しみでもある。
【掲載】2007年2月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆