らーめん自由区・東京ラーメンガイド港区のラーメン店リスト>駄菓子屋-穴子拉麺
駄菓子屋 穴子拉麺・閉店 だがしや あなごらーめん
【所在地】東京都港区六本木7-8-16 メゾン坂本1F 【お店の地図】
【電話】03-3470-7860
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】
 ○11:30-15:00ランチタイム
 ○18:00-24:00(L.O.23:00)
【最寄駅】
 ○都営大江戸線 六本木駅 7番出口 徒歩4分
 ○東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩5分
 ○東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩4分

【メニュー(昼の部)】
 ○ランチセット800円
  @「穴子拉麺(小)」or「半醤油拉麺」、A「半穴子丼」or「半穴子天丼」、B「海老餃子」、C「下足焼売」、D「玉子焼き」

【メニュー(夜の部)】
 ○穴子拉麺735円・(小)420円、江戸菜拉麺840円・(小)420円、蒸し鶏拉麺945円・(小)525円 ワンタン拉麺997円・(小)525円
 ○限定-穴子醤油拉麺1050円、穴子味噌拉麺1050円、穴子あんかけ固焼きそば1050円
 ◇トッピング-蒸し鳥525円、生青のり・葱・江戸菜・味玉・穴子真丈・紀州南高梅各105円
 □穴子刺身630円、穴子真丈630円、煮穴子630円、穴子天ぷら630円、穴子白焼630円、穴子丼1050円、穴子天丼1050円、他

【系統】和風穴子だし系東京ラーメン
駄菓子屋・穴子拉麺-外観 駄菓子屋・穴子拉麺-店内 駄菓子コーナー
【お店について】
 2005年10月創業。本家隠れ居酒屋「駄菓子屋@六本木」の系列店。江戸の代表的な食材「穴子」をテーマとした料理とラーメンを提供している。
 東外苑通りを挟んで、東京ミッドタウン(防衛庁跡地)の反対側の国立新美術館方面へ抜ける道を少し進んだ場所にある。その通りから脇道に入った奥まった所にあるのでわかりにくい立地。正に路地裏系。通りにお店の小さな表示とメニュー表が出ているのでそれが目印となる。店の前には「六本木 穴子拉麺」と書かれた垂れ幕と提灯がぶら下がっている。
 店内は、内装がブラウンの木目調を基調としたゆったりとした空間。椅子は長椅子でL字型カウンター15席。ご夫婦を含めた3名のスタッフで切り盛りをしている。店内の隅に駄菓子を取り揃えたラックが置かれ、会計後にお土産として一つもらえる。
 このお店が話題となったきっかけは、メニューのランチセット。ランチタイムは、ランチセットのみで、15時まで提供されている。

 本日は「ランチセット」(半穴子天丼)。拉麺メニューを目的に訪問。ランチ時は、セットメニューのみの提供になったとのこと。まずは、ラーメンから。鶏がらと穴子の骨をダシに使ったスープはあっさり。口に含むと味付は控えめで、尖りもなく柔らかな味わい。主張こそ強くはないが、ダシの旨味が滲み出ている。
 極細の縮れ麺は、熟成感のある柔らかめの食感。ツルツルと啜り心地が良い。穴子と魚のすり身を合わせて蒸し上げた真丈が逸品。素揚げした玉子と穴子せんべいの食感も楽しめる。他の具は、あさつき、白髪ねぎ、江戸菜。
 穴子天丼は、肉厚の穴子に甘めのつゆがかかり、衣はサクッとしている。握りの場合、ツメ(煮つめ)と一体化した味となるが、身の柔らかさと淡白ではあるが甘味のある本来の味が楽しめる。半分食べたところでラーメンスープを流し入れて、天ぷら茶漬けにする。本来はお茶と塩だが、これがまたいける。玉子焼きは、甘さ控えめで、寿司屋の「ギョク」といった質の高さ。蒸篭蒸しのイカのすり身とげそのシュウマイも旨い。海老餃子は、青海苔風味が効いている。
【掲載】2007年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
駄菓子屋-ランチセット
 本日は「ランチセット」(半穴子丼)。「穴子拉麺」は鶏ガラと野菜、そして穴子の中骨から摂ったダシ。元々穴子の骨そのものからは力強いダシが出るわけではないので、鶏の旨みとコクが味のベースとなっている。あっさりとしながらもしっかりとした味付け。飽きの来ない淡麗なる味わい。インパクトを出すというよりは、素材の持ち味を控えめに主張させつつ、ドンブリの中でうまくまとめ上げている。印象度は強くはないが、仕事の丁寧さとバランス感覚の良さを感じさせる。柚子胡椒を入れると締まった感じにもなる。
 麺は細縮れの自家製麺。色が白く熟成感のあるコシの強いもの。スープの絡みも良く、歯応え、喉越しもなかなか。具は穴子真丈(しんじょう)、江戸菜(小松菜の品種改良・江戸川区の特産)、あさつき、白髪ネギ、1/2の素揚げの玉子、穴子の骨せんべい。真丈は生のすり身を使ったもので美味しさがギュッと詰まった逸品。
 「半穴子丼」は酢飯に、白焼きにタレのかかったもので身がふっくらとしている。焼売はその都度蒸しているので熱々。海老餃子は青海苔を練りこんだ皮を使用し、噛むとほとばしる肉汁がたまらない。玉子焼きはお鮨屋さんのものと同タイプで美味。
 拉麺(小)と半穴子丼では量的にどうかと思ったが、適度なボリュームがあり満足感も得られる。何よりも嬉しいのはコストパフォーマンス。通常、ラーメンとご飯ものを組み合わせればもう少し高くなる。それを考えると内容的にも中身の濃いセットメニューといえる。このお店のコンセプトは穴子という素材を色々な調理方法で楽しむということ。各種お酒や一品料理も揃っているので、夜にも利用したいお店。
【掲載】2006年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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