本日は「酸味と辛味のつゆそば」。
いわゆる、酸辛湯麺。
サンラーとかスーラーとか呼ばれているスープを使ったラーメン。
海外の中華屋台では、「ホットサワー」と英語で訳されていることもあるらしい。
分かりやすく言えば、「スッパ辛いラーメン」のこと。
赤味を帯びたスープは、若干トロミがついている。
予想したよりは、酸味が弱めで、辛味も丁度良い。
片栗粉でとろみをつけているので、それがフタとなり、かなり熱々。
最後まで冷めることはない。
鶏と野菜の旨味が凝縮された味わいに、爽やかな酸味と刺激的な辛味が加わり、食欲中枢を刺激する。
胡麻油の豊かな香り、溶き卵のふんわりとした柔らかな口当たりが心地よい。
酸味・辛味・甘味が一体となったスープはクセになる。
麺は中細の平打ち麺。
柔らかめの茹で加減で、スープの持ち上げ加減がとても良い。
具は、鍋の中でスープと合わせられた豚肉・キクラゲ・豆腐・タケノコ等の他、後でトッピングされた剥き海老・水菜・キュウリが載っている。
後のせの具は、箸休めとして良好。
プリプリと身が引き締まった海老は、4個も付いて嬉しい。
セットで付いた品は、ニンジン・キュウリ・大根の酢漬け、キュウリの塩漬け、ご飯、デザートの杏仁豆腐。
飲み物はデカンタクラスに入ったプーアール茶。
【掲載】2010年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆