らーめん自由区・東京ラーメンガイド港区のラーメン店リスト>北斗辛軒@六本木
北斗辛軒・閉店
ほくとしんけん
【所在地】東京都港区六本木3-15-24 BOX六本木ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3403-9170
【定休日】日曜
【営業時間】11:00-24:00(L.O.23:30)
【最寄駅】
 ○都営大江戸線 六本木駅5番出口 徒歩5分
 ○東京メトロ日比谷線 六本木駅3番出口 徒歩5分

【担々麺メニュー】
 ○半担々麺400円、元祖讃岐流担々麺700円、カチワリ岩塩担々麺700円、鶏モモ肉1枚使用の岩塩蒸し鶏担々麺800円、日本海ワカメの岩塩和え担々麺800円、本日刈り取り青菜担々麺800円、揚げ美味茄子担々麺800円、トロトロユルユルプルプル角煮担々麺850円、熟成かぶりつきチャーシュー担々麺850円、ロース大判排骨担々麺900円、スペシャル担々麺1100円、他
 ◎伝統汁なし担々麺700円、会津鰹と利尻昆布の冷し担々麺750円、他
 ◎讃岐流担々つけ麺750円
【カレーメニュー】
 ○半カレー350円、元祖大宝寺カレー600円、本日刈り取り青菜カレー700円、揚げ美味茄子カレー700円、北斗流大判粗めロースカツカレー850円、他

【系統】ラーメンダイニング系東京ラーメン

北斗辛軒@六本木-店舗外観 北斗辛軒@六本木-店内
【お店について】
 2009年3月3日創業。讃岐流担々麺と大宝寺カレーの専門店。「ラーメン」と「カレー」という2つの国民食を同時に味わえる欲張りさんには涙モノのお店。
 “讃岐流”と“大宝寺”とは、「担々麺」の作り方を教えてくれた人が讃岐出身で、「カレー」の作り方を教えてくれた人が五島列島(長崎県)にある大宝寺近くの出身であることから、それに因(ちな)んだネーミング。

 店主は、山口県出身の砂田健治氏。ご主人は5年間で、カレー店、カフェ、中華、イタリアンなど6店舗で修行を重ねた後、このお店を開業。
 店名の由来は、誰もが推察するように、少年漫画作品「北斗の拳(原作:武論尊/作画:原哲夫)」から来ている。ご主人はそのファンで、その名をもじったもの。

 お店の場所は、「アマンド」のある六本木交差点より、“外苑東通り”を麻布台、東京タワー方面へ進む。そして、六本木5丁目交差点を左折し、路地に入った場所にある。辺りは人通りの少ない静かな場所。「元祖讃岐流担々麺」と「元祖大宝寺カレー」と書かれた看板が目印。BOX六本木ビルの左手横に階段があり、それを数段上った奥に入口がある。

 店内は広々としたゆとりのある空間。入って右側に券売機があり食券制。カウンター6席、テーブル5卓MAX18席。テーブル席の天板には、昭和の「社会史」が書かれたプリントが敷かれている。BGMはジャズ。スタッフは2人体制。
北斗辛軒@六本木-半坦々麺
 本日は「半担々麺」辛さ4。辛さは1〜10段階まであり選べる。開店当初は辛味の段階が少なかったが、「辛味がもっと欲しい」という要望に応えて10段階まで増やした。

 スープは鶏ガラ、モミジ、ゲンコツ、鰹節、昆布等で摂ったもの。そこにラー油、芝麻醤(チーマージャン)、挽肉、干し海老、ザーサイ等を加えたスープ。
 自家製のラー油には、四川花椒・桂皮・陳皮・八角等の10種類の香辛料を使用している。

 一口飲むと甘味と辛味の中に深いコクを感じる味わい。干し海老の甲殻類特有の匂いも効いていて、ベーシックな担々麺。辛さは、「アタタタタタタ!!」と来るほど刺激的では無く、食べやすい適度な辛味。

 麺は「浅草開化楼」製の中細ストレート麺。加水率が低めの“ボソッ”とした食感。博多ラーメンの“バリカタ”位の茹で加減。
 具は挽肉、青梗菜(チンゲンサイ)と万能ネギ。

北斗辛軒@六本木-半カレー
 続いて「半カレー」。ハヤシライスのルーのような色合い。
 玉葱を半日間、飴色になるまで炒め、クミンやガラムマサラ等の約10種類のスパイスをブレンド。隠し味にマンゴーや白桃などのフルーツを加え、フルーティな味に仕上げている。ラーメンスープを使用しているので、動物系のしっかりとした出汁の味も生きている。

 一口食べると、隠し味のフルーツの甘味とサワークリームの爽やかな酸味とが口の中に広がる。スパイスを効かせた“インドカリー”ではなく、ソースの旨味を味わう所謂(いわゆる)“欧風カレー”なる味わい。円やかで、とても美味しい。基本に忠実な“担々麺”よりも、“カレー”の方が印象深い。
 添えられた焦がし玉葱は、とても甘味があり良い付け合せ。担々麺とのセットで、満足度倍増。
【掲載】2009年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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