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美麺屋 楽観・閉店 びめんや らっかん 【所在地】東京都港区西麻布1-8-12 【お店の地図】 【電話】080-4465-6667 【定休日】日曜・祝日・不定休 【営業時間】11:30-15:00 【最寄駅】 ○都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分 ○東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩5分 【メニュー】 ○琥珀700円 ○珀700円 ◇大盛+100円 □丼もの300円 【系統】和風魚介系東京ラーメン 【お店について】 2011年6月6日創業。 店主の伊藤良平さんは、元「ピースボート」の洋食部門のシェフで、2年間で世界50カ国を訪れたという異色の経歴の持ち主。 「世界を回るうちに日本の魅力を世界に発信したいと思い、“国民食”のラーメンで勝負しようと思った」とのこと。 お店の場所は、六本木駅を出て、六本木通りを渋谷方面に直進。 右手側を進み、西麻布郵便局の横の路地を右折。 少し行って、最初の右の通りを曲がると直ぐ。 正に西麻布の住宅街の路地裏。店舗は民家の1階にある。 地図を片手に探しても分かりにくい場所。 店内は、間接照明を生かした落ち着いた雰囲気。 創業当初は、5坪以下のスペースで、客席総数が4席だった。 その後、隣のバーだったスペースを併せて広げ、席数を8席とした。 券売機はなく、口頭注文後払い制。 ラーメンのメニューは、琥珀(醤油)と珀(塩)の2種類のみ。 水はセルフで、給水機の中の麦茶。 BGMは、インストゥルメンタル。 店主一人で切り盛りをしている。 2012年6月9日をもって閉店。立川市へ移転。 |
本日は「琥珀」。 琥珀(こはく)色のスープは、ゲンコツ・煮干・昆布を炊いた出汁と、鰹節・生姜を低温の濃口醤油で煮詰めたタレを合わせたもの。 スープ表面にキラキラと光る香味油は、鶏油・背脂・大豆油をニンニクで香りづけしたもの。 スープ温度は、旨みが引き立つ90℃。 スープ表面から香り立つ生姜の香り。 一口口に含むと、玉ねぎと味醂の甘みが口の中に広がる。 魚介から抽出された旨味に、香味油でコクを出し奥行きをもたせている。 また、香味油により濃口醤油の立った感じを抑え、円みのある優しい味を演出している。 バランス感覚が良く、飽きのこない美味しいスープ。 麺は「菅野製麺所」製の全粒粉入りの中細ストレート麺。 低加水でパッツンと切れる歯切れの良い麺。 小麦の風味が心地良い。 スープの絡みはやや弱いが、麺の食感と味わいでその分を補っている。 具のチャーシューは、肉厚のものが2枚。 適度な噛み応えがあり、肉本来の旨みがしっかりと感じられる。 玉ねぎは、以前は刻んだものだったようだが、スライスしたもの。 さらしてあるので、ツンとした感じはない。 食感的には、刻んだものの方が良さそう。 他の具は、海苔。 サイドメニューの「丼もの」。 日によって内容が変わる。 スライスとバラ肉が載ったチャーシュー丼。肉づくし。 ほど良い味付されたスライスを食べた後、スープを注ぎお茶漬け風にして食す。 ツーンと鼻腔をすり抜けるワサビの刺激が心地良い。 サラサラと食べて、完食。 【掲載】2012年6月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★☆ |
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