＞港区のラーメン店リスト＞四川飯店＠六本木ろっぽんぎ しせんはんてん
【所在地】東京都港区六本木7-15-17 ユニ六本木ビル4階 【お店の地図】
【電話】03-3402-3465
【定休日】無休（年末年始は除く）
【営業時間】11：30-14：15（L.O.）/17：00-21：15（L.O.）
【最寄駅】
○東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩2分
○都営大江戸線 六本木駅 徒歩3分
エレベーターで4階に上がった「四川飯店」の入口（左）、店内（右）。
【メニュー（ランチ）】
〈金子料理長が贈る担々麺/1050円（デザート付き）〉
○白ゴマ担々麺、黒ゴマ担々麺、汁なし白ゴマ担々麺、汁なし黒ゴマ担々麺
〈ランチ麺・飯メニュー/1050円・大盛1312円〉
○豚肉とザーサイのサンラーメン、豚肉とザーサイの醤油味スープそば、海鮮入りあんかけ塩味焼きそば、陳マーボドーフかけご飯、海鮮入りあんかけチャーハン、他。
○黒醋酸辣湯麺1575円、フカヒレのせ醤油味麺1260円、フカヒレと中華粥セット1260円
※季節より内容は異なる。麺類にはご飯サービス有り。
□ホリデーランチ/1500円-（お好きな料理一品+スープ・漬け物・御飯+本日のデザート）
お好きな料理…①陳建民のマーボードーフ、②陳建一のマーボードーフ、③海老のチリソース、④黒酢のスブタ、⑤イカの青のり炒め
□レディースセット/1050円-ミニ陳マーボードーフかけ御飯+ミニ担々麺+ザーサイ+本日のデザート
□焼売1ヶ90円（注文は2ヶ以上）-①干し貝柱入り焼売、②わさび焼売、③ビーフン焼売
【限定メニュー（これまでの）】
冷やし担々麺1050円、牛肉と野菜入り醤油麺、エビ入り塩味麺、エビ入り塩焼きそば、エビ入りチャーハン、彩り野菜チャーハン、他
【系統】中国四川料理系担担麺
【お店について】
「民権企業株式会社（昭和45年設立）」が運営するお店。代表取締り役は、料理の鉄人：陳建一氏。
四川飯店グループの第1号店は、現在の西新橋辺りの田村町・四川飯店〈1958年（昭和33年）-現在閉店〉。現在は、赤坂四川飯店を本店とし、全国に支店を展開をしている。都内では池袋・立川・北千住等、他府県では名古屋・呉店・徳島・松山・高松・博多などがある。また、屋号や業態を変えて、「スーツァン レストラン 陳（渋谷・名古屋・高松・広島）」、「陳建一の担々麺ハウス（福岡）」、「陳建一の麻婆豆腐店（木場・立川・みなとみらい・南船橋）」等がある。
「六本木・四川飯店」は、陳建民（陳建一の父）氏が2号店として1960年（昭和35年）にオープンさせたお店。
その陳建民氏は、1952年（昭和27年）に来日し、日本で四川料理を広めた人物として知られている。また、麻婆豆腐と並んで馴染みのある担々麺は、同氏が日本人の口に合うようアレンジした料理の一つである。
六本木交差点より、六本木通りを渋谷方面に歩いて直ぐという好立地にある。
六本木通り沿いに面した「ユニ六本木ビル」の入口。
エレベーターに乗り、4階で降りると赤い絨毯が敷かれている。入り口横の壁に「本日の御予約」と書かれた黒板が掛けられ、小さなホテルの宴会場という雰囲気。
店内は、事前に抱いた「高級そうな」という先入観に反して、庶民的な雰囲気。中国料理店によくある「極彩色と金」といった色彩や絢爛豪華な調度品がないので、馴染みやすく、落ち着いた雰囲気の中で食事ができる。
座席数は通常50席程度、最大数は約100席。
全般的な価格設定は良心的で、絶品なる味をリーズナブルに味わえる。
本日は「汁なし黒ゴマ担々麺」。
麺は中細のストレート麺。温かい麺を練り胡麻やラー油などの調合されたタレで和えられている。湯きりをした後、水で締めることはせずバットに入れて冷ましているので、温かさが残っている。
モッチリとした食感の麺に、タレがよく馴染んでいる。ラー油の適度な辛味、胡麻の芳ばしさと甘味、そして花椒（中国山椒）の痺れが一体となり、麺を口に入れた瞬間からジワジワと刺激と旨味が襲ってくる。食べた後に舌に残る痺れの感覚がたまらない。
具の青梗菜（ちんげんさい）は麺を食べる合い間の良い箸休め。挽肉は、美味しさを引き立てている。他の具は、刻みネギ。
別添えのスープは、ほんのりと鶏の風味が香るあっさりとしたスープ。
デザートの「タピオカ入りココナッツミルク」。
口直しとして嬉しい甘味のデザート。ココナッツ特有の味と上品な甘味で美味しい。
【掲載】2010年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
本日は「冷やし担々麺」。夏季限定のメニュー。ライスサービス有り。デザートはなし。
麺の上に盛られた色鮮やかな具。「汁なし担々麺」との違いは、これらの具とタレの多さ。
中細のストレート麺は、固めの茹で加減。スルスルと啜りやすく、噛むとシコシコとした食感。
タレはドロッと麺に絡みつく濃厚さ。芳醇なるゴマの香りと絶妙なピリ辛度。芝麻醤の豊かなコクが、後を引く。
具は挽肉、豆もやし、水菜、白髪ネギ、プチトマト。濃厚な味に、サッパリ感を与えてくれるのがこの野菜達。後半やや単調になる「汁なし担々麺」と違い、最後まで飽きのこない味わい。
【掲載】2010年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
本日は「汁なし白ゴマ担々麺」。金子料理長がおくるランチタイムに贈る4種の味の担々麺の一つ。ライスとデザート付き。
汁なしが本来の「担々麺」。中細のストレート麺は、湯きりをした後、水で締めることはせずバットに入れて冷ます。そのため、温かさは残っている。このモッチリとした麺の食感に、タレが馴染んでいて美味しい。ラー油のピリッとした辛味とゴマの甘味、そして花椒の痺れるような辛味が絶妙なバランスで合わさっている。辛味も痺れも程好い加減。ジワジワと来る痺れ感がたまらない。
トッピングされている青梗菜が、良い箸休め。他の具は挽肉とネギの微塵切り。
残ったタレに、御飯を入れて〆。スープは鶏ガラの出汁が効いている。これはお口直し。
最後にデザートの「杏仁豆腐」。これも口がさっぱりして美味しかった。
追加注文の焼売「干し貝柱入り焼売とわさび焼売」。
小皿に、醤油・酢・辛子を入れて、食す。特筆すべきものはないが、個々に美味しい。
参考までに、こちらは「レディースセット」。陳マーボードーフかけ御飯+ミニ担々麺+ザーサイ+本日のデザートが付いた女性用のお得メニュー。
【掲載】2010年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
本日は「担々麺」。元祖日本式担担麺。スープは、酢・醤油・芝麻醤・ラー油・ねぎ油等のタレに、ザーサイとネギを順に入れ、鶏ベースのダシを入れたもの。胡麻の風味は然程強くはないが、適度な辛味とコクがあり美味しい。
挽肉に、甜麺醤・酒・醤油・胡椒を加えた肉味噌。しっかりと炒めらた挽肉のポロポロ感が心地よく、スープに馴染むと甜麺醤の甘みが加わり深い味わいとなる。小松菜はサッと湯がかれており、シャキッとした食感で箸休めになる。
麺は中細の縮れ麺。しなやかで、啜り心地の良い麺。量的には少なめ。スープに比べ、麺の印象は薄い。
四川料理の味付の特徴の一つ「麻辣（マーラー）」が生かされた完成度の高い担々麺。単品ではボリューム感はないので、残った汁にサービスのご飯を入れて雑炊風にするのが良い。
【掲載】2009年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆