本日は「つけそば〔チャーシュー入〕」。
短冊切りのチャーシューが増量されたつけ麺。
麺は自家製のやや平たい断面の太ストレート麺。
皿の上に綺麗に盛り付けられている。
量は約300gで、柔らかめの茹で加減。
表面はツルツルとしていて、ソフトな食感。
一瞬“伊勢うどん”を想起したが、そこまで柔らかくはない。
滑らかな口当たりで、小麦の風味が豊か。
昨今の弾力性のあるタイプとは対照的だが、栄楽でしか味わえない魅力がギュッと詰まっている。
麺の美味しさを堪能するために、つけそば人気が高いのもうなづける。
つけ汁は、小さめの小鉢に入っている。
出汁は鶏ガラと昆布・鰹節がメイン。鶏の風味が香る。
スープ表面には油層があり、やや多め。
醤油味に酸味を強めに効かせ、スープに力強さを与えている。
一味と胡椒の辛味はアクセントをつける程度。
塩梅は程よく、後半はやや薄めに感じる。
具は、麺が浸からない程ぎっしり入っている。
モモ肉のチャーシューは、脂身の少ない部位。
味は淡白ではあるが、つけ汁との相性は良い。
メンマはシャキシャキとした食感。
他の具は、刻み海苔、刻みネギ、刻みナルト。
最後にスープ割り。
器を厨房入口まで持って行き、スープを入れてもらう。
鶏の風味が香り立ち、酸味が効き、後味スッキリ。
【掲載】2009年7月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★☆