本日は「つけそば〔チャーシュー入〕」。
麺は自家製の平打ちの太ストレート麺。
平皿に整えられて盛られている。
麺の量は、てんこ盛りという感じで圧倒される。
デフォルトでこの量なので、[大]や[特大]は想像を絶する。
麺肌は艶やかで、柔らかめの茹で加減。
一般的なつけ麺に使用する密度感のある麺とは違い、かなりソフト。
この口当たりの良いところが、客層の多くを占める中高年に支持されてきた理由。
多めに見えるが、食べ始めると胃の中にどんどん収まっていく。苦しくなるということは無い。
適度な満腹感で、幸せな気分にさせてくれる。
つけ汁は、丸長系に共通する小さめの器に入っている。
それにより、先にある程度具を消化しないと、麺を浸すことはできない。
出汁は、鶏ガラと昆布・鰹節が主体。
醤油味に酸味を効かせたスッキリとした味わい。
鶏油の香りと魚介類の旨味が、クセになる。
一味と胡椒の刺激は、アクセントをつける程度。
具のチャーシューは短冊切りのものがギッシリ入っている。
モモ肉で、脂身はほとんどない。
適度な噛み応えを残した柔らかい肉質。
メンマはシャキシャキとした食感。
他の具は、刻み海苔、刻みナルト、小口切りのネギ。
最後にスープ割り。
鶏特有の風味と酸味が際立つ。
後味、スッキリ。
【掲載】2012年12月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★☆