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麺汁食前 好日|東中野駅(JR総武線/都営大江戸線)

煮玉子らあめん【2006年4月】|実食レポート

好日@東中野-煮玉子らあめん
本日は「煮玉子らあめん」
器は有田焼を使っている。

鳥取の「大山地鶏」の丸鶏、豚足などの動物系と九十九里産の煮干やサバ節・鰹節・大分産の干し椎茸・昆布などの和風ダシを別々に摂りブレンドしたスープ。
醤油ダレには天然本醸造の醤油を使用。

一口飲むと天然素材の持ち味を余すことなく上手に引き出していることがわかる。
通常口にする一般的な醤油ラーメンとは違い、グレイドが高い。
口当たりが良く、ホットするような心休まる味わい。
最近の魚粉や香味油でインパクトを強めたものとは違い、極めてナチュラルな旨さだ。
飽きのこない味とはこういうものだというお手本のような味わいでもある。
後半、胡椒の存在を意識させられるが、アクセント程度に抑えられてはいる。
この刺激は好みがあるので控え目でも良いかなとも思う。

自家製の多加水率の太ストレート麺は製麺機で毎日打つもの。
一日熟成させてコシを出す。
噛みしめるほどに小麦やつなぎに使った卵の風味が口の中に広がり味わいのある麺。モチモチとした食感と舌触りが心地よい。ボリュームも文句なし。
つけめんの注文頻度が高いのも頷ける。

肩ロースのチャーシューは味付けは程よく、箸で掴むとホロホロと砕けるような柔らかさ。

煮玉子は硬めに茹でられた半熟。
白身に程よく味が滲み込み、黄身はゼリー状。
メンマは手で裂かれたような細め。コリコリとした歯ごたえが良い。

醤油ラーメンの旨さが、極めて自然な形で表現されている。

【掲載】2006年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

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