本日は「煮玉子つけめん」。
あつもりと違って、麺がキュッと引き締まっている。
表面は張りがあり、中心部分はモチッとした食感。
昨今もてはやされている歯を押し返すほどの弾力性のあるタイプとは対照的。
日本蕎麦で例えるならば、田舎そばと二八そばの違い。
小麦の風味はさほど強くはないが、麺の旨さと滑らかな舌触りで、多く見える麺もスルスルと胃に収まっていく。
つけ汁にはメンマとチャーシューの短冊切りが入っている。
具沢山とはいえないが、麺を中心に食べ進むとその量は気にならない。
割りスープは、ポットに入れたものが差し出される。
鶏ガラスープで、単独で飲んでも美味しい。
割ると底に沈殿している胡椒のピリ辛感を意識させられるが、スッキリとした味わいで完結。
尚、ランチタイムには、「もやし小鉢(小)」がもれなく付いてくる。
シーチキンを和えたもので、箸休めとして、また酒の肴にも合う一品。
【掲載】2007年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★