本日は「つけ麺(並盛)」+味玉。
麺の上に載せられた野菜の浅漬け、つけ汁の中にもみじおろしが入った独創的なスタイルを取るこのお店のベーシックメニュー。
麺は自家製の太ストレート麺。
やや柔らかめの茹で加減。
滑らかな舌触りとモッチリとした食感で美味しい。
小麦粉の密度感があり風味・味共に良い。
つけ汁は、酸味と甘味が抑えられた豚骨魚介スープ。
動物系のしっかりとしたボディに、魚介系を効かせたバランスの良さが光る。
背脂、魚粉の投入と今風のコッテリを演出しているが、もみじおろしを加えることで、くどさを感じさせない。
麺の上のキャベツ・ニンジン・大根の浅漬けは、柚子味のライトな酸味が効いていて、お口直しにピッタリ。
大根が“ゲンコツの骨”の形をしているのが面白い。
汁の中には、角切りのチャーシューがゴロゴロと入っている。
開店当初の豚バラ肉を煮たものではなくなった。
味玉は味付は控えめで、黄身が餡子状の半熟具合。
メンマは胡麻油の風味でシャキシャキとした食感。
他の具は、万能ねぎ。
最後にスープ割り。やや粘度のある感じから、サラサラのスープに変わる。
【掲載】2009年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆