本日は「味噌らーめん」。
スープは豚骨ベースで、魚介類と野菜を加えた出汁。
タレは修業先直伝の数種類をブレンドした濃厚な味噌ダレ。
隠し味に赤と白のワインを使用。
中華鍋に入れた野菜をゴマ油で炒め、それにスープと味噌ダレを加えて煮る“札幌味噌ラーメン”方式でつくる。
まずは一口。
スープ温度は熱々で、ほのかに香るゴマ油の香ばしい風味。
ほんのりとした野菜の甘みが滲み出たコクのある味噌味。
どちらかと言えば、出汁よりも味噌ダレの主張が強い。
大量に振りかけられたすりゴマが、スープと混じれば、奥深い味わいになる。
口当たりが良く、ニンニクの風味が食欲をそそる。
麺は「小林製麺」製の中細縮れ麺。
熟成度が高く、かん水多めのプリプリとした食感。
スープの絡みが良い。
具の野菜は、もやし、キャベツ、玉葱、ニンジン、コーンなどの炒め野菜。
それに、トッピングされた小口切りのネギ。
炒め野菜は、シャキシャキ感もあり、たっぷり入っているのが嬉しい。
四角い形状の豚チャーシューは、トロッとした柔らかい食感。
味付けが淡白で、質感が鶏チャーシューの様。
メンマはシャクシャクとした食感。
最近流行りのアレンジされた味噌ラーメンではなく、王道を行く“札幌味噌ラーメン”といった印象。
【掲載】2012年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆