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(閉店・業態変更)麺や 七彩|都立家政駅(西武新宿線)

チャーシューめん(醤油)+半熟味付玉子【2012年1月】|実食レポート

チャーシューめん+味玉-麺や七彩@都立家政
本日は「チャーシューめん(醤油)(大盛)」+半熟味付玉子

久々の訪問。店主は山下さんで、奥さんがホールを担当。
製麺機が無くなった分、少しすっきりとした。

表面に油層のある琥珀色の透明感のあるスープ。
一口飲むと、ふくよかな鶏の上質な旨みと、醤油の凛とした醸造風味が口中に広がる。
無化調らしいスッキリとした味わいながら、しっかりとしたインパクトもある。
煮干しや昆布などの海産物の滋味深さに、鶏などの動物系が影からそっと支えている。
何度もスープを啜るうちに、その妖艶さに引き込まれていく感じを覚える。

麺は平打ちの太縮れ麺。しっかりと手揉みされ、絶妙にスープと絡みあう。
麺の長さが短めなので、ランダムな動きをしながら一気に滑り込んで来る。
噛めば多加水らしいソフトな食感で、噛んだ瞬間ムニュっと奥歯から四方に広がり、小麦の風味が弾ける。
唇を蛇行しながら入る感覚と、噛んだ時の歯にまとわりつくような感覚がたまらない。

具のチャーシューは、角切りのバラ肉を厚くスライスしたものが4枚とそれよりやや薄めのモモ肉が2枚入っている。
バラ肉は、脂が程良くつき、トロトロとした口どけ感がありウマい。
モモ肉は低温調理をしてレアな感じ。しっとりと柔らかく、適度な歯ごたえも残している。
共にシンプルな味付で、肉の味が生きている。
味玉は、味がしっかりと感じられ、黄身がゼリー状の半熟具合で美味しい。
メンマは細切りで、シャキシャキとした食感。

「喜多方らーめん」と銘打っているが、単なるイミテーションではない。
現代感覚の手法で喜多方をブラッシュアップさせ、昇華させた一杯と言える。

【掲載】2012年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★

店舗外観・内観

七彩@お店の外観
麺や七彩の創業当初の店舗外観。褪せた藍色の暖簾。

七彩@店内(創業当初)
創業当初の店内。奥が藤井さん、手前が阪田さん。

七彩@店内(直近)
現在店主の山下さん。
 

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