本日は「赤霜らーめん」。
「霜降らーめん」は、喜多方の一部で「霜降」と呼ばれる背脂入りのラーメンがあり、それをヒントにしたもの。
「赤霜らーめん」は、山形県南陽市「赤湯ラーメン龍上海」のメニューである“からみそラーメン”をヒントにして、「霜降らーめん」に辛味噌をトッピングしたもの。
基本ベースの清湯スープに、背脂を大量に加えている。
オイリーな感じもあるが、脂っこさはない。
スープを口に含む。
熱々な温度。
背脂の甘みとコクが楽しめる。
続いて、辛味噌をゆっくりと溶かし込む。
「辛み」と特有の「香り」が加わり、味変効果。
辛みは中辛。この辛味が、食欲を掻き立てる。
麺は自家製の太縮れ麺。
茹でる直前に体重をかけて揉み込んだボコボコ麺。
啜るとフルフルと不規則な動きをしながら、唇を通り抜ける。
スープをしっかりと受け止め、一体感が出ている。
噛めばモッチリとした食感。
具のチャーシューは2種類。
モモ肉は、噛み応えのあるミチッとした食感。
バラ肉は、ホロホロ崩れる柔らかさで、ジューシー。
メンマは、細裂き。
他の具は、ネギ。
【掲載】2012年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★