本日は、「Bセット970円」。
メニューの内容
@『茨城』スタミナ冷やし
A厚焼き玉子
B自家製糠漬け
C味噌汁(しじみ・長葱)
最初に、Aの
厚焼き玉子が差し出される。
ほんのり甘く、ふっくらとした仕上がり。
続いて、Bの
自家製糠漬け。
左から、ニンジン、紫キャベツ、玉葱。
古漬けではなく、漬かり方は浅め。サクサク、コリコリとした食感で、適度な酸味。
最後は、@の
『茨城』のスタミナ冷やし。
「スタミナ冷やし」とは、茨城県の水戸市とひたちなか市を中心としたご当地ラーメン。
冷やした麺の上に、熱々の餡をかけるというもの。
メインの具は、豚レバーと野菜数種類。
地元の学生には、メジャーな食べ物。
見た目は、酢豚か広東麺かという感じ。
汁はなく、全てドロッとした餡。
水で締めた麺の上にかけられているが、全体が熱々の状態。一般的な“冷やし”とは違う。
麺は、稲庭うどんの老舗「佐藤養悦本舗」の特注麺(乾麺)。
麺を引き出そうとすると、麺が長いのと、餡が吸着しているのとで持ち上げにくい。
啜る際は、ズル、ズズズッと音を立てながら口の中に運ぶ。
柔らかめの茹で加減で、餡との一体感がある。
モッチリ、モチモチとした食感で美味しい。
餡は甘辛い味付け。
七彩にしては味が濃いめで、かなり甘い。
おそらく、地元の味を忠実に再現しているためであろう。
終盤、ブラックペッパーと一味のピリッとした刺激が効いてくる。
具の豚レバーは、片栗粉をまぶした後に、軽く油で揚げてある。
特有の臭みは無く、食べやすい。
野菜は、南瓜、ニンジン、キャベツ、花ニラ。
この中で、花ニラのコリコリとした食感が心地良い。
甘味と刺激のある辛さで、食欲増進。
大量の野菜とレバーで、ビタミンの補給も補える高機能食品ともいえる。
夏場に精力がつく一品。
C
味噌汁(しじみと長葱)は、お店側の出し忘れ。
こちらも家路に向かう途中で気づく。残念。
【掲載】2012年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆