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本日は、「生姜そば(醤油味）」。
「気まぐれシリーズ」の“気まぐれらーめん”という限定メニュー。
提供メニューと提供期間は、特に決められていない。
だから、気まぐれ。

やや小ぶりの丼鉢。
おろし金ですりおろした生姜が、大量に入っている。

まず一口。
クリアでありながらコクのある鶏の出汁に、穏やかな醤油味。
その後、尻上がりに際立ってくるのが、生姜の香味。
豚肉の生姜焼きと同様、醤油と生姜の相性の良さを感じさせる。
心地良い刺激で、新陳代謝機能促進。

麺は、「佐藤養悦本舗」製の中細ストレート麺。
特注の乾麺。
滑らかな口当たりが、特徴。
穏やかな味を良く絡めつつ、チュルチュルと唇の間をすり抜ける。
しなやかなボディで、噛むと弾ける様な食感。
以前の自家製麺とは異なるタイプで、中華麺らしくないところが斬新。

具のチャーシューは、脂身のない赤身のみ。
低温調理されたしっとりとした肉質。
適度な噛み応えで、噛みしめると肉の旨みが出て来る。
メンマは細いもので、コリコリとした漬物のような歯触り。
他の具は小口切りのネギ。

麺量を選べた自家製麺時代と比べると、量的には物足りなさも。
サイドメニューを取るか、或いは大盛にする方が無難。

【掲載】2012年9月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★

「食堂七彩＠都立家政」の店舗外観。


厨房で腕をふるう阪田博昭さん。


厨房で腕をふるう藤井吉彦さん（左）と山下勝義さん（右）。


食堂七彩の店内の様子。


店内の様子。


卓上の様子。